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2002年度アエラ掲載記事(団体活動内容)ご紹介

在日コリアン1世のケアと居場所づくりを通じて世代間交流を深める
神戸定住外国人支援センター(ハナの会)
在日外国人高齢者の地域における居場所づくり事業
(兵庫県)

写真:昼食会の様子

JR新長田駅前にある勤労市民センター「ピフレ」で、毎週1回行われている昼食会。全員で分担して作る。今日のメニューはお馴染みのピビンバ、チヂミ、だんご汁、ちんげん菜のキムチ。参加費はボランティアも含めて一律300円。

神戸市には約4万4600人の外国人が定住しており、その半数以上は在日コリアン(韓国・朝鮮人)である。1995年の阪神・淡路大震災で、長田区をはじめとする在日コリアンの居住地域がもっとも壊滅的な被害を受けたとりわけ深刻な状況に置かれたのは、高齢化が進む中で居場所を失って孤立化した在日1世である。こうした状況のなかで在日3世の金宣吉さんと金周司さんらが、在日高齢者コリアンのための「居場所づくり」とケアを柱とした活動を始めようと神戸定住外国人支援センターの中に「KFCハナの会」(「ハナ」は韓国語で「一つ」の意)を設立したのは99年である。

毎週1回、3世、4世の若者と一緒に韓国料理を作ったり、月に一度は民族芸能や民謡を楽しむ。毎回30人前後の女性が集まる。終戦前後、20歳になるやならずで渡日してきた1世たちは同胞社会の中で生きてきたため、日本語の読み書きが十分にできない人も多い。金さんたちはそうした1世たちの重い口を開かせて、ビデオによる聞き取り調査を行っている。彼女らの生活史を生の声できちんと記録に残すためだ。

写真:金宣吉さんと横山雅子さん

代表の金宣吉さん(右)と事務局長の横山雅子さん

「識字率が低いので介護保険制度などの高齢者向けの制度やサービスがよくわからない。そのための説明会を開いて情報を提供するとともに、個別的に相談に応じたりしながら聞き取りを行っています。また既存のサービス施設を利用しても韓国・朝鮮と日本の文化の違いがあって娯楽を楽しめない。日本の民謡や童話では、彼女たちには懐かしくないですよね。娯楽一つを提供するのにも民族性を考えないとうまくいかない」そこで母国の高齢者がどんな娯楽を楽しんでいるか、韓国・釜山の高齢者レクリエーションセンターを訪ねる予定でいる。

写真:活動の様子

出生地や渡日時の状況、居住歴から差別体験、現在の健康状態や生活状況などを細かな項目に沿って行っている聞き取り活動。

「ハナの会」の設立に先立って金さんはアメリカ研修に参加し、とくにサンフランシスコの日系人コミュニティで学んだことが大きかったという。「今後は地域社会における社会的マイノリティの理解を得るために、文化交流や世代間交流を積極的に進めるパイロット・レクリエーション事業を実施していきたい」

地域社会に民族や文化の異なる多様な形の居場所が根づいてこそ、その地域社会が包容力のある豊かなものになるというのが金さんたちの考えである。

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