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ファイザー株式会社 Working together for a healthier world より健康な世界の実現のために
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番組後記

企業フロンティア2011(BS日テレ 9月4日放映済み)
躍進を続ける製薬会社「ファイザー」その秘密に迫る!

アメリカに本社をもちグローバルに活躍する製薬会社、ファイザー。
ファイザーとはどんな会社なのか?
そのトップに立つ梅田社長とはどんな人物なのか?
巨大なグローバル企業をささえる独特の企業理念とは?
プロフィギュアスケーターの八木沼純子さんとともに、ファイザーの秘密に迫ります。

八木沼純子
インタビュアー プロフィギュアスケーター
八木沼純子
カルガリー冬季五輪出場。現在はプリンスアイスワールドチームリーダーとしてショーに出演する傍ら、フィギュアスケート競技会の解説やスポーツキャスターとしても活動。 <オフィシャルブログHP>
ファイザー株式会社代表取締役社長
ファイザー株式会社代表取締役社長
梅田一郎
大分県出身。岡山大学法文学部卒業。
1980年に台糖ファイザー(現ファイザー株式会社)入社。2005年に経営企画部門取締役就任。09年12月に代表取締役社長に就任。

番組後記

1849年に創業された世界最大級の製薬会社

ファイザー社

八木沼: ファイザーという名前はCMでもよく耳にしますが、どのような薬を作っているのでしょうか?

梅田: ファイザーは病院で治療のために使われたり、医師が処方して薬局でいただく医療用医薬品を主に扱っています。

八木沼: 病院に行ったときには、ファイザーさんの薬にお世話になっている可能性が高いわけですか?

梅田: そうですね。幅広い疾患領域でトップクラスのシェアをもっています。世界約150カ国でビジネスを展開しており、2010年の世界での売上げは678億ドル、日本円で約5兆4千億円でした。

八木沼: 5兆円!ファイザーはいつ創業されたのでしょうか?

梅田: 南北戦争より前の1849年にアメリカで創業され、1941年には奇跡の薬と言われたペニシリンの量産化に成功しています。ノルマンディー上陸作戦の際に連合国が使用したペニシリンのほとんどがファイザー社製でした。現在はニューヨークに本社があります。
 日本では、1953年に合弁会社・ファイザー田辺として最初の一歩を踏み出し、現在に至っています。

社員の成長と企業の飛躍に不可欠な「多様性」

八木沼: ファイザーでは、共通の理念が社員全員に浸透するように力を入れているそうですね。

梅田: OPF(Our Path Forward)といって、ファイザーの企業目的・ビジョン・ミッション・戦略、さらに、ファイザーの社員が何に価値を置いて行動すべきかを定めたバリューと呼ばれる9つの価値規準を定めています。これを印刷したカードをすべての社員が常時携帯しています。

八木沼: みなさん必ずもっていらっしゃるのですか?

梅田: 私も持っていますよ。
 ファイザーには、人種・国籍も含めていろいろな背景をもった社員が集まっています。また、事業部ごとに方針・戦略をもってビジネスを展開するビジネスユニット制をとっていますので、社員全員が一つの目的に向かって一緒に進むための羅針盤として、OPFを定めたのです。

八木沼: ファイザーの戦略はどういったことですか?

梅田: ファイザーの最大の強みは新製品の開発ですから、第1番目の戦略はこの分野のポートフォリオを充実させるとともに、特許期間中の売上げの最大化を目指すこと。そして第2番目は、エスタブリッシュ医薬品(特許が切れた後も大切に長く使われていく標準的な治療薬)の分野での成功です。

八木沼: 戦略のひとつにGPTWとありますね。

梅田: GPTWはGreat Place to Workの頭文字で、働きがいがあり、働きやすく、自らを成長させられる職場を作っていこうということです。これを実現する施策の一つとして、ダイバーシティ&インクルージョンという活動を展開しています。
 ダイバーシティとは多様性を認めること、インクルージョンとは全員参加の環境づくりです。多様性のある企業は、優秀な人財をひきつけ、活かし、新しいアイデアや考え方を生み出していきます。変化が激しい時代の中で企業が成長するためには、こうしたことが不可欠です。

幅広い分野への社会貢献活動を継続的に実施

八木沼: OPFには「良き市民」という価値規準もありますね。

梅田: ファイザーの企業目的は「より健康な世界の実現のために」です。この実現のために医薬品を開発しているわけですが、それだけでは貢献しきれないこともあります。そこで、製薬企業、あるいはヘルスケア企業らしい社会貢献を実施してきました。
 例えば、疾病や障がいに関わる民間団体には、患者団体、障がい者団体、家族団体、支援者団体などがあり、それぞれ独立して活動しています。ファイザーはこうした団体をヘルスケア関連団体(VHO)と位置づけ、2001年から支援しています。
 また、「ファイザープログラム~心とからだのヘルスケアに関する市民活動・市民研究支援」では、公的機関のサービスが十分に整っていない分野の活動に携わっているNPOなどのプロジェクトを支援するため、2010年までの11年間で4億7千万円の助成を行っています。こうした支援にあたっては、一方的かつ一過性ではなく、団体や組織の方々の主体性を大事にしながら、幅広い分野にわたって継続的な支援になるよう心掛けています。

八木沼: 社員一人ひとりの個性を活かしながら、企業としての一体感も醸成し、チャレンジ精神をもって目標に向かっていく。さらに、社会貢献活動にも積極的に関わる。こまやかで力強い姿勢に、ファイザー躍進の秘密を垣間見たような気がします。

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