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2000年度アエラ掲載記事(団体活動内容)ご紹介

不登校児への学習支援を中心に子供にとってよりよい環境づくりを
特定非営利活動法人 ブレーンヒューマニティー(阪神地域)

写真:研修風景

研修の様子。身体を使ってコミュニケーションについて考えるなど、内容もユニーク

「今の活動を始めるきっかけは、1人の子どもとの出会いでした」

西宮を拠点に、阪神地域の不登校児に対して学習支援を行っている「ブレーンヒューマニティー」の能島裕介理事長が、数年前を振り返る。

もともと関西学院大学の学生を中心に阪神淡路大震災に被災した子どもたちに家庭や避難所で勉強を教えるといった支援活動を行っていた。その教え子の中に、不登校の子どもが1人いた。

「当初は正直戸惑いました。でも、その子と向き合ううちに不登校そのものの原因とは別に勉強の遅れに対する不安を抱いていることがわかってきたんです。それまで不登校児への学習支援を中心にしたプログラムはなかったので、私たちが取り組むことにしました」

写真:能島理事長

子供の自主性を尊重する能島理事長

一般的にはいじめなどの出来事が不登校の原因と考えがちだが、実際には学校の中に自分の 居場所 が見つからず、足が遠のいてしまうケースも多い。原因が何であれ、学習の遅れへの対応は重要な問題である。学習支援による学力の回復が再登校のきっかけとなることもあるが、能島さんたちの目的は、復学させることではない。
「大切なのは、子どもたちがそれぞれの価値観に沿って安心していられる、自発的に選択していける、そういった環境をつくることだと思っています」

学生講師の人材養成も、活動の大きな柱である。
「まず最初に、自己理解を含めたうえでの対人関係トレーニングの研修を時間受けてもらっています。その後も毎月1回、心理学の専門家やスクールカウンセラーなどを交えた継続研修を行い、子どもたちと接するうえでの情報交換と学生講師たちの精神的負担の 軽減もはかっています」

写真:宮前正裕さんと近藤絵美子さん

不登校児の支援事業を担当している宮前正裕さん(左)と事務局長の近藤絵美子さん

その学生たちからは、この夏に実施される不登校児を対象にしたキャンプをはじめ、新たな企画やアイデアが次々と出されている。活動に携わることによって、学生自身も「社会の役に立ちたい」という意識を強めているようだ。

今後は、かつて不登校児を持っていた人による「ピアカウンセリング」など、不登校児の親へのサポートについても視野に入れている。また、これまでの活動で得たノウハウを他地域でも実践できるパッケージングプログラムにまとめる計画も立てている。

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