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2001年度アエラ掲載記事(団体活動内容)ご紹介

子供たちがのびやかに共同生活体験合宿。しなやかな心と自立の精神を育む
特定非営利活動法人コロンブスアカデミー
不登校の子ども達のための六浦共同生活舎生活体験合宿(神奈川県)

写真:釣りをしている様子

葉山の長者ヶ崎海岸で釣りを楽しむ生活舎の子供たち。

横浜コロンブス六浦共同生活舎、通称「ムツコロ」は京浜急行逗子線の六浦駅から徒歩約10分の急な坂道を登りきった小高い山の上にある。もともとはムツコロの主任スタッフである尾根山智彦さんが生まれ育った家で、木造二階建ての古い建物だが部屋数は7室ある。見晴らしがよく、近くには乗馬場などがあり、葉山や逗子の海岸まで車なら20~30分の距離だ。

写真:尾根山さん

子供たちにお兄さんのように慕われているスタッフの尾根山さん

写真:生活舎の部屋

生活舎の子供たちの部屋。男女別に2~3人で共同生活

今この生活舎では、数人の中学生から20代の若者までが共同合宿している。いずれも不登校やひきこもり、家庭内暴力など心に問題を抱えた若者たちである。ここでの生活は、問題の状態や段階に応じて短期と長期のプログラムを設定。2週間の短期合宿では子供たちが安心して過ごせる一時避難的な居場所として、1か月の長期合宿では心の状態や問題の度合によってそれぞれの子供たちに合わせた癒しの期間から自立までのプログラムを設けて取り組んでいる。
「ここに来る子供たちはコミュニケーションが苦手で、何か攻撃を受けたときに跳ね返す力が育ってない。長年の不登校から、家族に対する不信感が募って家庭内暴力にまでいく子もいる。彼らは自分が置かれた危機的状況から一時的に避難することが必要なんです」とコロンブスアカデミー専務理事の金森京子さん。

共同生活の成果は、グループのインターナショナルコロンブスアカデミーが学校生活や家庭・地域生活になじめない子供たちに自立の心を育むために行った小型ヨットによる長期外洋航海やキャンプ、勉強会などで明らかになっている。ムツコロはその一つのフリースクールで2000年3月に開所した。現在は7名の常勤職員とボランティアスタッフの協力で運営されている。

合宿生活は朝7時起床で食事の支度、部屋の掃除などは全部自分たちでやる。学校に行かない子は自由に過ごしてもいいし、料理・絵画・音楽など好きなプログラムを選んで勉強できる。学業については教員資格を持ったスタッフが指導もする。

写真:金森さん

「ここでの共同体験合宿によって、社会に出ていくための問題解決のきっかけになればいい」と語る金森さん

「長い不登校生活で考える時間は十分にあったんです。今は、考えるのではなく、働きたい、学校に行きたいといった生活の主体となるものを自分で見つけることが大事なんです」。それと同時にムツコロで他人と同じ釜の飯を食うことで、くずれている生活リズムを規則正しい共同生活で取り戻す。そして、自分と同じ状況にある仲間への思いやりの精神を培うことにもなる。「ムツコロはあくまでも社会へ出ていくための一つのきっかけになればいい」と金森さんはいうが、子供たちにとっては、いつでも自分を受け入れてくれるという心の拠り所でもあるのだ。

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