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2002年度アエラ掲載記事(団体活動内容)ご紹介

精神障害の当事者が集めた情報をホームページと出版物で公開
特定非営利活動法人 札精作連(札幌市精神障害回復者小規模共同作業所連絡協議会)
精神障害回復者小規模共同作業所マップ
(北海道)

写真:話し合いの様子

今回のプロジェクトに関わった当事者たち。作業所にたどり着くまでの悩みや体験をふまえ、プロジェクトの進め方などをみんなで話し合って決める。

現在、札幌市には市から補助金を受けている所だけでなく、無認可の所も含めて、精神障害者のための小規模作業所が50か所ある。市内や近郊に点在するそうした作業所が互いに連携協力し、精神障害回復者のための地域活動を支援しようという目的から設立されたのが、札精作連である。発足は15年前、最初は7、8か所からはじめて、現在では41か所が加盟している。

写真:パソコンに向かうスタッフ

不登校やひきこもりの人たちにとってインターネットは有効な情報源だ。当事者が取材した情報をまずはホームページに入力する

しかし50か所の作業所があるといっても、これまで当事者が知ることができるのは住所と電話番号ぐらいで、そこで何をどんなふうに行っているかという情報はほとんどなかった。実際、今回のプロジェクトに携わっている当事者の一人は、「一括りに作業所といっても、みんな同じことをやっているわけではないんです。機材の工作をしているところもあれば、陶芸やウェブの制作をしているところもあります。自分はPCが好きだったので、関連した作業ができてすごく楽しい」という。

「作業所というのは友だちをつくったり、自分を知ることができたり、仕事をすることで少ないけど給料をもらえて、少し胸を張ることができる。仲間とつながれるという意味でもいい場所なんです。そうした情報が手に入れば、当事者や家族はどれだけ助かるかしれません」

写真:宮田会長

「札幌で行われる『秋の健康まつり』には間に合わせたい」と語る宮田会長

そこでスタートしたのが「札幌市社会資源マップ」を作るというプロジェクトである。この資源マップは全作業所について住所・電話はもちろん、職員やボランティアの数、そこに通っているメンバー、諸設備の状態、作業内容、行事やレクリエーション活動など、当事者や家族が知りたいと思っている情報をすべて網羅する。まずホームページを立ち上げて情報提供を行い、9月頃には本にして出版する予定である。実務を担当しているのは「ヨベル」「のほほん工房」「てくてく」の3作業所の当事者たちで、各作業所の取材はほとんど終わっており、今はホームページの編集作業に追われているところだ。宮田英次札精作連会長は「何よりも当事者自身がプロジェクトを推進していることが画期的。当事者だけで行って取材をし、その場の雰囲気を見て、聞いてまとめる。取材という体験を通して自信をとりもどし、障害者に対する理解も広がっていく。当事者だからわかる情報は他の障害者にとっても貴重です。作業所だけでなく、地域の支援センターや自助グループなどの情報も掲載していきたい」と考えている。

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