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2001年度アエラ掲載記事(団体活動内容)ご紹介

DVや性的被害を受けた女性たちの社会復帰を支援する自然派レストラン
地域生活支援ネットワーク 女性ネットSaya-Saya(東京都)

写真:お弁当づくりの様子写真:店内の様子

「ママ」さんこと森泉早苗さんを中心に、宅配のお弁当づくりに励む女性たち。明るく元気な声がいつも響いている

自然派レストラン「Saya-Saya」は東京の下町、荒川区町屋にある。一見どこにでもありそうなこぢんまりとしたレストランだが、ここはDV(家庭内暴力)や性被害を受けた女性たちが心身の傷を癒しながら、社会復帰への自信を取り戻していくための相談と支援の場であり、野本律子さんと松本和子さんが共同代表者として運営する女性ネットSaya-Sayaの中核拠点である。

野本さんと松本さんがSaya-Sayaを立ち上げたのは2000年の6月である。野本さんは十数年前からアルコールや薬物依存症で悩む家族の支援を行っていたこと、また、自身もDV被害者であった経験から、暴力被害を受けた女性たちを緊急的に避難させるシェルターを立ち上げたりした。一方の松本さんは東京・山谷で、路上生活者に多いアルコール依存症の人たちの支援を続けていた。そんな二人が知り合い、お互いが共通している問題を語り合うようになる。DVや性的被害を受けた女性たちの多くは、加害者から身を隠し、同時に今までの生活基盤や人との繋がりを失い、社会から孤立している。そんな彼女たちに、新たな地域との関わりを作り、自立していく自信と力を取り戻していける場をもうけることだった。それを形にしたのがSaya-Sayaだ。

写真:野本律子さんと松本和子さん

Saya-Saya共同代表者の野本律子さん(右)と松本和子さん

店では、病院で糖尿病患者用の調理を担当していた森泉早苗さんと2名のボランティアと共に、被害女性19名がローテーションを組み、650円の日替わり定食や弁当づくりなどを行っている。また、有料の面接相談や無料の電話相談、さらに被害女性と一緒に役所に出向いて生活保護の申請をしたり、一時保護のためにシェルターと連絡を取ったり、活動は多岐にわたる。

「ここで働く女性たちの中には、男性に今だに恐怖心を感じている人もいます。特に、性被害を受けた女性の精神的なショックは大きいんです。精神面や経済面でのサポートをしながら、彼女たちが自信を持って新しい生活へ踏み出せるようにしてあげたい。ここはその最初のステップで、経営的にもまだ赤字続きですが、将来的にはもっと活動の場を広げていきたい」と語る野本さんの背後で、忙しげに働く女性たちの声が明るく響いている。

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