
環境への取り組み
名古屋工場の活動に伴う環境影響評価
名古屋工場では、環境に著しい影響を与える活動を対象とし、その影響をできるだけ少なくするために改善を行なっています。
資源・エネルギー使用量
- エネルギー
-
- 電気 3,424万キロワット時
- 都市ガス 2,166kNm3
- 購入蒸気 18,787トン
- 水
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- 水道水 8,922トン
- 工業用水 587,213トン
- 井戸水 1,240トン
- 化学物質
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- VOC 129トン
- PRTR物質 45トン
- 医薬品原材料 60トン
- 容器包装
-
- ガラスびん 113トン
- 紙 165トン
- プラスチック 223トン

環境負荷量
- 大気
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- CO2 21,203トン
- VOC 3トン
- PRTR物質 0.1トン
- 水域
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- 排水量 563,269トン
- COD 3トン
- SS 3トン
- PRTR物質 0トン
- 廃棄物
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- 廃棄物発生量 1,370トン
- リサイクル量 872トン
- 最終処分量 7トン
- PRTR物質 45トン
(外部への移動量)
名古屋工場ではこれまで、重油を燃料としたコージェネレーション設備によりエネルギー供給(電気と蒸気)を行ってきました。2007年に製造量や製造形態を見直し、コージェネレーション設備に替わり、電気は購入電力、蒸気はクリーンな都市ガスを用いる低圧ボイラーに変更しました。これにより大気中へのCO2や硫黄酸化物等の排出削減が可能となりました。
製造部門では、大気、海域(衣浦湾)、廃棄物への環境影響を考慮して、使用する原材料(化学物質)や容器・包装材料、製造工程に配慮しています。工程からの廃棄物や廃液は、その性状に合わせて最適な処理方法を選択しています。排水処理施設は活性汚泥方式で、工場内の各部署からの排水を浄化し、衣浦湾に放流しています。
名古屋工場の環境影響評価(主なもの)
環境側面 | 環境影響 | 対象となる活動 |
---|---|---|
エネルギー使用(電気・蒸気) | 地球温暖化(CO2排出) | 低圧ボイラー(都市ガス)の運転、製造全般 |
大気への排出 揮発性有機化合物(VOC) | 大気汚染 | 原薬製造工程(精製・合成) |
大気への排出 オゾン層破壊物質(ODC) | オゾン層破壊 | 原薬製造工程(合成) |
排出水の海への放流 | 水質汚濁 | 排水処理 |
悪臭の発生 | 悪臭 | 排水処理 |
廃棄物の発生 | 廃棄物問題 | 製造全般 |
環境への取り組み
- ファイザー環境・健康・安全(EHS)スタンダード
- 名古屋工場の活動に伴う環境影響評価
- 環境マネジメントシステムの実施状況
- 名古屋工場の環境目標と達成状況