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プレスリリース2009年度 このページを印刷する

報道関係者各位
2009年11月19日
ファイザー株式会社
≪子供を持つ会社員の咳に関する意識調査≫
インフルエンザ流行警報発令中!
咳が気になる季節に、職場と家庭での感染対策への意識を調査


職場での不快な咳、8割以上が“早く病院に行って治療して欲しい”
44.5%が3日以内に受診、一方で4人に1人は1週間以上様子見している実態が明らかに

感染リスクの高い職場、マスクをしていても拭えぬ不安

咳が続く状態にもかかわらず、4人に1人が職場でマスクを着用していない
咳が気になるのに医療機関を受診しない理由のトップは「放っておけば自然とおさまると思ったから」
約4割が職場で病気をうつされたと感じたことがある
72.3%がマスクを着用していても病気をうつさないか心配と回答

怠りがちな家庭内での感染対策

咳が続くにもかかわらず、51.7%が家庭でマスクを着用しないと回答
着用しない理由は「家の中でまでマスクを着用するのが面倒だから」がトップ
職場でマスクを着用しない回答者の8割以上は自宅でもマスクを着用せず
約半数の親が咳が原因で子供から病気をうつされたと感じたことがある

ファイザー株式会社(本社:東京都、代表取締役社長:岩崎 博充、資本金:648億円)は、2009年10月10日、15歳以下の子供を持つ20代~40代の会社員男女600人(男女 20代、30代、40代/各100人)を対象に、咳への意識と感染対策の状況に関するインターネット調査を実施しました。

新型インフルエンザの流行が懸念される昨今、感染症対策の重要性がこれまで以上に高まっています。咳は様々な感染症の予兆となっていることも多く、感染症の拡大を防ぐためには、マスクの着用などによる咳エチケットの徹底と、医療機関を受診して咳の原因を特定し、適切な治療を早急に受けることが重要です。特に周囲に感染が拡大するリスクが高い職場や、大人に比べて免疫力が低い子供がいる家庭においては、より一層の感染対策への理解が求められています。

そこでファイザーでは、職場と家庭での咳に対する対処の実態と、感染予防への意識を把握することを目的に今回の調査を実施しました。

今回の調査によって、主に次のことが明らかになりました。

このニュースリリース中の数値は、全て小数点第2位以下を四捨五入しています。

職場での不快な咳、8割以上が“早く病院に行って治療して欲しい”
44.5%が3日以内に受診、一方で4人に1人は1週間以上様子見している実態が明らかに

同僚が咳き込みながらマスクをつけて出社してきた際に、どんな印象を持つか尋ねた質問では、「早く病院に行って治療して欲しい」の項目に対して「非常にそう思う」33.3%(200人/600人)、「そう思う」50.7%(304人/600人)と、全体の8割以上が咳き込む同僚に対して、病院での早期治療を望んでいることが明らかになりました。また、「マスクをしているので咳をしていても気にならない」の項目に対しては、「あまりそう思わない」47.3%(284人/600人)、「全くそう思わない」6.5%(39人/600人)と、半数以上がマスクの有無に関わらず、同僚の咳が気になっていることもわかりました。

一方で、「数日間にわたって咳が続いたとしたら、おおよそ何日目の段階で病院・クリニックを受診しますか?」と質問したところ、「3日」が28.8%(173人/600人)で最も多く、次いで「7日」が14.3%(86人/600人)でした。44.5%(267人/600人)が3日以内に受診している一方で、1週間以上を選択した人の割合が26.3%(158人/600人)と、全体のおよそ4人に1人が医療機関を受診するまでに1週間以上様子をみていることから、実際の治療を先送りにしがちな会社員の実態が見て取れます。

感染リスクの高い職場、マスクをしていても拭えぬ不安

咳が続く状態にもかかわらず、4人に1人が職場でマスクを着用していない

「もし咳が続く状態で会社に出社するとしたら、マスクを着用しますか?」との質問に、20.7%(124人/600人)が「あまり着用しない」、5.0%(30人/600人)が「着用しない」と、全体の4人に1人が、咳が続く状態にもかかわらず職場でマスクを着用しないと答えました。着用しない理由としては、「装着感が不快だから」を挙げている人が44.2%(68人/154人)で最も多く、「マスクを着用するのが面倒だから」の15.6%(24人/154人)、「会話や飲食がしづらいから」の13.0%(20人/154人)を大きく上回りました。

咳が気になるのに医療機関を受診しない理由のトップは「放っておけば自然とおさまると思ったから」

咳が続いて気になったことがあるのに、医療機関を受診しなかった回答者に、その理由を尋ねてみると、「放っておけば自然とおさまると思ったから」が38.9%(28人/72人)で最も多く、次いで「忙しくて病院を受診する時間がなかったから」の22.2%(16人/72人)、「咳ぐらいで病院を受診するのはおおげさだと思ったから」の20.8%(15人/72人)と続きました。忙しい会社員の中には、咳で医療機関を受診することをためらう人もいるようです。

約4割が職場で病気をうつされたと感じたことがある
72.3%がマスクを着用していても病気をうつさないか心配と回答

実際に、「咳をしていた職場や取引先の人から、病気をうつされたと感じたことはありますか?」と質問したところ、「よくある」4.8%(29人/600人)、「たまにある」34.0%(204人/600人)と、不特定多数の人に接する機会の多いビジネスシーンにおいては、約4割の会社員が周囲からの感染を感じているようです。

一方、自身に咳の症状がありマスクをつけて出社した場合の意識については、「マスクを着用しているので周囲にうつす心配はない」の項目に対して、「あまりそう思わない」61.0%(366人/600人)、「全くそう思わない」11.3%(68人/600人)と、全体の約7割が、マスクを着用していても他人に病気をうつすことに不安を感じている様子がうかがえます。

怠りがちな家庭内での感染対策

咳が続くにもかかわらず、51.7%が家庭でマスクを着用しないと回答
着用しない理由は「家の中でまでマスクを着用するのが面倒だから」がトップ
職場でマスクを着用しない回答者の8割以上は自宅でもマスクを着用せず

「もしご自身に咳の症状があったとしたら、自宅でマスクを着用しますか?」と尋ねたところ、「あまり着用しない」35.8%(215人/600人)、「着用しない」15.8%(95人/600人)と、全体の半数以上が、家庭でマスクを着用していない実態が明らかになりました。職場でのマスクの着用について「あまり着用しない」または「着用しない」と回答した割合は25.7%(154人/600人)であることから、家庭では職場のおよそ2倍の人がマスクを着用していない結果となりました。

自宅でマスクを着用しない理由について質問したところ、最も多かった回答は「家の中でまでマスクを着用するのが面倒だから」で37.7%(117人/310人)でした。職場でマスクを着用しない理由では、この“面倒だから”という回答は15.6%(24人/154人)であったことからも、家庭では職場に比べて感染予防への意識が低くなりがちであることが分かります。

また、職場でマスクを着用しない人の家庭でのマスクの着用状況を見てみると、職場でマスクを「あまり着用しない」と回答した人の83.9%(104人/124人)、「着用しない」と回答した人全員(30人/30人)が自宅でも「あまり着用しない」または「着用しない」と回答していることから、職場でマスクを着用しない人は、家庭でもマスクを着用しない傾向にあることが明らかになりました。

約半数の親が咳が原因で子供から病気をうつされたと感じたことがある

「あなたのお子さまの咳が原因で、自身が病気をうつされたと感じたことはありますか?」と尋ねたところ、「よくある」と「たまにある」を合わせて、47.8%(287人/600人)があると回答しました。「もしあなたのお子さまに長引く咳の症状があったとしたら、あなたはマスクの着用やうがい・手洗いなどの家庭内での感染予防の対策をとりますか?」との質問には、85.3%(512人/600人)が「必ずする」または「だいたいする」と回答しており、子供の咳に対して感染を警戒している様子が見て取れます。

今回の調査結果について
県西部浜松医療センター 副院長 矢野 邦夫 先生のコメント

「咳は気道内の過剰な分泌物や異物を排除するために体から出る防御反応で、風邪をはじめとする様々な疾患で現れます。特に感染症の場合には、咳は飛沫感染や空気感染などの感染経路の元になっていることから注意が必要です。新型インフルエンザについては、マスコミの報道を通じてご存知の方は多いと思いますが、一方で、マイコプラズマ肺炎や百日咳などの感染症が増加傾向にあることはあまり知られていません。そのため、これらの感染症では、対処が遅れることも多く、重症化や感染の拡大を招くケースも少なくありません。咳が続く時は、医療機関でその原因を特定し、適切な治療を受けることが重要です。

今回の調査では、咳をしている人に対して「早く病院に行って治療して欲しい」と回答した割合が8割を超えました。しかし一方で、咳が続いた際に4人に1人が1週間以上様子を見て治療を受けないことは、感染予防の観点からは懸念すべき点といえます。治療が遅れればそれだけ周囲への感染リスクが高まります。今回の調査では、マスクを着用していても病気をうつすのが心配と答えた人が多数いましたが、マスクはあくまで感染予防の手段であり、着用していれば大丈夫というわけではありません。根本的な治療のためには、医療機関で治療を受けることが大変重要です。

また、今回の調査からは、咳が出る際の職場でのマスクの着用率が74.3%であるのに対し、家庭では48.3%と大きく低下することが明らかになりました。「家の中でまでマスクを着用するのが面倒だから」との理由で着用していない人が多いことからも、家庭では感染対策意識が低下する傾向にあるといえます。しかし、今回の回答者のように家の中に子供がいる場合、子供は健康体の成人に比べて免疫力が低く、大人から感染した際に重症化することもあるため注意が必要です。子供から病気をうつされたと感じたことがある人が約半数いたように、食事や会話など生活を共にする家庭は感染を起こしやすい環境です。自身の症状が大したことないからと油断することなく周囲の人に影響する問題として考える必要があるといえます。

新型インフルエンザの影響もあると思いますが、今回の調査では、職場でのマスクの着用率や医療機関への受診率が概ね高いという結果が得られました。これは大変良いことだと思います。冬場は体の免疫力の低下と空気の乾燥により感染が起こりやすくなる季節です。職場だけに限らず、毎日の暮らしの中でも咳エチケットを守って感染拡大を防ぐことはもちろん、咳などの気なる症状が出たら、放っておかずに早めに医療機関を受診することを心がけていただきたいと思います。」

参考資料はこちらPDF(135KB)

以上
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