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欧州委員会、深部静脈血栓症(DVT)および肺塞栓症(PE)の治療、ならびにDVTおよびPEの再発抑制を適応としてエリキュース®を承認1
  • AMPLIFY試験にて、エリキュースは、エノキサパリン/ワルファリンと比較して、再発性静脈血栓塞栓症(VTE) の治療/VTE関連死に関して非劣性を示し、主要安全性評価項目である大出血に関して統計学的に優越性を示す1
  • AMPLIFY-EXT試験にて、エリキュースは、プラセボと比較して、大出血に対し統計学的有意差を示すことなく、VTE/全死亡の抑制における優越性を示す1

報道関係各位

2014年8月15日
ブリストル・マイヤーズ株式会社
ファイザー株式会社

■この参考資料について
※当資料は、ブリストル・マイヤーズ スクイブ社とファイザー社が2014年7月29日(米国現地時間)に発表したプレスリリースを日本語に 翻訳再編集し、皆さまのご参考に供するものです。内容につきましては原本である英文が優先します。詳細はオリジナル英文をご参照ください。
http://www.bms.com/news/press_releases/pages/default.aspx
http://www.pfizer.com/news/

【注意】日本において、エリキュース®錠 (一般名:アピキサバン) は、「非弁膜症性心房細動患者における虚血性脳卒中及び全身性塞栓症の発症抑制」を効能・効果として承認されています。(詳しくは、製品の添付文書を参照ください)

英文タイトル:

  • European Commission Approves Eliquis® (apixaban) for the Treatment of Deep Vein Thrombosis (DVT) and Pulmonary Embolism (PE), and Prevention of Recurrent DVT and PE1
  • In the AMPLIFY trial, Eliquis was shown to be non-inferior for the treatment of recurrent venous thromboembolism (VTE)/VTE-related death and was statistically superior in the primary safety endpoint of major bleeding vs. enoxaparin/warfarin1
  • In the AMPLIFY-EXT trial, Eliquis demonstrated a superior reduction in VTE/all-cause death with no statistical difference in major bleeding events vs. placebo1

(ニュージャージー州プリンストンおよびニューヨーク、2014年7月29日) - ブリストル・マイヤーズ スクイブ社(NYSE:BMY)とファイザー社 (NYSE:PFE) は本日、欧州委員会が深部静脈血栓症(DVT)および肺塞栓症(PE)の治療、ならびにDVTおよびPEの再発抑制を適応として、エリキュース®を承認したことを発表しました。欧州委員会の承認は、欧州連合(EU)の全加盟国に加え、アイスランドとノルウェーに適用されます。EUでは、エリキュース®は、待機的股関節または膝関節置換術後の成人患者の静脈血栓塞栓症(VTE)の予防、ならびに1つ以上のリスク因子を有する非弁膜性心房細動(NVAF)の成人患者の脳卒中および全身性塞栓症の発症抑制も、適応として承認されています1

ブリストル・マイヤーズ スクイブ社のスペシャリティ医薬品開発担当シニア・バイスプレジデントのエリオット・レヴィ博士(Dr. Elliott Levy)は、次のように述べています。「EUでは毎年、約100万人がVTEと診断されています 2。VTEを発症すると、約33%の患者さんが10年以内に再発する可能性があります3」。

エリキュース®の販売承認は、欧州医薬品庁(EMA)の医薬品委員会(CHMP)の肯定的見解を受けたものであり、2件のピボタル第III相臨床試験(AMPLIFY試験とAMPLIFY-EXT試験)によって支えられています。AMPLIFY試験(Apixaban for the initial Management of PuLmonary embolIsm and deep vein thrombosis as First-line therapY:肺塞栓症および深部静脈血栓症の一次治療薬としてのアピキサバン)は、5日間以上にわたりエノキサパリン1 mg/kgを(INR 2になるまで)1日2回皮下注射し、6カ月間にわたりワルファリン(目標INR 値2.0~3.0)を経口投与する治療法と比較して、DVTおよびPEの治療におけるエリキュース®の有効性と安全性を明らかにするために設計されました。AMPLIFY-EXT試験 (Apixaban for the initial Management of PuLmonary embolIsm and deep vein thrombosis with First-line therapY-EXTended treatment:肺塞栓症および深部静脈血栓症の一次治療後の延長投与としてのアピキサバン)は、DVTおよび/またはPEに対する抗凝固薬の投与後6カ月から12カ月に、プラセボと比較してDVTおよびPEの再発抑制に関するエリキュース®の有効性と安全性を明らかにするために設計されました1

ファイザー社のシニア・バイスプレジデント兼グローバルイノベーティブ医薬品事業部門医薬品開発グループ責任者のスティーブ・ロマノ(Steve Romano)は、次のように述べています。「DVTとPEの治療および再発抑制の適応で欧州委員会からエリキュース®の承認を取得したことは、重要なマイルストーンであり、ブリストル・マイヤーズ スクイブ社とファイザー社が、患者さんが必要とする革新的な医薬品をお届けするために継続的に取り組んでいることを実証しています」。

臨床試験プログラムについて

AMPLIFY試験1

製品特性概要(SmPC)に記載されているとおり、AMPLIFY試験では、7日間にわたりエリキュース® 10 mgを1日2回経口投与した後、6カ月間にわたりエリキュース® 5 mgを1日2回経口投与する試験群と、5日間以上にわたりエノキサパリン1 mg/kgを(INR 2になるまで)1日2回皮下注射し、6カ月間にわたりワルファリン(目標INR値2.0~3.0)を経口投与する試験群のどちらかに、合計5,395人の患者をランダムに割り付けました。

年齢の平均値は56.9歳であり、ランダム化された患者の89.8%が特発性VTEイベントを経験していました。

試験において、エリキュース® は、主要評価項目である症候性VTE(非致死的なDVTまたは非致死的なPE)の再発またはVTE関連死について、エノキサパリン/ワルファリン投与群に対して非劣性を示しました。

VTEの初期治療におけるエリキュース® の有効性は、PEについて治療を受けた患者[相対リスク0.9、95% CI (0.5, 1.6)]とDVTについて治療を受けた患者[相対リスク0.8、95% CI (0.5, 1.3)]で一貫していました。年齢、性別、BMI指数、腎機能、PE重症度、DVT血栓の発生箇所、ヘパリンの非経口投与歴といったサブグループ間の有効性は、おおむね一貫していました。
ワルファリン投与群にランダムに割り付けられた患者では、治療域内時間(TTR) (INR 2.0~3.0)の平均値は60.9%でした。症候性VTEの再発またはVTE関連死の抑制に対するエリキュース® の有効性は、施設TTRの各レベルで一貫していました。最高四分位範囲の施設TTR内では、エノキサパリン/ワルファリンと比較したエリキュース® の相対リスクは0.79でした(95% CI, 0.39, 1.61)。

主要安全性評価項目は、大出血でした。試験では、エリキュース® は、エノキサパリン/ワルファリンと比較して、主要安全性評価項目に関し、統計学的な優越性を示しました[相対リスク0.31、95% CI (0.17, 0.55)、P<0.0001]。

大出血および臨床的に重要な非大出血(CRNM)は、部位に関わらず、概してエノキサパリン/ワルファリン投与群よりもエリキュース® 投与群で少なくなりました。消化管出血は、エリキュース® 投与群の6例(0.2%)、エノキサパリン/ワルファリン投与群の17例(0.6%)に認められました。

AMPLIFY- EXT試験1

製品特性概要(SmPC)に記載されているとおり、AMPLIFY-EXT試験では、6カ月から12カ月間にわたり抗凝固薬を投与する初期治療を受けた後、エリキュース2.5 mgを1日2回経口投与する試験群、エリキュース® 5 mgを1日2回経口投与する試験群、またはプラセボを投与する試験群のいずれかに、合計2,482人の患者をランダムに割り付けました。そのうち、836例(33.7%)は、AMPLIFY-EXT試験に登録する前に、AMPLIFY試験に参加していました。

年齢の平均値は56.7歳であり、ランダム化された患者の91.7%が特発性VTEイベントを経験していました。

試験では、エリキュース® のどちらの用量群も、主要評価項目である症候性VTE(非致死的なDVTまたは非致死的なPE)の再発または全死亡について、プラセボ群と比較して統計学的な優越性を示しました。

VTEの再発抑制に対するエリキュース® の有効性は、年齢、性別、BMI、腎機能などのサブグループ全体を通じて維持されていました。

主要安全性評価項目は、投与期間中の大出血でした。試験では、大出血の発生率について、エリキュース® の両用量群とプラセボ群との間に統計学的有意差は認められませんでした。大出血、臨床的に重要な非大出血、小出血、および全出血の発生率について、エリキュース® 2.5 mg 1日2回投与群とプラセボ群との間に統計学的有意差は認められませんでした。DVTおよびPEの再発抑制を目的としたエリキュース® の推奨用量は、2.5 mg 1日2回経口投与です。

消化管大出血は、エリキュース® 5 mg 1日2回投与群の1例(0.1%)、エリキュース® 2.5 mg 1日2回投与群の0例、プラセボ群の1例(0.1%)に認められました。

エリキュース® について

エリキュース® (一般名:アピキサバン)は、選択的第Xa因子阻害剤の経口薬です。エリキュース®は、主要な血液凝固タンパク質である第Xa因子を阻害することにより、トロンビンの生成と血栓の形成を抑制します。エリキュース®は、非弁膜性心房細動(NVAF)の成人患者における脳卒中と全身性塞栓症の発症抑制を適応として、米国、欧州連合(EU)、日本、およびその他数カ国で承認されています。エリキュース®は、待機的股関節または膝関節置換術後の成人患者における静脈血栓塞栓症(VTE)の予防を適応として、米国、欧州連合(EU)、およびその他数カ国で承認されています。日本では、この適応での承認は取得していません。エリキュース®は、EUでは、深部静脈血栓症(DVT)および肺塞栓症(PE)の治療、ならびにDVTおよびPEの再発抑制を適応として承認されています。日本および米国では、この適応での承認は取得していません。

深部静脈血栓症(DVT)と肺塞栓症(PE)について

静脈血栓塞栓症(VTE)では、深部静脈血栓症(DVT)と肺塞栓症(PE)の2つの重篤な症状が見られます。DVTとは、静脈(通常は下肢、大腿部、または骨盤)で血栓が形成され、その一部または全部によって血流が閉塞することを指します。PEとは、血栓によって肺の1つ以上の血管が閉塞することを指します。DVTは、痛み・腫れ・赤みなど複数の症状を引き起こし、さらに重要な点として、突然死のリスクがあるPEへ進行するおそれがあります4。EUでは、約100万人の患者さんが毎年、VTEと診断されています2

ブリストル・マイヤーズ スクイブ社とファイザー社の提携:

2007年、ファイザー社とブリストル・マイヤーズ スクイブ社は、ブリストル・マイヤーズ スクイブ社によって発見された経口抗凝固剤であるエリキュース®の開発および販売に関し、世界的な提携契約を締結しました。この世界的提携によって、長年にわたるブリストル・マイヤーズ スクイブ社の心血管疾患治療薬の開発および販売の実績と、この領域におけるファイザー社のグローバルな規模および専門知識を結集することになります。両社ではエリキュース®の医薬品適正使用の推進に向けた医薬品情報提供活動に取り組んでまいります。

ブリストル・マイヤーズ スクイブ社について

ブリストル・マイヤーズ スクイブ社は、重篤な疾患を持つ患者を治療するための革新的な医薬品を発見、開発し、提供することを使命とする世界的なバイオファーマ企業です。詳細については、www.bms.com またはツイッター (http://twitter.com/bmsnews) をご覧ください。

ファイザーについて:より健康な世界の実現のために®

ファイザーはサイエンスとグローバルなリソースを活用し、皆様が健康で長生きし、生活を大きく改善するための治療薬をお届けしています。私たちは、ヘルスケア製品の探索・開発・製造におけるクオリティ・安全性・価値の基準設定をリードしていくことを目指しています。当社のグローバルなポートフォリオには、医薬品とワクチンに加え、世界的に著名なコンシューマー・ヘルスケア製品が含まれています。ファイザーの社員は先進国および新興市場で、今、この時代に最も恐れられている疾患の予防・治療・治癒に役立つ製品を通じて健康に貢献しています。卓越した革新的医薬品企業の責務として、優れた医薬品を誰もが容易に入手できるように、ファイザーは世界中の医療従事者、政府、地域社会と協力しています。ファイザーは私たちに信頼を寄せてくださる皆様のため、150年以上にわたり前進を続けてきました。詳細は当社のウエブサイト (www.pfizer.com) をご覧ください。

 

  1. Eliquis Summary of Product Characteristics. 2014.
  2. Cohen AT, Agnelli G, Anderson FA, et al. Venous thromboembolism (VTE) in Europe. The number of VTE events and associated morbidity and mortality. Thromb.Haemost. 2007;98,(4)756-764
  3. Deep Vein Thrombosis (DVT) / Pulmonary Embolism (PE) – Blood Clot Forming in a Vein – Data & Statistics. Centers for Disease Control and Prevention. 8 June 2012. Available at: http://www.cdc.gov/ncbddd/dvt/data.html. Accessed May 27, 2014.
  4. Deep Vein Thrombosis (DVT) / Pulmonary Embolism (PE) – Blood Clot Forming in a Vein - Facts. Centers for Disease Control and Prevention. 25 September 2012. Available at: http://www.cdc.gov/ncbddd/dvt/facts.html. Accessed May 27, 2014.

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