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2002年度アエラ掲載記事(団体活動内容)ご紹介

生きにくさを感じている人たちに向けてひきこもり当事者から発信する
特定非営利活動法人 東京シューレひきこもり当事者による
ひきこもり当事者による雑誌発行プロジェクト
(東京都)

写真:編集会議の様子

今夏発行の「IRIS」2号の編集会議をするスタッフたち。「自分たちの思いを伝えたい」という情熱を共有するゆえに、編集方針をめぐって熱い議論を交わす。

雑誌『IRIS』(イリス=ギリシャ語で「虹」)の表紙には「生きにくさを感じている私たちからあなたへ」という読者への呼びかけが掲げられている。企画から取材・執筆・編集にいたるまでの一切を、ひきこもりの当事者たちによって刊行された雑誌である。創刊号の目次には、座談会「当事者が語るひきこもり」、当事者手記、親の手記、児童精神科医・渡辺位さんへのインタビュー、映画『home』を観て・意見交換会、さらには創作、評論、本と音楽のおすすめコーナーなどが並んでいる。本文124ページ。「雑誌づくりの経験者は一人もいない。みんな手探りで作った」とは思えないほどの堂々たる出来ばえだ。

写真:「IRIS」創刊号

当事者たちが企画から取材、編集、校正まで一貫してつくりあげた雑誌「IRIS」創刊号。当事者が抱いている「生きづらさ」を知ってほしいという願いが込められている

発行元である東京シューレは不登校の子供や若者たちのためのフリースクール。その活動は18年に及んでいる。2年前から「土曜サロン」「木曜サロン」という20代以上のひきこもりの人たちの交流の場を設けたところ、参加者たちから「自分たちの考えや経験をもっと世の中に受け止めてもらうために雑誌を作りたい」という声があがった。

「当事者だけで本当にできるのかと最初はびっくりしましたが、彼らが協力して1冊の雑誌を作ることで社会とつながり、共に楽しさや苦しさ、達成感を味わうことができるとすればこれは非常に意味のあること」と、奥地圭子理事長は全面的にバックアップすることにした。「ひきこもりの人たちを否定するような世間の根強い偏見を変えていくために、当事者たちが自己を表現し、その存在を積極的に発信していきたいという。こんな発想はこれまでなかった。素晴らしいことです」

写真:理事長・奥地圭子さんと本間周子さん

古くから不登校児、ひきこもり者をサポートしてきた東京シューレの理事長・奥地圭子さん(右)とスタッフの本間周子さん

編集会議ではもめ事が続出した、作業は本当に大変だった、作るのに精一杯で読む人のことはあまり考える時間がなかった―など編集に携わった当事者たちの感想はさまざまだが、「終わってみれば楽しかった」という充実感は共通している。ある当事者にとっては「一冊の雑誌を作ることで、どうして自分はひきこもりなのかという認識が自分の中で深まった気がする」と、自己と向き合う新たな機会にもなったようだ。

当事者やその家族はもとより、生きづらさを感じている多くの人々へのメッセージが込められたこの雑誌は、年4回発行の計画。現在、夏発行の2号に向けて、編集スタッフたちは奔走している。

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