肺動脈性肺高血圧症治療剤
「レバチオ®懸濁用ドライシロップ900mg」、「レバチオ®ODフィルム20mg」同時発売
報道関係各位
ファイザー株式会社
ファイザー株式会社(本社:東京都渋谷区、社長取締役社長:原田明久、以下ファイザー)は、本日1月29日(月)、ホスホジエステラーゼ5阻害薬「レバチオ®懸濁用ドライシロップ900mg」および「同レバチオ®ODフィルム20mg」(一般名:シルデナフィルクエン酸塩)を発売いたします。
レバチオ®錠20mgは、2008年に成人の「肺動脈性肺高血圧症」を効能・効果として承認され、2017年9月に小児に対する用法・用量の追加が承認されました。これと同時に「同懸濁用ドライシロップ900mg」および「同ODフィルム20mg」の製造販売が承認されました。
ドライシロップは1歳以上で体重8kg以上20kg以下の小児の用法・用量である1回10mgの投与を可能とした剤形です。ODフィルムは水分摂取制限の必要な患者様や携帯性が増したことによる服薬コンプライアンスの向上が期待できます。
ファイザーは肺動脈性肺高血圧症患者様のニーズに対応可能な剤形を提供し、服薬コンプライアンスの改善および適正使用の推進を通して肺動脈性肺高血圧症治療に貢献いたします。

【レバチオの概要】(本日発売の新剤形)
製品名 | レバチオ®懸濁用ドライシロップ900mg レバチオ®ODフィルム20mg |
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一般名 | 和名:シルデナフィルクエン酸塩 洋名:Sildenafil Citrate |
効能・効果 | 肺動脈性肺高血圧症 |
用法・用量 | [レバチオ懸濁用ドライシロップ] 成人 通常、シルデナフィルとして1回20mgを1日3回経口投与する。 1歳以上の小児 体重8kg以上20kg以下の場合:通常、シルデナフィルとして1回10mgを1日3回経口投与する。 体重20kg超の場合:通常、シルデナフィルとして1回20mgを1日3回経口投与する。 [レバチオODフィルム] 成人 通常、シルデナフィルとして1回20mgを1日3回経口投与する。 1歳以上の小児 体重20kg超の場合:通常、シルデナフィルとして1回20mgを1日3回経口投与する。 |
製造販売承認日 | 2017年9月27日 |
薬価基準収載日 | 2017年11月22日 |
発売日 | 2018年1月29日 |
製造販売元 | ファイザー株式会社 |
薬価(規格単位) | 懸濁用ドライシロップ:671.30円(10mg1mL(懸濁後の内用液として)) ODフィルム:1,213.50円(20mg1錠) |
※[効能又は効果]、[用法及び用量]に関する使用上の注意などの詳細は、添付文書をご参照ください。