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2002年度アエラ掲載記事(団体活動内容)ご紹介

女性アルコール依存症者に対するサポートは、分かち合える仲間で
特定非営利活動法人 ジャパンマック
女性アルコール依存症者サポートセンター事業
(東京都)

写真:電話相談を受けるスタッフ

回復途中にある女性スタッフによる電話相談。家族からの相談も多いという。当事者でなければわからない治療・回復の経験が生かされている

今年6月、東京・杉並に日本で初めての女性アルコール依存症者のためのサポートセンターが誕生した。建坪約270m2、3階建てで8DKのスペースには、定員10名の居室とダイニングルーム、バス・トイレ、事務室がある。

「背景には、アルコール依存の場合、まず女性依存者に対するサポートの手が少ないというのがあります。治療プログラム自体がほとんど男性向けにできている。たとえば、隊列を組んで歩く行軍のように何がなんでも頑張らなきゃいけないというような内容で、女性には体力的にも精神的にもついていけないものが多い。さまざまな問題点があることも男性の職員には理解できない。また、複合的な婦人保護施設もあるのですが、アルコール依存症の人をあまり受け入れようとしない。要望の多いナイトケアをするための宿泊施設も東京にはない。あまりにも社会資源が整っていないものですから、少しでも問題解決の糸口になるようなものができればということで開設しました」と、ジャパンマック担当理事の武澤次郎氏。

写真:武澤さんと椎崎さん

担当理事の武澤さん(左)と事務局の椎崎さん

ジャパンマックは、25年前、アメリカ人神父が自らのアルコール依存症の治療体験をもとに日本で治療・回復の手助けをしようということで設立された「みのわマック」が前身。02年2月に発展的な援助をめざして名称を変更、全国にある関連グループ施設とも連携した活動を展開している。

サポートセンターの名前は「OHANA(オハナ)」。ハワイ語で「家族」を表す。ハワイにはアルコール依存症者の施設があって見学者も多く、親しみやすく温かいイメージを込めてつけられたという。今のところスタッフは、常勤で回復途中にある女性当事者と元ギャンブル依存症の女性などのボランティアを中心に、福祉関係の専門家や医師などがサポートとして加わる。毎週水曜、土曜の2日間、電話相談と予約による来所相談、専門家や女性依存症者が参加する女性だけのクローズド・ミーティングなどが行われている。今後、女性に合ったプログラムを追加していく計画だ。

運営の基本は、女性が女性を援助していくこと。アルコール依存症の問題は生き方の問題につながり、援助とかサポートとか根本的なところでは、やはり女性でなければわからないことがあるからだ。

「飲んでいた時の生き方ではなく、新しい生き方をという思いでやっています。肉親以上に分かちあえる仲間として、一人でも多くの女性のためにお手伝いができれば……」と、女性スタッフの声が力強く響いている。

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