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≪全国47都道府県“大人の予防接種”意識調査≫
47都道府県高齢者7,050人の肺炎への意識および予防対策を調査

半数以上が肺炎球菌ワクチンの接種を希望
一方、医師から接種を薦められたのは2割にとどまる

報道関係各位

2015年10月29日
ファイザー株式会社

ファイザー株式会社(本社:東京都、代表取締役社長:梅田 一郎)は、インフルエンザ、肺炎を始めとする感染症が本格的な流行の兆しを見せるシーズンを前に、全国47都道府県の60歳以上の7,050人(各都道府県男女150人)を対象とした、感染症への理解、予防策としてのワクチン接種に対する意識・実態調査を行いました。この調査によって、肺炎を始めとする感染症のリスクが高まる年代の方々が感染症に対し、どのような 意識を持ち、どのような対策を講じているのかを分析しました。

その結果、死因の3位となった肺炎に関しては、重篤な病気であるという認識も高く、高齢による免疫力低下などの理由により自身が肺炎を発症するリスクを多くの人が認識 していました。一方で、4割以上の人が肺炎は予防できることを知らず、肺炎予防としてワクチン接種を行っている人は全体の3割にとどまりました。
さらに、これまでに医師から接種を薦められたワクチンとしてインフルエンザワクチンが48.9%と半数近くであった一方、肺炎球菌ワクチンを薦められたのは18.3%と2割未満という回答でした。しかし、医師から詳しい説明を受けたいという回答は7割以上を占めており、肺炎球菌ワクチンへの関心はありつつも、後押しを待ち、接種に二の足を踏んでいる現状が明らかになりました。

(調査期間:2015年7月28日~2015年8月7日)

今回の調査の主な結果は、以下の通りです。

“肺炎”を自分ごとと捉えているが、“大人の予防接種”の経験者は4割にとどまる

■肺炎は、「死につながる重い病気」(45.8%)と回答し、4割以上の人が重い病気と認識

回答者7,050人に「肺炎についてどのようなイメージをお持ちですか?」と尋ねたところ、「死につながる重い病気」と回答した人が最も多く、45.8%(3,229人/7,050人)、次いで「入院して治療すれば治る病気」35.0%(2,464人/7,050人)と、肺炎を重い病気と認識していることが明らかになりました。※Q1より

■6割以上(64.8%)の人が「今後肺炎にかかる可能性がある」と回答し、理由として、自身の 年齢(59.4%)、免疫力の低下(36.5%)が上位

回答者7,050人に「今後、自分が肺炎にかかる可能性はあると思いますか?」と質問したところ、「可能性はあると思う」と回答した人が、6割以上(64.8%)(4,566人/7,050人)にのぼりました。さらに、そう思う理由を尋ねたところ、最も多かった回答が「肺炎にかかりやすい年齢になっているため」で59.4%(2,710人/4,566人)となり、次いで「体の免疫力の低下を感じているため」36.5%(1,665人/4,566人)という結果になり、年齢を経ることに伴う肺炎発症のリスクの認識が進んできていることが伺えました。※Q3,Q4より

■4割以上(43.5%)の人が肺炎は予防できることを知らず、予防できることを知っている人(56.5%)でも、肺炎予防としてワクチン接種を行っている人は約6割(58.1%)と、全体の3割にとどまる

回答者7,050人に「肺炎は予防できることを知っていますか?」と尋ねたところ、「知らない」と回答した人が43.5%(3,065人/7,050人)いました。肺炎は予防できると「知っている」と回答した56.5%(3,985人/7,050人)でも、肺炎に感染しないために行ったことがある予防法で「ワクチン接種」と回答した人は58.1%(2,315人/3,985人)と全体の3割(2,315人/7,050人)にとどまり、肺炎は「ワクチン」で「予防できる」という認識はまだ低いことが分かりました。※Q6,Q7より

■成人してからこれまでにワクチンを接種したことがある人は4割以上(42.5%)、そのうち接種したワクチンで最も多いのは「インフルエンザワクチン」約8割(76.8%)、ついで「肺炎球菌 ワクチン」が半数(50.1%)

回答者7,050人に「成人してからこれまでにワクチンを接種したことがありますか?」と 尋ねたところ、「接種したことがある」と回答した人が42.5%(2,998人/7,050人)いました。さらにその中で何の病気に対するワクチンなのかを尋ねたところ、最も多く接種されているのは「インフルエンザワクチン」で76.8%(2,302人/2,998人)、次いで「肺炎球菌 ワクチン」50.1%(1,501人/2,998人)、「風疹・麻疹」13.8%(415人/2,998人)となりました。※Q10,Q11より

肺炎球菌ワクチンへの関心はありながらも、医師からの推奨待ち

■肺炎球菌ワクチンを接種したいと思っている人は半数以上(51.2%)、「接種したいと思わない」「わからない」と回答した人も、4割以上(44.8%)が医師から薦められれば接種したいと 回答

65歳以上の回答者6,561人に「成人用の肺炎球菌ワクチンを接種したいと思いますか?」と質問したところ、半数以上の51.2%(3,360人/6,561人)の人が「接種したいと思う」と回答しました。「接種したいと思わない」「わからない」と回答した人とこれから定期接種の対象年齢となる65歳未満の回答者489人に「今後、医師から肺炎球菌ワクチンの接種を薦められた場合、接種したいと思いますか?」と聞いたところ、4割以上(44.8%)(1,654人/3,690人)が「接種したいと思う」と回答し、医師の接種勧奨があれば接種を検討する姿勢が伺えました。※Q13,Q14より

■これまでに医師から薦められたことがあるワクチンは、インフルエンザが約半数(48.9%)、肺炎球菌ワクチンは2割未満(18.3%)

回答者7,050人に「これまでに医師から接種を薦められたワクチンはどれですか?」と 尋ねたところ、最も回答が多かったのは「インフルエンザワクチン」48.9%(3,444人/7,050人)、次いで「肺炎球菌ワクチン」18.3%(1,290人/7,050人)となりました。 肺炎球菌ワクチンはインフルエンザに次ぐ結果となっているものの、30%以上の差が開いていることから、医師から肺炎球菌ワクチンが薦められるケースはまだまだ少ないことが分かりました。※Q12より

■約7割(66.6%)が医師から肺炎球菌ワクチンの接種について「詳しい説明を受けたいと思う」と回答

回答者7,050人に「医師から肺炎球菌ワクチンの接種について詳しい説明を受けたいと思いますか?」と尋ねたところ、66.6%(4,694人/7,050人)の人が「説明を受けたいと思う」と回答し、高齢者の多くが肺炎球菌ワクチンに対する情報を求めていることが明らかになりました。※Q15より

47都道府県で差が出る肺炎と“大人の予防接種”に対する意識

■肺炎は「死につながる重い病気」と回答した人が最も多かったのは、栃木県(56.0%)、最も 少なかったのは沖縄県(32.7%)

「肺炎についてどのようなイメージをお持ちですか?」と尋ねたところ、「死につながる重い病気」と回答した人が最も多く45.8%(3,229人/7,050人)、続いて「入院して治療をすれば治す病気」と回答した人が35.0%(2,464人/7,050人)となりました。都道府県別の回答を比較したところ、「死につながる重い病気」と回答した人が最も多かったのは、栃木県で56.0%(84人/150人)、次いで千葉県、岡山県、広島県が52.0%(78人/150人)となりました。一方、「死につながる重い病気」と回答した人が最も少なかったのは、沖縄県で32.7%(49人/150人)、次いで大阪府38.7%(58人/150人)、山梨県39.3%(59人/150人)となりました。※Q1より

■今後、自分が肺炎にかかる可能性はあると思う人が最も多かったのは、宮城県(74.0%)、 最も少なかったのは群馬県(55.3%)

「今後、自分が肺炎にかかる可能性はあると思いますか?」と尋ねたところ、64.8%(4,566人/7,050人)の人が「可能性はあると思う」と回答しました。都道府県別の回答を比較したところ、「可能性はあると思う」と回答した人が最も多かったのは、宮城県で74.0%(111人/150人)、次いで兵庫県72.7%(109人/150人)、広島県、高知県が72.0%(108人/150人)となりました。一方、最も少なかったのは、群馬県で55.3%(83人/150人)、次いで青森県56.0%(84人/150人)、香川県、佐賀県56.7%(85人/150人)となりました。※Q3より

■成人用の肺炎球菌ワクチンを接種したいと思うと回答した人が最も多かったのは、栃木県(64.0%)、最も少なかったのは石川県(34.7%)

65歳以上の人に「成人用の肺炎球菌ワクチンを接種したいと思いますか?」と尋ねたところ、半数以上(51.2%)(3,360人/6,561人)が「接種したいと思う」と回答しました。都道府県別の回答を比較したところ、「接種したいと思う」と回答した人が最も多かったのは、栃木県で64.0%(96人/150人)、次いで千葉県61.3%(92人/150人)、山梨県61.1%(77人/126人)となりました。一方、「接種したいと思う」と回答した人が最も少なかったのは、石川県で34.7%(52人/150人)、次いで富山県40.0%(60人/150人)、新潟県44.0%(66人/150人)となりました。※Q13より

■肺炎球菌ワクチンの接種について詳しい説明を受けたいと回答した人が最も多かったのは宮城県と神奈川県(76.0%)、最も少なかったのは鳥取県(54.0%)

「医師から肺炎球菌ワクチンの接種について詳しい説明を受けたいと思いますか?」と尋ねたところ、66.6%(4,694人/7,050人)の人が「説明を受けたいと思う」と回答しました。都道府県別の回答を比較したところ、最も説明を受けたいと思うと回答した人が多かったのは宮城県、神奈川県で76.0%(114人/150人)、次いで北海道75.3%(113人/150人、千葉県74.7%(112人/150人)と続きました。一方、説明を受けたいと回答した人が最も少なかったのは鳥取県で54.0%(81人/150人)、次いで佐賀県56.0%(84人/150人)、京都府58.0%(87人/150人)となりました。※Q15より

今回の調査結果について

慶應義塾大学 医学部 感染症学教室 教授  岩田 敏 先生のコメント

感染症には、インフルエンザ、肺炎、結核、風疹、麻疹など多くの種類がありますが、抗菌薬を始めとする治療薬、医療技術の進歩により重篤化させずに治療できるケースが多くなりました。その一方、グローバル化による渡航者の増加等により、MERS(中東呼吸器症候群)、デング熱などまだ効果的な治療薬が存在しない感染症の拡大リスクは増しており、依然として感染症の脅威は薄れていません。

特に日本においては、世界に類を見ない長寿社会を迎えており、免疫力が高い人では 感染しない、重症化しないようなケースでも、感染し、重篤化する可能性のある高齢者が増えてきております。

そのため、高齢者が肺炎をはじめとする感染症に対し、どのような意識を持ち、予防接種を含む予防策を実践しているのかを把握するという意味でも今回の調査結果は意義のあるものと言えます。

予防接種というと子どもだけのものと思われがちでありますが、大人にもワクチンにより予防可能な疾患(VPD:Vaccine Preventable Diseases)があります。今回の調査結果を見ると、大人のワクチンとしては、インフルエンザワクチンがもっとも普及していることが分かりました。次に多かったのは肺炎球菌ワクチンでしたが、「肺炎をはじめとする肺炎球菌性感染症が予防できる」ことを知らない人は、まだ4割以上いることから、肺炎予防に対する意識は必ずしも高いとは言えないかもしれません。

さらに、肺炎のイメージとして、「入院して治療をすれば治る病気」「外来に通い薬で治療すれば治る病気」と回答した人も半数いました。必ずしも間違っているとは言えませんが、高齢者の場合、入院によるADL(日常生活動作)低下が若年代・壮年代に比べ顕著なため、寝たきりとなり、また肺炎を繰り返す、というケースが見受けられます。そのため、発症してから治すのではなく、発症しないように予防することが重要になります。

今回の調査結果には、医師からのワクチン接種に関する説明を求める声も多くあり、私たち医療関係者が予防接種の普及のために果たす役割も大きいことが明らかになりました。これからも、高齢者の皆様にも今以上に肺炎に対する意識を高めていただくとともに、ワクチンを始めとする予防対策を積極的に実践していただきたいと思います。

【参考資料】ファイザー株式会社「47都道府県大人の予防接種意識調査_調査結果」(PDF:347KB)

【参考資料】ファイザー株式会社「47都道府県大人の予防接種意識調査_調査結果サマリー」(PDF:406KB)

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