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2000年度アエラ掲載記事(団体活動内容)ご紹介

障害を持つ人も持たない人も、ごく普通に生活できる社会の実現を
障害を持ちながらも自立と納得のいく社会参加をめざす ふれあいセンター
(沖縄県)

写真:ふれあい工場の作業の様子

無農薬野菜、牛乳、味噌、パンなどの販売や名刺印刷業務などを行っている「ふれあい工場」

食料品や日用雑貨品が積まれているビルの一室で障害者たちが真剣な面もちで働いている。沖縄県那覇市にある「ふれあいセンター」の作業所「ふれあい工場」である。ここでは精神障害者たちが作業活動をしながら社会参加をめざしている。センターは95年の設立以来の名称を、今年から変更した。同時に所長として障害者を支援してきた永山盛秀さんが相談員に退き、大島アヤノさんが新所長に就任した。

写真:大島さんと永山さん

新所長の大島さん(右)と創設者の永山さん

「以前の名称『障害者のための地域生活支援・就労援助のふれあいセンター』は支援・援助する側からつけられたものですが、新しい名称は障害者自身の主体性を前面に掲げている。まる6年経って、私たちの組織もそこまで主張できるようになったということです」と、永山さんは名称変更の意味を強調する。5年前、父親に連れられてきたという大島さんも、心に障害を持つ人である。「障害を無理に治して社会参加しようというのではなく、障害があってもいい、障害を持ちながらも精神的にも経済的にも自立していけばいい」というのが永山さんたちの新たなコンセプトなのだ。

写真:「つどい」での意見交換の様子

週1回行われている「つどい」。自己表現力の向上を目的とするため議論はせず、意見交換をしながら相互理解を深めていく

「ふれあい工場」では、食料品の販売や名刺印刷業務、警備や清掃事業などを行っている。弁当のほかに他の企業があまりやらないトイレットペーパーの販売・配達も軌道に乗ってきた。永山さんにいわせれば「すき間産業」ということになるが、これらはセンターが掲げる経済的自立への挑戦である。

そしてもう一つの重要な活動に「つどい」がある。毎週1回、テーマを決めて自由に語り合ったり、自己表現のための2分間のスピーチなどを行う意見交流の集まりである。働きたくても面接で不採用になる、採用されても1~2週間でやめてしまう。これは対人関係が苦手という障害者たちの表現力のなさが原因であるとの考えから、6年前にはじまった。現在では県内だけでも20か所で行われていて、岡山県や長野県などにも広がっている。交流・支援というかたちで大島さんたちメンバーが親善大使として各地に出かけていって、普及活動も行っている。「つどい」は障害者たちの精神的な自立への訓練の場であるとともに、「心の障害をあえて隠さない生き方で積極的に社会にアピールしていく」というセンターの考え方の実践の場でもある。

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