本文へジャンプ
ファイザー株式会社
ここから本文です
現在地 : Pfizer co.jp ホーム > 社会貢献活動 > 市民活動への助成 > 過去の選考結果 > 2001年度アエラ掲載記事(団体活動内容)ご紹介

2001年度アエラ掲載記事(団体活動内容)ご紹介

人を人として野宿生活者と共に生きる喜びを分かち合うケア活動
木曜夜まわりの会 釜ヶ崎地域における“終わりなき”生活支援事業(大阪府)

写真:野宿経験者を見舞っている様子

毎週主に金曜日と第一日曜日、入院や施設に入所している野宿経験者を定期的に見舞い、健康状態や病院、施設での状況を確認。

「野宿生活者たちのことを知れば知るほど、このプロジェクトに関わっていきたいと思うようになりました」

大阪のJR環状線「新今宮」駅南側一帯にある釜ヶ崎地域(あいりん地区)で、野宿生活者の生活相談と支援活動を行っている「木曜夜まわりの会」。公務員として働くかたわら、6年前からボランティアで参加している高塚晃弘(32)さんだ。実は、高塚さんは貧困や病気で見捨てられた人たちの救済活動に一生を捧げたマザー・テレサに会ったことがある。その時の「日本は豊かな国なのに、なぜ路上生活者を放っておくのでしょう」という彼女の言葉に心を動かされて、「木曜夜まわりの会」の活動に参加したのだという。

写真:生活相談の様子

「家族らしい交わりの時間を少しでももちたい」と始めた生活相談。毎週金曜日、一緒に食事をしたり、カウンセリングを行い、一人ひとりそれぞれの状況に応じた健康管理や生活サポートに取り組んでいる。

写真:資料

入院や施設入所後のフォローや、居宅生活をしている人たちの継続的なケア活動を行うために必要な資料もしっかり管理されている。

写真:高塚さん、青山さん、小川さん

左から、生活相談を行っている高塚さん、青山さん、小川さん。家族的な関わり合いを大切にしているメンバーたちだ。

会の前身は、路上で飢えや寒さをしのいでいる人たちがいるのを見かねて、自主的に集まった人たちが始めた「夜まわり」。本格的に組織されたのが14、5年前になるという。当時は、毎週木曜日の夜10時半ぐらいに集まって、野宿生活者を訪ね歩きながら、毛布やおにぎりなどを配布。からだの調子が悪い人には診療所や医院で無料で診療が受けられる医療券の配布や入院、宿泊施設の確保などを行っていた。しかし、週1回の夜まわりだけでは、病院や施設に行っても、その先どうなったかを誰も見届けることができない。相談する相手もなく、退院、退所をして行方が分からなくなってしまったり、亡くなっていたこともあった。路上生活を余儀なくされている人たちの孤独感を癒し、本当の意味での健康を取り戻せるようにするには、一人ひとり、家族と同様に親身になって相談にのり、継続的な関わりを持つことが大切と感じたという。

現在は、毎週金曜日に、野宿に至った経緯や健康状態を把握し、生活保護申請の手伝いや病院や施設に入っている人たちを定期的に見舞ったりと、家族的な関わり合いのなかでの生活相談・訪問ケア事業を行っている。

支援メンバーの青山美香(33)さんと小川裕子(29)さんは、口をそろえる。「この地域はもともと日雇い労働者が多く、高齢のため働けなくなって野宿生活を始めたという人がほとんどです。身寄りもなく、孤独のうちに亡くなる方も少なくありません。私たちは、路上で出会った人たちと一緒に生きる喜びを分かち合いたい」

このページの先頭へ

このページの先頭へ

ここから下部共通部分です
ファイザー
Copyright© Pfizer Japan Inc. All rights reserved.
上部共通ナビゲーションに戻る