国内初の1日1回投与の注射用マクロライド系抗菌薬
「ジスロマック®点滴静注用500mg」発売
-β-ラクタム系薬との併用により、中等症から重症肺炎における生存率改善に期待-
報道関係各位
2012年1月24日
ファイザー株式会社
ファイザー株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:梅田一郎)は、15員環マクロライド系抗生物質製剤であるジスロマック®(一般名:アジスロマイシン水和物)の新効能・新剤形医薬品として、注射用製剤「ジスロマック®点滴静注用500mg」を発売いたしましたのでお知らせいたします。
ジスロマック®点滴静注用は、内服困難で、全身状態が不良な肺炎患者様の生命予後改善を目的に開発された、国内では初めてとなる1日1回投与の注射用マクロライド系抗菌薬です。本剤500mg単回投与で得られる24時間AUC*1と血中濃度はジスロマック錠500mg単回投与時に比べ、それぞれ約2.3倍、約3倍と優れた体内動態を有しています。新たな適応菌種としてレジオネラ・ニューモフィラを追加し、肺炎球菌、インフルエンザ菌などによって発症する細菌性肺炎やマイコプラズマ、クラミジア、レジオネラなどによって発症する非定型肺炎に対する治療薬として期待されています。
本剤は、β-ラクタム系薬との併用により中等症から重症肺炎患者の生存率を改善させるという研究結果*2が数多く報告されており、国内外の各種ガイドライン*3においても肺炎治療の第一選択薬として推奨されています。
日本では、すでに数多くの抗菌薬が発売されていますが、肺炎による死亡率は年々増加してきており、現在では国内死亡原因の第4位*4となっております。実に国内で亡くなる方の10人に1人は肺炎が原因で亡くなっています。こうした状況において、ファイザー株式会社では、ジスロマック®点滴静注用500mgという肺炎治療における新しい選択肢と適正使用情報を提供することで肺炎による死亡率の低下に貢献していきたいと考えています。
ジスロマック®は、1991年に英国で発売されてから現在までに全世界で3億人以上の感染症患者に処方され、その優れた有効性と高い安全性が確認されています。日本では、2000年の発売以来、延べ6,600万人以上もの感染症患者さんに処方されてきました。今回新発売するジスロマック®点滴静注用500mgは、海外では1997年以降、54カ国で承認されており(2011年2月現在)、日本においては、2010年10月に厚生労働省へ承認申請を行い、2011年7月に製造販売承認を取得後、同年9月に薬価収載されました。
- *1 Area under the curve(薬物濃度-時間曲線下面積):体内に吸収された薬物量を示す指標として用いられる数値
- *2 Brown, RB. Et al, :Chest123(5)
Martin-Loeches, l. et al.: Intensive Care Med 36(4) - *3 医療・介護関連肺炎診療ガイドライン(日本呼吸器学会)
肺炎診療ガイドライン(ATS/IDSA:米国胸部疾患学会・感染症学会) - *4 厚生労働省:平成21年人口動態統計月報年計(概数)の概況 結果概要
ジスロマック®点滴静注用500mgの概要
| 製品名 | ジスロマック®点滴静注用500mg (ZITHROMAC®Intravenous use) |
|---|---|
| 一般名 | アジスロマイシン水和物 (Azithromycin Hydrate) |
| 分類 | 15員環マクロライド系抗生物質製剤 |
| 効能・効果 | <適応菌種> アジスロマイシンに感性のブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、 モラクセラ(ブランハメラ)・カタラーリス、インフルエンザ菌、 ペプトストレプトコッカス属、レジオネラ・ニューモフィラ、 クラミジア属、マイコプラズマ属 <適応症> 肺炎 |
| 用法・用量 | 成人にはアジスロマイシンとして、500mg(力価)を1日1回、2時間かけて点滴静注する。 |
| 特性 |
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| 製造販売 | ファイザー株式会社 |
| 薬価 | ジスロマック®点滴静注用500mg(500mg1瓶) 2,496.00円 |
| 包装 | ジスロマック®点滴静注用500mg 10瓶 |
| 製造販売承認取得日 | 2011年7月1日 |
| 薬価基準収載日 | 2011年9月12日 |
| 発売日 | 2011年12月7日 |
- *1 医療・介護関連肺炎診療ガイドライン(日本呼吸器学会)
肺炎診療ガイドライン(ATS/IDSA:米国胸部疾患学会・感染症学会)
ジスロマック®点滴静注用500mg

