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ファイザー株式会社 Working together for a healthier world より健康な世界の実現のために
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ファイザープログラム2016年度の活動

ファイザーでは、「心とからだのへルスケア」の視点を重視したより良い社会への寄与を目的として、公的機関のサービスや社会資源が十分に整っていない分野で活動している市民活動・市民研究を応援しています。

多様性を認める心豊かな社会の実現へ。
~さらなる活躍が見込まれる活動・研究をサポート

全国からの応募数105件、選考委員による厳正なる選考の結果、2016年度の助成対象プロジェクトが決定しました。

写真:助成決定団体によるプロジェクトの紹介の様子
助成決定者の授与
写真:選考委員長 武井秀夫氏の選評 写真:助成決定書の授与
ファイザー梅田社長の挨拶 贈呈式会場内の様子
画像:2016年度ファイザープログラム応募団体支援対象の分類2016年度ファイザープログラム応募団体支援対象の分類 拡大図はこちら

ファイザープログラムは、主に中堅世代(30歳代~50歳代)の人々の「心とからだのヘルスケア」に関する課題に取り組む市民活動、市民研究を支援する助成事業です。最長3年間の継続制度で、プロジェクトに関わる人件費や家賃・光熱費といった事務局経費をも助成対象とする制度を先駆けて導入してきました。独創的・試行的かつ社会的な意義が大きいにもかかわらず、公的機関などからの支援が受けにくい活動を助成対象とし、社会的認知を高めるとともに、さらにその自立を援助するという、ほかに例のないユニークな助成であり、また、疾病、障がいを抱える方をはじめ、生活困窮者や公的制度の狭間で支援を必要とする方々など、従来の「ヘルスケア」の枠にとらわれない対象者への支援も特徴です。

2000年9月に創設され、この16年間に延べ3,850件の応募があり、新規・継続助成合わせて354件のプロジェクトに対し、総額6億7,354万円を助成金として支援してきたファイザープログラム。本年度は、新規助成7件、前年度の助成対象団体が応募する継続助成8件を選出し、合計15件のプロジェクトに2,760万円を助成することとなりました。

ファイザーは、ヘルスケアを広く捉え、本業である医薬品の開発と提供だけでは十分に満たすことのできない活動を後押しすることによって、これからもより良い社会づくりに貢献したいと考えています。

2016年度助成対象プロジェクトはこちら

ファイザープログラム2016年度[新規助成]
健康管理の支援で当事者の自律をサポート 生活困窮者を中心とした健康改善及び自律支援事業

特定非営利活動法人 仙台夜まわりグループ[宮城県]

写真:左から、青木淳子さん、 新田貴之さん、理事・事務局長 青木康弘さん 左から、青木淳子さん、 新田貴之さん、理事・事務局長 青木康弘さん 写真:青木康弘さん

「仙台夜まわりグループ」は、仙台市内の路上生活者や生活困窮者を対象に、夜まわりでの声がけをはじめ、炊き出しやセミナー、居宅支援、中間就労など、多岐にわたる支援活動を続けています。中間施設となる居宅は80室あり、ここでの生活をきっかけに、仕事を見つけ、自律への道を進んだ人は、600人にものぼります。

主に東北出身で50歳代後半から60歳代の男性が多かった路上生活者ですが、2011年3月11日の東日本大震災後、復興事業の職を求めて全国から人が集まったことで今では半数が他県出身となり、さらに30歳代から50 歳代という中堅世代の対象者が急増しました。そのような人々を支援しているなかで、明らかになってきたのが、健康に関する課題です。居宅支援での生活を始めても、暮らしのためにとにかく仕事に励み、自分の健康を後回しにしてしまう人が多く、重篤な状態になって初めて病院に運ばれる方もいたそうです。
事務局長の青木 康弘さんは、「せっかくやり直しの機会を得られたのにもかかわらず、病気などで通常の生活ができなくなるのは本当に残念に思っていました」と語ります。実態を把握するために健康に関するアンケート調査をとったところ、身体に痛みを感じていながらも我慢を続けていたり、以前、高血圧や糖尿病といった生活習慣病と診断されたものの放置しているという答えがほとんどだったといいます。行政や医療連合会に働きかけ、路上生活者を対象とする結核検査や健康診断が実施されるようになりましたが、病院のかかり方がわからない人や勝手に服薬をやめてしまう人なども多いことから、青木さんたちは、さらにきめ細やかなサポートの必要性を感じるようになります。

そこでまず取り組んだのは、病院へ行くというハードルを下げること。路上生活者や生活困窮者の方が病院に行く場合、支援を受けるための手続きが煩雑で敷居が高いと感じられていたため、協力してくれる病院を探し、役所経由ではなく、当事者が直接病院に行き、病院から役所に申請をしてもらうシステムを確立しました。今後も、医療機関と連携して、いつでも必要な時に診療を受けられる体制を強化できるよう働きかけていくそうです。

「健康というひとつのテーマが、生活を取り戻したり、回復をしていく上で必要不可欠なものだと実感しています」と青木さん。「仙台夜まわりグループ」では、ファイザープログラムの活用によって医療に特化した支援活動を展開し、当事者の健康と自律をサポートしていきます。

ファイザープログラム2016年度[新規助成]
シェルターを拠点として新たな支援を展開 セクシュアル・マイノリティの中堅世代困難層に向けたHIV検査同行とサポート

クライシスサポートセンターnolb[東京都]

写真:事務局長 濵中洋平さん事務局長 濵中洋平さん 写真:贈呈式にて、濵中さん(左)とスタッフの大垣さん(右)贈呈式にて、濵中さん(左)とスタッフの大垣さん(右) 写真:贈呈式でのプレゼンテーションの様子贈呈式でのプレゼンテーションの様子

2012年の発足以来、セクシュアル・マイノリティ当事者に向けたHIV 感染症の検査同行支援を行っている「nolb」。初めてファイザープログラムの支援助成を受けた昨年は、この同行支援というスタイルを確立・体系化するとともに、医療機関・心理・福祉専門職といった他団体の活動も相まったことから、“東京都のHIV 検査の受検率を増やし、エイズ発症で感染が分かる割合を25%下げる”と掲げた目標数字は大幅に上回り、50.6%にもなりました。ツイッターなどのSNSも活用し、感染者の多い層に団体のアカウントからメッセージを送るなどしたところ、最初は拒絶していた人から、数日後、「やはり検査に同行してほしい」という連絡が来たケースもあったそうです。検査の結果が判定保留となり、確定検査の結果が出るまでには7日間を要しますが、ひとりで過ごす人のなかには、自殺を図ったり自暴自棄になってしまうこともあるため、代表である濵中 洋平さんやスタッフが寄り添い、見守れるようにと、昨年8月にはシェルターを開設しました。ここは、検査結果を待つ人のほか、結果が出た後に生活が安定しても社会とうまくつながれない人、パートナーや家族間のトラブルから距離を置く選択をした人などの“居場所”となっていますが、「ここしか居場所がない状態のままにするのは、絶対にしてはいけないこと」だと濵中さんは言います。「ここでは家事もしてもらうし、nolbのワークショップやプログラムに参加したり、いろいろなことに関わってもらいます。そうしながら自分自身の再建に取り組んで、中身の濃い7日間を過ごすと、ほとんどの人が何かを見つけられるようになりますね」。濵中さんは、生活保護の申請手続きを手伝ったり、音信不通だった家族との仲介役になったりと、支援を求めてきた人にとって何が必要かを一緒に考え、共に行動しています。

継続2年目となる今年は、このシェルターを、もっと気軽に利用できるような仕組みにすると同時に、“ここしかない”状態にしないために、他の施設などでも受け入れてもらえるような働きかけを行い、“居場所づくり”を広げたいと語る濵中さん。さらに、HIV 検査同行のサポートを強化するため、新たなサポーターの育成にも取り組む予定です。支援の届きにくい人たちを支える「nolb」の活動は、さまざまな課題の解決に向け、さらなる広がりを見せ始めています。

社会貢献活動

ファイザーの社会貢献活動動画~より健康な世界の実現のために~ 動画でみる

ファイザー
企業市民レポート 2016
ファイザー企業市民レポート2016 PDF版
ファイザー企業市民レポート2016(PDF:2.07MB)
『ファイザー企業市民レポート』 PDFでご確認いただけます。

THE BIG ISSUE JAPAN ビッグイシュー日本

THE BIG ISSUE 掲載記事

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