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ファイザー株式会社 Working together for a healthier world より健康な世界の実現のために
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2005年度選考総評

「ファイザープログラム - 心とからだのヘルスケアに関する市民活動支援」
2005年度選考総評
選考委員長 清水幹夫

1. 新規助成案件の選考経過と助成の特徴

2005年度のプログラムの告知は、5月上旬に行われ、6月8日から同月20日までの応募受付期間内に378件の応募があった。内訳は、障害全般、精神障害、発達障害、高齢者・認知症関係など「障害・難病関係」が50%、不登校・引きこもり、性・いのちの教育・思春期、チャイルドラインなど「成長過程にある10代を対象としたもの」約23%、在住外国人支援、DV支援、路上生活者支援など「医療などが受けられない人」を対象としたもの約20%となっている。

昨年度の応募件数339に比べると39件、約10%の応募件数の増加である。ここ3年間ほど、だいたい同じ程度の割合で応募が増えているのは、このプログラムの社会的認知度が着実に上がっていると考えたい。1件あたりの応募金額は、300万円が約39%、250~300万円未満が約23%、200~250万円未満が約11%、150~200万円未満が約11%、150万円未満が約16%であった。

新規助成予定金額は、2,700万円なので、これらを12件程度に絞り込まなければならない。このために、例年通り4段階の選考プロセスを経た。

まず、外部有識者による選考委員2名、ファイザー株式会社側担当者1名の3名で構成される「予備選考委員会」が全ての案件につき、審査基準に沿ってそれぞれがA(10ポイント)、B(5ポイント)、C(1ポイント)で評価し、123件が選出された(7月)。

第2段階では、約2週間にわたる評価期間を設け、外部選考委員5名、ファイザー株式会社側選考委員1名からなる6名の選考委員が、1人あたり約60件の評価を担当し、1件1件についてそれぞれ3名の選考委員が独創性、地域性、継続性、実現性、実施体制などの細かな評価基準から、推薦6件と準推薦4件を選出して、第2回目の「選考委員会(本審査)」が開かれた(8月)。この選考委員会では、50件の推薦結果が一覧表にまとめられ、各担当選考委員の評価内容を慎重に審査し、15件の助成採択候補団体が選考された。

第3段階では、選考委員会開催後、1ヶ月ほどの間に、選考委員会にて助成採択候補となった15件を実際に訪ね、選考委員会で指摘された問題点や実現性にもとづいて、企画代表者に詳細をインタビューさせて頂いた。(9月)

第4段階は、実地インタビューの結果を踏まえて、1件に付き平均30分の時間をかけ、選考委員長とファイザープログラム事務局とで最終的な助成金額が決定された(10月)。

その結果、新規助成は13件、総額は2,642万円となった。残念ながら、実地インタビューの結果、2つの企画の実現性が困難との判断から助成を断念せざるを得なかった。

本年度の新規助成対象の特徴は、国外企画が1件の他は全て国内企画であった。国外企画の場合、現地の人々が自立的に活動出来るように、また国内企画の場合は、その企画が地域に根付いて自立的に発展していくことを願っている。どの企画も独創的で、メンタルヘルスに深く関わっているので、継続助成につながるような活動を期待したい。助成を断念した2団体については、企画を立て直し、再申請にチャレンジして欲しい。

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2. 継続助成案件の選考経過と助成の特徴

3年目助成6件、2年目助成10件の合計16件の継続助成申請があった。応募件数が少なかったので、予備審査なしで全案件を選考委員会で審査することになった。外部有識者による選考委員6名、ファイザー株式会社側選考委員1名からなる7名の選考委員が、全ての案件につき、選考基準にもとづいてA、B、Cの3段階で仮評価し、継続助成選考委員会に臨んだ。「継続助成選考委員会」(10月)は、2日間にわたり、それぞれ22分間の申請団体によるプレゼンテーションと質疑応答が行われ、その後に最終審査が行われた。

3年目助成は、実地インタビューなしでのプレゼンテーション、2年目助成は、初年度助成期間中なので予算の使用状況などを含めて実地インタビューが行われ、その概要がプレゼンテーション前に報告された。

最終審査では、3年目助成5件と2年目助成6件の合計11件が選考されたが、新規助成候補の2案件が不採択となったことから、最終的には、継続助成で不採択になっていた案件の中で、C評価の最も少ない2年目助成1件を委員長決裁で助成団体に加えた。従って、最終的な継続助成は12件(3年目助成5件、2年目助成7件)、助成金の総額は2,276万円となった。

3年目の継続助成対象は、精神障害者の就労支援、知的障害者の芸術的才能開発事業、不登校の若者の居場所づくり事業、高機能広汎性発達障害の青年サポート事業、ガザ地区の少年・少女を対象とした心理社会的ケア事業などであり、いずれも事業の自立やまとめに向けて助成金が有効に活用されることが期待されている。

2年目の継続助成対象は、ベトナム人コミュニティーの薬物防止事業、地域の親子の絆づくり、同性愛者向け電話相談事業、不登校の若者たちによるジョブスペース事業、カンボジアの人身売買の犠牲となった青少年・家族支援事業、高齢者施設・介護者への出張アート講座などであり、事業内容の充実に向けて助成金が効果的に活用されることが期待されている。

補足:ファイザープログラム選考委員
新規助成、継続助成ともに、何段階もの審査過程を経て助成団体と助成額を決めていくプロセスは、ファイザー株式会社とは直接関係のない特定非営利活動法人市民社会創造ファンドに委託されているので、極めて公正に助成団体の選考が進められている点を強調しておきたい。選考委員には、ファイザー株式会社の1名が加わるが、残りの5名の選考委員は、市民社会創造ファンド側で選んだ、教育、福祉、心理、医療、非営利活動団体などの幅広い分野の学識経験者や実践家で構成されており、概ね3年ごとに選考委員や委員長の交代が行われていることも付け加えておきたい。ただし、継続助成の選考は、前年度の新規委員が引き続き担当することで、前年度の選考意図が反映されるよう工夫している。

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社会貢献活動

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ファイザー
企業市民レポート 2018
ファイザー企業市民レポート2017 PDF版
ファイザー企業市民レポート2018(PDF:4.93MB)
『ファイザー企業市民レポート』 PDFでご確認いただけます。

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