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“なぜDEIが大切なのか” 社員が考えるセミナーを開催

2022年7月、ファイザージャパンは、「なぜ今DEI?アンコンシャスバイアスを打ち破れ!!」を開催しました。なぜDEIが企業にとって大切なのか、皆で考えることを目的としたオンラインセミナーです。

これまでも当社は、Diversity(ダイバーシティ)、Equity(エクイティ)、Inclusion(インクルージョン)の頭文字である「DEI」の推進に力を入れてきました。4つのカテゴリー「性別」、「障がい者」、「LGBTQ(性的マイノリティ)」、「世代」にフォーカスした有志社員による草の根活動グループがあり、特に女性活躍推進の取り組みについては、“Forbes JAPAN WOMEN AWARD 2021”を受賞するなど、社外からも評価いただけるようになりました。

「DEI」が社員に浸透してきているなか、なぜ今原点に立ち返る議題を選び、セミナーを開催したのでしょうか。今回のセミナーの企画責任者であり、「女性活躍推進」に取り組むJapan Pfizer Women’s Resource Group(JPWR)の共同代表を務める大串 博(営業戦略統括部 統括部長)に、ファイザー対外広報が話を聞きました。

女性活躍推進活動で寄せられた社員からの疑問の声

当社の女性活躍推進に向けた取り組みの歴史は長く、2009年に日本女性活躍推進委員会(JWCRG: Japan Women’s Colleague Resource Group)が発足しました。大串は当時から、委員会のメンバーとしてセミナーやイベントを主催し、参加社員からは好意的な反応を得られていたといいます。

一方で、大串にとって気掛かりなことがありました。それは、委員会の女性メンバーから、「どうして女性だけにフォーカスした取り組みをするのか」、「女性だから優遇されているようにみられるのは不本意」といった活動に対して疑問の声が寄せられたことです。こうした声を受けて、大串は、「委員会メンバーですら活動の意義を理解できていない現状において、いくらセミナーやイベントを開催したとしても、価値のある成果に結びつかないのでは」と考えるようになりました。

幹部からは戸惑いの声も、アンケートで浮き彫りになった課題点とは

2021年、女性活躍推進組織が再編し、新たにJapan Pfizer Women’s Resource Group(JPWR)が発足したことを機に、大串はあらためて「女性活躍推進の課題点」を問うアンケートをJPWRのメンバーに向けて実施しました。

アンケートには、「女性管理職の在り方」や「子育てしやすい制度設計」といった具体的な課題点が寄せられました。さらに、60%以上が「女性活躍推進をする理由が明確ではない」と回答。活動の目的を疑問視する声が、ここでも寄せられたのです。

この結果に対し、女性活躍推進の取り組みを長年実施してきた当社の複数のリーダーからは、「なぜいまさら原点に立ち返るような疑問が浮かぶのか」と驚きと戸惑いの声が上がったといいます。一方で大串は「驚きというよりは、これまで抱いていた課題点を皆も同じように感じていたということが分かりました。これを解決するために、会社がなぜ取り組むのか、その目的を明確にすることの必要性を感じるようになりました」と当時を振り返ります。

JPWRで実施したアンケートで浮き彫りになった「活動の目的が不明確」という課題点は、DEI推進を取り組む他の委員会にも共有されました。そして、全ての委員会が一丸となって原点に立ち返り、「DEIを推進する目的」を明確にする取り組みが始まりました。

後編:皆で考えた「活動の目的」』 に続く

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