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プレスリリース2008年度 このページを印刷する

報道関係者各位
2008年4月22日
ファイザー株式会社
日本初の経口禁煙補助薬
「チャンピックスR錠」新発売


−喫煙に伴う満足感を抑制し、タバコへの切望感を軽減−

ファイザー株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:岩崎博充、資本金:648億円)は、5月8日(木)にニコチン依存症の喫煙者に対する新しい禁煙補助薬「チャンピックスR錠0.5mg、同錠1mg」(一般名:バレニクリン酒石酸塩)を発売いたします。

チャンピックスは、米国で禁煙治療を目的に開発された日本初の非ニコチン製剤であり、経口禁煙補助薬です。既存の禁煙補助薬がタバコの代わりにニコチンを補充することによって禁煙に伴うイライラや集中できないといった離脱症状を軽減する「ニコチン代替療法」であるのに対し、チャンピックスは脳内のα4β2ニコチン受容体に選択的に働き、離脱症状やタバコに対する切望感を軽減するとともに、喫煙による満足感を抑制するという画期的な作用機序で禁煙効果を発揮します。

チャンピックスは、脳内のα4β2ニコチン受容体に対して、ニコチンより高い親和性を持って作用します。本剤はα4β2ニコチン受容体を部分的に刺激し、少量のドパミンを放出させることによって禁煙に伴う離脱症状やタバコに対する切望感を軽減します。同時に、本受容体にニコチンが結合するのを阻害するため、チャンピックスを服用中に再喫煙した場合には、喫煙による満足感を抑制します。

この度のチャンピックスの日本での発売について、ファイザー社の会長兼最高経営責任者ジェフリー・キンドラーは次のように述べています。「ファイザーは、日本の患者さんと医師にチャンピックスを提供できることを喜ばしいことと思っております。チャンピックスは禁煙治療のための画期的な薬剤であり、禁煙を望む世界中の何百万人もの喫煙者の一助となっています。また、日本の医療行政が、まだ満たされていない重要な医療ニーズに答える治療のベネフィットを認めていることを嬉しく思います。」

また、ファイザー株式会社の代表取締役社長岩崎博充は次のように述べています。「喫煙は慢性かつ再発性のある病態で、疾患、死亡、そして障害の予防可能な主要なリスクファクターの1つです。チャンピックスは禁煙治療のための画期的な薬剤です。私共は、患者さんがチャンピックスと医師のカウンセリングの下でニコチン依存症を克服できることを望んでいます。」

禁煙を希望する日本人喫煙者を対象とした12週間投与の二重盲検比較試験において、主要評価項目の第9〜12週の4週間持続禁煙率(4週間タバコを一服もしなかった人の割合)は、チャンピックス1mg 1日2回投与群で65.4%(85/130例)、プラセボ群で39.5%(51/129例)で、チャンピックス群はプラセボ群と比較して統計的に有意に高い禁煙率を示しました。チャンピックスの主な副作用は、嘔気、頭痛、便秘などであり、これらの副作用は大半が軽度でした。

2006年4月1日より、一定の施設基準を満たし、禁煙治療施設として届出された保険医療機関において、ニコチン依存症の患者さんへの禁煙治療に対する保険診療が開始されました。患者さんが保険診療を受けるためには一定の要件を満たすことが必要です(下記の参考資料(1)をご参照ください)。

チャンピックスの発売に伴い、ファイザー株式会社は、ニコチン依存症の患者さん用のウェブサイト「www.sugu-kinen.jp」を5月8日から開設する予定です。このサイトでは、患者さんがよりスムーズに禁煙治療を受けられるよう、3匹のねずみのキャラクターが治療の流れをわかりやすくご案内します。また、禁煙治療を受けられる医療機関の検索も可能です。

日本の喫煙者数は約2,600万人であり、先進国の中でも喫煙率が高いというのが現状です。多くの喫煙者は禁煙することを望んでいるものの、ニコチン依存症はニコチンに対する心理的・身体的な依存に基づく慢性かつ再発性のある疾患であるため、本人の意志のみでは克服が困難です。この事実を踏まえて、2006年4月からニコチン依存症に対する治療への保険適用が開始され、医師による治療を受けやすくなりました。チャンピックスはすでに海外では60ヵ国以上で承認され、500万人以上に使用されています。ファイザー株式会社は日本でのチャンピックスの発売によって、ニコチン依存症の患者さんが使用できる薬剤の選択肢を広げ、より効果的な禁煙治療に貢献できるものと考えています。

チャンピックスR錠の概要

製品名 チャンピックスR錠0.5mg、同錠1mg(Champix Tablets)
一般名 バレニクリン酒石酸塩(Varenicline Tartrate)
分類 α4β2ニコチン受容体部分作動薬(禁煙補助薬)
効能・効果 ニコチン依存症の喫煙者に対する禁煙の補助
用法・用量 通常、成人にはバレニクリンとして第1〜3日目は0.5mgを1日1回食後に経口投与、第4〜7日目は0.5mgを1日2回朝夕食後に経口投与、第8日目以降は1mgを1日2回朝夕食後に経口投与する。なお、本剤の投与期間は12週間とする。
特徴
1. 新しい作用機序に基づく、日本で初めてのニコチンを含まない経口禁煙補助薬です。
2. ニコチン依存症の喫煙者において高い禁煙率を示します。
禁煙を希望する日本人喫煙者を対象とした12週間投与の二重盲検比較試験において、主要評価項目の第9〜12週の4週間持続禁煙率は、チャンピックス1mg 1日2回投与群で65.4%(85/130例)、プラセボ群で39.5%(51/129例)で、チャンピックス群はプラセボ群と比較して統計的に有意に高い禁煙率を示しました。
3. 喫煙により得られる満足感を抑制します。
4. 禁煙に伴う離脱症状およびタバコに対する切望感を軽減します。
製造販売 ファイザー株式会社
包装 チャンピックス スタート用パック: (0.5mg×11錠、1mg×14錠)×5パック
  チャンピックス錠0.5mg: 14錠(PTP)× 2シート
  チャンピックス錠1mg: 14錠(PTP)× 6シート
  チャンピックス錠1mg: 14錠(PTP)× 50シート
薬価 チャンピックス錠0.5mg  0.5mg 1錠  132.60円
  チャンピックス錠1mg  1mg 1錠  237.40円
薬価収載日 2008年4月18日(金)
発売日 2008年5月8日(木)
製品画像:チャンピックス錠® 0.5mg/1mg
製品画像:チャンピックス錠® 0.5mg/1mg
「チャンピックス錠R 0.5mg/1mg

参考資料はこちらPDF(170KB)

以上
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