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プレスリリース2010年度 このページを印刷する

報道関係者各位
2010年3月16日
ファイザー株式会社
<40〜60代の男女 点眼方法に関する実態調査>
〜正しく点眼ができていない実態が明らかに〜


3割が“目薬をさし過ぎ”、
9割が“目をぱちぱち”など適切に点眼を行わず
- 4割が間隔をあけずに複数点眼 -

ファイザー株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:梅田 一郎、資本金:648億円)は、緑内障など成人の目の病気が多く発症してくる40〜60代の男女1,200人を対象に、点眼方法に関するインターネット調査を行いました。(※病院で複数の目薬を処方された経験のある人)

その結果、3人に1人の33.5%が目薬をさし過ぎており、94.2%が点眼後に“目をぱちぱちさせている”など適切な点眼を行っていない、37.2%が十分間隔を空けずに複数の目薬を点眼しているなど、点眼滴数、点眼後の行動、点眼の間隔について正しく点眼できていない実態が明らかになりました。結果概要は次の通りです。

  • “目薬をさし過ぎている人(2滴以上)”が33.5%
  • 点眼後に“目をぱちぱちさせている”など適切な点眼を行っていない人が94.2%
  • “目薬が目の外に流れ出ることがよくある”人の半数47.6%が点眼後“目をぱちぱちさせている”
  • “目薬が鼻やのどの方に流れ出ることがよくある”人の93.0%が点眼後“目頭を押さえていない”
  • 十分間隔を空けずに複数の目薬を点眼している人が37.2%

今回の調査によって、主に次の点が明らかになりました。

【点眼滴数について】

一度に何滴もさしているにも関わらず、正しく点眼できていると思っている人が79.4%
目薬を一度に何滴さすかを尋ねたところ、「1滴」が66.5%(798/1,200人)、「2滴以上」が33.5%(402/1,200人)でした。2滴以上さしてしまうにも関わらず、正しく点眼できていると思っている人は79.4%(319/402人)でした。(※片方の目の中に入れた滴数)
一度に何滴もさしている理由は「1滴だと十分に行き渡っているか不安」、「より効果が高い」
一度に2滴以上点眼する理由としては、「1滴だと目全体や患部に薬が十分に行き渡っているかどうか不安だから」が最も多く53.2%(214/402人)、次いで「2滴以上さした方がより効果が高いと思うから」が25.4%(102/402人)、「さす滴数について手先の微調整ができないから」が10.2%(41/402人)でした。

【点眼後の行動について】

点眼後に“目をぱちぱちさせている”など適切な点眼を行っていない人が94.2%
点眼後、どのような行動をとるか尋ねたところ、「目をぱちぱちさせている」が43.3%(520/1,200人)、「しばらくの間、目を閉じている」が30.2%(362/1,200人)、「しばらくの間、目を見開いたままじっとしている」が15.1%(181/1,200人)など、適切な点眼を行っていない人が合わせて計94.2%(1,130/1,200人)でした。一方、適切な点眼方法である「しばらくの間、目頭を押さえながら目を閉じている」はわずか5.8%(70/1,200人)でした。

点眼後に“目をぱちぱちさせている”など適切な点眼方法を行っていないにも関わらず、正しく点眼できていると思っている人が84.3%
「目をぱちぱちさせている」、「しばらくの間、目を閉じている」、「しばらくの間、目を見開いたままじっとしている」など、適切な点眼方法を行っていないにも関わらず、正しく点眼できていると思っている人が84.3%(953/1,130人)でした。
目をぱちぱちさせる理由は、88.3%が「目薬が目全体や患部に行き渡る」と思うから
「目をぱちぱちさせている」理由としては、「目薬が目全体や患部に行き渡ると思うから」が最も多く88.3%(459/520人)、「目薬が目の外に流れ出るのを防ぐため」が9.0%(47/520人)でした。

【目薬の流出について】

「目薬が目の外に流れ出ることがよくある」人の半数は、点眼後に目をぱちぱちさせている
「目薬が目の外に流れ出ることがよくある」人のうち、半数の47.6%(437/918人)が点眼後に「目をぱちぱちさせている」人でした。
「目薬が鼻やのどに流れ出ることがよくある」人の93.0%が点眼後に目頭を押さえていない
「目薬が鼻やのどに流れ出ることがよくある」人のうち、93.0%(266/286人)が点眼後に「目頭を押さえていない」人でした。

【点眼時の不快な事について】

3割以上が「鼻やのどに流れて薬の味を感じる」のが不快、「目から流れ出て後始末が面倒」
目薬をさした時、不快に思ったこと(薬の使用感以外)について尋ねたところ、38.8%(465/1,200人)が「目薬が鼻やのどの方に流れて薬の味を感じること」、35.9%(431/1,200人)が「目薬が目から流れ出て後始末が面倒」、35.2%(422/1,200人)が「目薬が目の中にうまく入らず、目の外に落ちてしまうこと」と回答しました。

【複数点眼について】

37.2%が十分間隔を空けずに複数点眼
複数の目薬をさす場合、約5分以上間隔を空けている人は62.8%(754/1,200人)、一方、約5分以上間隔をあけずに点眼している人は37.2%(446/1,200人)でした。
92.3%が複数点眼の際、5分以上間隔を空けるのは面倒
複数の目薬をさす場合、約5分以上間隔を空けるのは、「非常に面倒である」21.3%(256/1,200人)、「面倒である」40.6%(487/1,200人)、「少し面倒である」30.4%(365/1,200人)を合わせ計92.3%(1,108/1,200人)が「面倒である」と回答しました。

【点眼時の失敗や服薬コンプライアンスについて】

50.2%が誤って目の外に点眼、41.1%が点眼容器がまぶたやまつげに接触
点眼時の経験として、50.2%(602/1,200人)が「誤って目の外に点眼してしまう」、41.1%(493/1,200人)が「点眼容器がまぶたやまつげに接触する」、38.6%(463/1,200人)が「開封後1ヵ月以上経過した目薬を使ったことがある」と回答しました。

今回の調査結果を踏まえ、岐阜大学大学院医学系研究科 眼科学 教授 山本哲也先生は、次のように述べています。
「目薬は1度に2滴以上さした方が、1滴よりも効果が大きいと誤解している人が多いですが、目薬の1滴の量は、目の中にためることができる量にあわせているので、それ以上さしても目の外にあふれるだけで効果が高くなることはありません。また、目をぱちぱちさせてしまうと目薬が外に流れ出してしまったり、目頭にある涙の排出口(涙点)に目薬が集り鼻から喉の方に流れていってしまい、薬の効果が十分に得られません。また、目薬の種類によっては、鼻の方に流れていくことにより全身的な副作用をおこす場合も稀にあります。したがって、点眼後、しばらくまぶたを閉じて、目薬が鼻や喉の方に流れないように目頭を軽く押さえることが大切です。

複数の目薬をさす時は、最初の目薬をさした直後に別の目薬をさすと、最初の薬は目の外に洗い流されてしまい、効果が減少します。最初の目薬を十分に吸収させるには、次の点眼までの間隔を約5分以上空けることが重要です。一方、複数の目薬をさすケースの多い緑内障の治療では、2種類の薬が1つになった合剤も発売される予定で、この点のわずらわしさは軽減されてくるでしょう。」

参考資料はこちらPDF(182KB)

以上
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