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2002年度アエラ掲載記事(団体活動内容)ご紹介

精神障害の経験者だからできる「かけがえのない役割」を担うために
兵庫県高齢者生活協同組合
精神障害者ピアヘルパー等養成事業
(兵庫県)

写真:講義の様子

精神科医の宮崎隆吉先生の講義を真剣な表情で受ける当事者と一般支援者たち。

高齢者・障害者の地域生活支援と就労拡大、生きがいと仲間づくりに努めてきた兵庫県高齢者生活協同組合では、地域に暮らす障害当事者たちからの社会復帰施設建設の要望に応えて01年に精神障害者福祉工場建設委員会を発足。02年には、障害児・者への訪問介護を専門的に担うヘルパーステーション「ピアステーションこうべ」を開設した。こうした生活支援体制の中から、今年4月には、精神障害者が資格を取得し、プロのヘルパーとして障害のある当事者にサービスを提供するピアヘルパー等養成講座を開講した。

ホームヘルパー2級養成課程に精神障害者ホームヘルパー講習を上乗せしたこの講座のもっとも大きな特色は、一般支援者と障害当事者とが一緒になって受講することにある。当事者が長期の講習を満了するには、心の支えになると考えているからだ。

写真:香木さん、藤田さん、渡口さん、貞丸さん、西脇さん

この事業に関わる委員会のメンバー。手前右から時計回りに香木さん、藤田さん、渡口さん、貞丸さん、西脇さん

「私もかつて具合の悪いときには、いろんな人たちに支えられた。その経験をもとに同じ目線で障害者に手を貸したい」と、当事者として受講する渡口泰子さんもこの事業を担当するメンバーだ。

当事者がヘルプすることで、当事者でなければわからないところに手が届く。「自分もこうだった」と語りかけることが、介護される側にとって精神的な負担の軽減になる。またヘルプする当人も資格を得ることで達成感を獲得し、誰かを支えているということが自己尊厳感を高める。福祉の利用者から提供者へというピアヘルパーの持つ意義は大きい。

写真:講義の様子

普通は1日7時間で4か月くらいだが、ここでの講義は午後の3~4時間を利用して6か月で行う。

「そんなに人が集まるだろうか」という不安を大きく裏切って、受講生募集説明会には一般108名、当事者33名もの人たちが集まった。「受講料の自己負担が少ないということもありますが、やはり一般の方に当事者と勉強することで心のケアのあり方を学びたいという広がりがあるからだと思う」と同組合の香木明美さんはいう。

今年の10月には第1期修了生(支援者・当事者各15名)を送り出すが、その後の就労を含めて、同じ教室で学んだヘルパー同士のきづなを深めるためのフォローアップ研修を毎月1回は続けていく。「まだ始まったばかりですが、より多くの障害者にピアヘルパーの門戸を開き、それを継続していくことの重要性を痛感しています」と、組合の西脇忠之常務理事は語る。

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