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2004年度選考総評

「ファイザープログラム - 心とからだのヘルスケアに関する市民活動支援」
2004年度選考総評

■ 新規助成案件の選考経過と助成の特徴
  新規助成選考委員長 清水幹夫

2004年度の新規助成の応募総数は、339件。昨年度は304件であったので35件、12%の増である。2000年9月から始まった本助成プログラムも5年目を迎えるが、ファイザープログラムのヘルスケアに関する市民活動支援の意図が着実に広がっているという感触を得ている。例年に倣って、5段階に分けて選考が行われた。

第1段階は、安藤雄太委員と田尻佳史委員、ファイザー事務局の3名の予備選考委員がすべての応募書類に目を通し、ヘルスケアに関する市民活動をABCで評価をし、選考委員会での審査対象となる117件を選出した。第2段階は、これらの案件を6名の選考委員がそれぞれの専門に応じて1案件につき3委員が選考基準にしたがって評価し、各委員の担当する約60件の応募内容から推薦6件と準推薦4件を選出していただき、合計47件が選ばれた。第3段階は6名の選考委員が一堂に会して、これら47案件を中心に、1)プロジェクトの目的、2)プロジェクトの概要、3)プロジェクト実施内容、4)実施スケジュール、5)予算立てと自主財源、6)実施体制と担当者などを総合的に議論し、特に医学的な分野のプロジェクトについては、医師資格を持つ沢田貴志専門委員によるコメントを加味し、16件の助成候補を選出した。第4段階は、これら16件につき選考委員会で指摘された各案件の問題点や、実施可能性などについて選考委員会の委託を受けた事務局が現地調査を行い、それらの結果をふまえて、最終的に別表14件、助成額にして2,250万円の新規助成対象が確定した。

2004年度の助成の特徴を、本プログラムの重点テーマ別に見ると、「若者の健やかな成長」に関わるもの5件、「制度的に対応できにくい」もの4件、「障害や長期療養に生きる」もの4件となっている。同性愛者向け電話相談事業、ユニークフェイス・ドキュメンタリー、出前虐待防止講座、未成年者禁煙支援事業、福祉オンブズマン活動、ASL療養患者ヘルパー養成、色による発達支援、薬物依存撲滅事業などいずれも成果が楽しみなプロジェクトばかりである。助成候補となっていたホームレスにかかわるプロジェクトが応募者の事情で辞退されたことが惜しまれる。

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■ 継続助成案件の選考経過と助成の特徴
  継続助成選考委員長 山岡義典

継続案件については、今回も前回と同じ22件の応募をいただいた。予備審査と2日にわたる面接審査を経て、そのうち15件に計3,260万円の助成をさせてもらうことになった。継続1年目が11件、継続2年目が4件である。

助成の対象となったプロジェクトは、これまでの助成成果を生かして次のステップに発展する可能性を予感させるもので、それぞれに現代社会の先端的な課題に独自の発想と体制で取り組んでいる。何らかの観点で今後の市民活動のモデルとなり、普及が期待されるものでもある。しかしその何れも、助成終了後も自立して活動を続けていくことについては多くの課題を抱えており、必ずしも十分な戦略が練られているわけではない。継続プロジェクトについては、特にその点の解決も考慮した活動を展開してほしいと切に願う。

選考は、まずすべての応募書類とこれまでに提出された報告書類等を、安藤雄太委員とファイザー事務局と私(委員長)の3人がそれぞれ慎重に読み込み、評価することから始まった。そしてその結果を持ち寄り、継続して助成をすることの意義について個別案件ごとに議論しあい、高い可能性ありと判断された17件を予備審査通過とした。これらの予備審査通過団体には10月3、4日の選考委員会で応募内容の発表をお願いした。17件というのは、昨年の経験からも、2日間で発表し持続して傾聴できる限界の数でもあった。緊張の中で発表を聞き終えた後の審査は白熱したもので、解釈や意見の分かれたものでは、1件について1時間以上も論議が続いた。なお審査に当たっては、事前にいただいていた沢田貴志専門委員からの医学・医療の観点からのコメントや、事務局の現地インタビューの報告なども参考にした。

今回惜しくも採択にならなかったものについては、大きく見れば二つのタイプがある。一つは、次のステップに行くには、その土台となるべきこれまでの助成成果が未だよく見えず、その実現性に説得力を欠く、というものである。もう一つは、一定の成果があがっていながらも新しい展開という面が弱く、継続して助成することの意味が見出されなかったものである。しかしいずれも多数の優れた応募の中から選ばれた実績をもつものだけに、市民活動としての高い資質をもっている。ファイザープログラムでは1年の間を置いた継続助成も受け付けているので、今後の成果や新たな発想を踏まえて、さらに来年の応募に挑戦していただきたい。現に、今回の助成対象には、昨年度惜しくも継続助成に至らなかった2件の応募が、再挑戦して採択に至っている。

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