本文へジャンプ
ファイザー株式会社 Working together for a healthier world より健康な世界の実現のために
ここから本文です
現在地 : Pfizer co.jp ホーム > 報道関係の皆様:プレスリリース2017年度 > ≪47都道府県 長く続く痛みに関する実態 2012年vs 2017年比較調査≫依然として「我慢は美徳?」慢性疼痛を抱える人の7割近くが「痛みは我慢するべき」と回答

ページを印刷

≪47都道府県 長く続く痛みに関する実態 2012年vs 2017年比較調査≫
依然として「我慢は美徳?」慢性疼痛を抱える人の7割近くが「痛みは我慢するべき」と回答
長期に痛みを抱えていながらも、3人に1人は医療機関に通院していない
受診するきっかけは、「日常生活に大きな支障が出たとき」が6割以上で最多

報道関係各位

2017年8月23日
ファイザー株式会社

ファイザー株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:梅田一郎)は、全国47都道府県の慢性疼痛を抱える20代以上の男女合計8,924人を対象にインターネット調査を実施しました。今回の調査では、慢性疼痛患者の痛みを我慢する意識と実態の変化を、2012年に実施した調査との経年比較を通して分析し、依然として多くの人に我慢の意識が根付いている実態や、痛みを早期解決できず長期化させている背景について検証しました。

調査期間: 2017年6月2日~6月19日 (2012年の調査は、2012年6月12日~6月15日に実施)
調査対象: 47都道府県8,924人
(慢性疼痛患者の条件を満たした20代以上の男女/各都道府県182人~197人)
スクリーニング条件: 以下の全ての条件にあてはまるサンプルを抽出
(1)週2回以上の頻度で「痛み」が起こる
(2)3ヵ月以上「痛み」が続いている
(3)疼痛の11段階(0:全く痛みはない、10:想像を絶する最悪の痛み)の痛みスケールで4以上の強さの痛み
調査方法: インターネットアンケート調査

今回の調査の主な結果は、以下の通りです。

依然として「我慢は美徳?」 痛みに耐える慢性疼痛患者

■「痛みがあっても我慢するべき」と回答した慢性疼痛を抱える人は7割近く(66.6%)にのぼった。2012年の74.3%より減少したが、依然として多くの人に我慢の意識が根付いている。

全回答者8,924人に「痛みがあってもある程度、我慢するべきだと思っていますか」と尋ねたところ、「非常にそう思う」10.5%(937人)、「ややそう思う」56.1%(5,006人)を合わせて、66.6%(5,943人)が「痛みがあってもある程度、我慢するべきだと思っている」ことが分かりました。2012年の調査では、「非常にそう思う」13.6%(1,276人)、「ややそう思う」60.7%(5,705人)を合わせて、74.3%(6,981人)が「痛みがあってもある程度、自分も我慢するべきだと思っている」という結果であったことから、2012年よりは減少したものの、依然として多くの人に我慢の意識が根付いていることが分かりました。※設問8_4より

■「痛い」と簡単に他人に言うべきではないと半数以上(54.1%)が回答し、2012年と同程度(55.7%)。

全回答者8,924人に「痛いという事を、簡単に他人に言うべきではないと思いますか」と尋ねたところ、「非常にそう思う」9.7%(862人)、「ややそう思う」44.5%(3,968人)を合わせて、54.1%(4,830人)が「痛いという事を、簡単に他人に言うべきではないと思っている」ことが分かりました。2012年の調査では、「非常にそう思う」12.5%(1,177人)、「ややそう思う」43.2%(4,063人)を合わせて、55.7%(5,240人)が「痛いという事を、簡単に他人に言うべきではない」と回答していたことから、2012年・2017年いずれも同様に過半数の人が、痛みを抱え込んでいることが分かりました。※設問8_1より

■長く続く痛みに対して「痛みが治ることを諦めている」と回答した人は約7割(69.1%)と、多くの人が痛みが治ることを諦めている実態が明らかに。

「長く続く痛みに対して、痛みが治ることを諦めていますか」と尋ねたところ、「非常にそう思う」19.9%(1,780人)、「ややそう思う」49.2%(4,389人)を合わせて約7割の69.1%(6,169人)が「痛みが治ることを諦めている」と回答し、多くの人が痛みが治ることを諦めている実態が明らかになりました。※設問4_7より

■約3割(27.4%)に「神経障害性疼痛」の疑いがあることが判明。また、神経障害性疼痛の疑いがある慢性疼痛患者の約3割(27.0%)が、医療機関を未受診。

神経障害性疼痛を判定するスクリーニングテスト(神経障害性疼痛スクリーニング研究会監修による調査票)を実施したところ、全回答者8,924人のうち27.4%(2,448人)に神経障害性疼痛の疑いがあることが分かりました。また、神経障害性疼痛の疑いがある2,448人に「「長く続く痛み」の治療のため、通院したことがありますか」と尋ねたところ、27.0%(660人)が「いいえ」と回答し、約3割が医療機関を未受診であることが分かりました。※設問2_7~13、設問2_7~13と設問9のクロス集計より

「痛いの痛いの飛んでいかない」 痛くても「通院するほどではない」我慢の実態

■通院していない慢性疼痛を抱える人は3人に1人(32.8%)。

全回答者8,924人に「あなたは『長く続く痛み』の治療のため、通院したことがありますか?」と尋ねたところ、32.8% (2,926人) が「いいえ」と回答し、「通院したことがない」慢性疼痛を抱える人は3人に1人の割合となっています。※設問9より

■受診していない理由は「通院するほどでもないと思う(36.6%)」が最多。続いて、「通院しても治らない気がする(33.8%)」、「通院する費用がかかる(31.9%)」。

長く続く痛みで病院・医院に通院していない2,926人に「なぜ通院していないのですか」と尋ねたところ、最も多かった理由は、「通院するほどでもないと思ったから」36.6%(1,070人)でした。次いで、「通院しても治らない気がするから」33.8%(988人)、「通院する費用がかかるから」31.9%(932人)が続きました。神経障害性疼痛の疑いの有無別に見ると、疑いのある群では、「通院する費用がかかるから」「通院しても治らない気がするから」31.2%(206人/660人)に続き、「通院するほどでもないと思ったから」21.7%(143人/660人)との理由が多く、疑いのない群では、「通院するほどでもないと思ったから」40.9%(927人/2,266人)に続き、「通院しても治らない気がするから」34.5%(782人/2,266人)が通院しない理由として多く挙げられました。※設問11より

■痛みを感じたときの対処法、最多は「病院・医院で処方された薬」(52.0%)で、続いて「自己対処している(柔軟体操、マッサージ、冷やす・温めるなど)」(32.6%)。

全回答者8,924人に「あなたが、今まで(5年以内)に行ったことのある、「長く続く痛みに対する対処法」はどのようなものがありますか」と尋ねたところ、最も多かった回答は「病院・医院で処方された薬」52.0%(4,643人)で、「自己対処している(柔軟体操、マッサージ、冷やす・温めるなど)」32.6%(2,907人)、「整体、鍼灸、接骨院、マッサージなど(病院・医院以外)で、治療を受けている」27.3%(2,438人)が続きました。2012年の調査で最も多かった回答は、「自己対処している(柔軟体操、マッサージ、冷やす・温めるなど)」47.6%(4,473人)で、「病院・医院で処方された薬」45.4%(4,267人)、「整体、鍼灸、接骨院、マッサージなど(病院・医院以外)で、治療を受けている」38.1%(3,581人)が続きました。※設問13より

■医療機関を受診するきっかけは、「日常生活に大きな支障が出たとき(62.2%)」、「あまりにも症状が辛いと感じたとき(56.3%)」、「具体的な疾患の可能性があると分かったとき(27.7%)」。

全回答者8,924人に「長く続く痛みの治療について、どのようなきっかけがあると医療機関を受診しようと思いますか」と尋ねたところ、最も多かった回答は、「日常生活に大きな支障が出たとき」62.2%(5,555人)でした。続いて「あまりにも症状が辛いと感じたとき」56.3%(5,023人)、「具体的な疾患の可能性があると分かったとき」27.7%(2,468人)が多く挙げられました。※設問12より

47都道府県で差がある痛みに対する意識と対処

■「長く続く痛み」を感じた際に我慢する人は7割以上(74.1%)。痛みを我慢していると回答した割合が最も高かったのは、栃木県(81.6%)、最も低かったのは神奈川県(68.3%)。

全回答者8,924人に「あなたは長く続く痛みを感じた際に我慢しますか」と尋ねたところ、「必ず我慢する」と「だいたい我慢する」と回答した割合の合計が最も多かったのは、栃木県81.6%(155人/190人)、次いで愛媛県78.8%(149人/189人)、和歌山県78.1%(143人/183人)と続きました。一方最も少なかったのは、神奈川県68.3%(127人/186人)、次いで静岡県69.7%(136人/195人)、埼玉県69.8%(132人/189人)と続きました。※設問5より

■「痛みがあっても我慢するべき」と答えた割合が最も多かったのは栃木県(74.7%)。 最も少なかった秋田県(60.2%)と14.5ptの開き。

全回答者8,924人に「長く続く痛みがあってもある程度、我慢するべきだと思っていますか」と尋ねたところ、「非常にそう思う」と「ややそう思う」と回答した割合の合計が最も多かったのは、栃木県74.7%(142人/190人)、次いで千葉県71.8%(135人/188人)、島根県71.7%(137人/191人)と続きました。一方最も少なかったのは、秋田県60.2%(115人/191人)、次いで広島県および山梨県61.1%(116人/190人)、大阪府61.2%(120人/196人)と続き、栃木県と秋田県では14.5ptの開きが見られました。※設問8_4より

■長く続く痛みに対して「痛みが治ることを諦めている」と回答した割合が最も高かったのは愛知県(75.7%)。最も少なかったのは沖縄県(60.6%)と15.1ptの開き。

全回答者8,924人に「長く続く痛みに対して、痛みが治ることを諦めていますか」と尋ねたところ、「非常にそう思う」と「ややそう思う」と回答した割合の合計が最も多かったのは、愛知県75.7%(140人/185人)、次いで鹿児島県74.6%(144人/193人)、千葉県74.5%(140人/188人)、と続きました。一方最も少なかったのは、沖縄県60.6%(114人/188人)、次いで大分県61.9%(117人/189人)、徳島県62.1%(113人/182人)、と続き、愛知県と沖縄県では15.1ptの開きが見られました。※設問4_7より

今回の調査結果についてのコメント

慶應義塾大学医学部整形外科 教授 中村 雅也先生

痛みは原因によって、大きく「炎症や刺激による痛み(侵害受容性痛)」と「神経の痛み(神経障害性痛)」に分けられ、どちらの原因も関与している「混合性の痛み」もあります。このように痛みには種類があり、運動器の痛みが長期化することでQOLにも大きな影響を及ぼすことが 既に報告されており(Nakamura et al,J Orthop Sci 2011, 2014)、種類に応じた早期の診断と適切な治療を行う必要があります。

今回、ファイザーが実施した調査は、慢性疼痛を抱えている方を対象として「痛みを我慢しているか」といった意識や痛みを感じたときの対処の実態に着目したもので、2012年に実施した同様の調査結果との経年比較も行っています。5年前の調査結果にからは微減したものの、依然として「痛みがあっても我慢すべき」と回答した慢性疼痛を抱える患者さんは7割近くおり、長く続く痛みに対して「痛みが治ることを諦めている」と回答した人も7割にのぼりました。

また、慢性的な痛みが原因で、仕事や家事などの日常生活にストレスを感じていると回答した人は8割近く(76.9%、Q3_3)いるにも関わらず、慢性疼痛を抱える人の3人に1人は医療機関に通院していません。受診しない理由は、「通院するほどでもないと思う」が最も多く、痛みを軽くみている人が多いことが浮き彫りになりました。痛みを感じたときの対処法として「自己 対処する(柔軟体操、マッサージ、冷やす・温めるなど)」に留まっている方も3割以上みられました。

実際に医療機関を受診するきっかけは「日常生活に大きな支障が出たとき」が最も多く、次いで「あまりに症状が辛いと感じたとき」となっており、日常生活に大きな影響が出るまで、放置してしまう傾向がうかがえます。

「痛みが治ることを諦めている」という方もいるかもしれませんが、自身の痛みを正確に把握して適切な治療を行うためには、医療機関を受診することが重要です。痛みを我慢して放置するのではなく、痛みと向き合って早期治療に取り組みましょう。

【参考資料】ファイザー株式会社「長く続く痛みに関する実態 2012年/2017年経年比較調査」プレスリリース対応図表集(PDF:481KB)

【参考資料】ファイザー株式会社「47都道府県長く続く痛みに関する実態2012年vs 2017年比較調査」全設問データ(PDF:1.31MB)

Adobe Flash Player当コンテンツをご覧いただくには、最新の「Adobe Reader」が必要となります。

このページの先頭へ

ここから下部共通部分です
ファイザー株式会社
Copyright© Pfizer Japan Inc. All rights reserved.
上部共通ナビゲーションに戻る