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10月20日は「世界骨粗鬆症デー」
「全国の閉経後女性3,168人の骨粗鬆症に対する意識・実態調査」結果発表 ・女性の要介護や寝たきりになる原因第3位※1、60代では3人に1人が罹患しているといわれる骨粗鬆症※2。検査の経験がない人は約4割 ・背骨の骨折の可能性があるとされる2センチ以上の身長低下があった人※3は4割弱。そのうち7割以上(75.8%)の人は骨粗鬆症の診断はなく、治療もしていなかった

報道関係各位

2018年10月16日
ファイザー株式会社

ファイザー株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:原田明久、以下ファイザー)は、2018年7月31日から8月6日にかけて、50代以上の閉経後女性3,168人を対象に、骨粗鬆症への意識や実態に関するインターネット調査を実施しました。

毎年10月20日は国際骨粗鬆症財団(IOF)を中心に世界骨粗鬆症デー(WOD:World Osteoporosis Day)が開催され、「世界から骨粗鬆症による骨折をなくす」ことを目指す地球規模の啓発イベントが開催されます。本調査は、「女性の健康寿命延伸」を目指した活動を展開しているファイザーが、当該活動の一環として、この世界骨粗鬆症デーに合わせて、閉経後の女性がどのように骨粗鬆症を認識し、行動しているかを把握し、その結果を今後の骨粗鬆症診療の進展に活かすことを目的に実施しました。

女性は、50歳前後に迎える閉経に伴い、健康寿命を阻害する様々な疾患のリスクが高まります。骨粗鬆症はその一つであり、女性の有病率は50代から徐々に上昇し、60代の3人に1人、80代では2人に1人が罹患しています※2。骨粗鬆症による骨折が原因で要介護状態や寝たきりになる女性の確率は、認知症、衰弱に次ぎ、第3位に上げられ※1、本人の身体的・経済的負担とともに、家族にも大きな負担をかける可能性があります。また、椎体骨折と大腿骨近位部骨折は、その後の死亡率を上昇させることが報告されています※4

今回の調査結果は、以下の通りです。

骨粗鬆症に関する認知率自体は高いが、情報の認知にばらつきも

  • ほぼ全ての回答者(99.3%)が、骨粗鬆症について認識しており、約7割(71.7%)は、「どのような病気か詳しく知っている」と回答した。【図①】
  • 骨粗鬆症の情報として知っていることの上位の項目は、「骨がスカスカになる(86.0%)」「骨がもろくなりちょっとしたことで骨折しやすくなる(82.3%)」「骨折して寝たきりの原因にもなる(69.5%)」であった。【図②】
  • 一方、「糖尿病などの生活習慣病と関連がある(11.1%)」「放っておくと悪化し寿命が短くなる(18.9%)」「骨折しても痛みや自覚症状がないことがある(37.4%)」「治療すると骨折をある程度防ぐことができる(37.8%)」など、十分に認知されていない項目もあった。【図②】
  • これらの骨粗鬆症に関する知識は、検査を受けたことがある人の方が受けたことがない人よりも全体的に高かった。骨粗鬆症に関する情報の普及とともに、検査を受けることの大切さを伝え、検査受診率を向上させることの必要性が示唆された。【図③】
  • また、骨粗鬆症になった場合に、どの診療科に受診すればよいか分からないと回答した人は2割弱(18.2%)であった。その割合は50歳代で最も高く2割強(22.6%)であった。【図④】

骨粗鬆症になる不安を感じているが、4割強が検査経験なし

  • 「骨粗しょう症になる可能性があると思う」「今はないが、将来骨粗しょう症になる可能性があると思う」と回答した人は74.7%であった。その中で骨粗鬆症の検査を「受けたことがない」と回答した人は42.2%であり、骨粗鬆症の不安を感じながらも検査を受けていない人が多いことが明らかとなった。【図⑤、図⑥】
  • 骨粗鬆症に対して非常に不安に思うと回答した割合の高かった項目は、「骨折して寝たきりになること(66.8%)」「(寝たきりで要介護になり)家族に迷惑がかかること(65.1%)」「身体に痛みが生じること(46.1%)」であった。【図⑦】

運動習慣や食事の改善で予防できると考え、検査受診に至っていない実態も明らかに

  • 自身が「骨粗しょう症になる可能性がないと思う(18.7%)」と回答した主な理由は、「食事に配慮しているから(51.2%)」「適度な運動をしているから(46.6%)」であった。【図⑤、図⑧】
  • 4割弱(38.8%)の人は骨粗鬆症の検査を「一度も受けたことがない」と回答した。50代女性では、その割合が5割強(55.2%)まで増加した。また、身近な人で骨粗鬆症になった人がいても検査を受けたことがない人は2割以上(27.6%)であった。【図⑨】
  • 検査を受けたことがない理由の上位は、「検査を受けに行くきっかけがなかったから(40.9%)」「気になる症状がなかったから(39.8%)」であった。【図⑩】

骨粗鬆症で骨折している可能性があっても、自己判断で治療を受けない患者さん像

  • 約4割(38.3%)の人が「若い頃より2センチ以上身長が縮んだ」と回答した。そのうち、7割以上(75.8%)の人は骨粗鬆症の診断はなく、治療もしていなかった。【図⑪】
  • 骨粗鬆症と診断されているにもかかわらず治療をしていない理由の上位は、「痛みなどの症状がないから(41.9%)」「食事や運動で治せると思うから(29.1%)」であった。【図⑫】

【今回の調査結果について】
公益財団法人 骨粗鬆症財団 理事
国際医療福祉大学 教授/山王メディカルセンター・女性医療センター長
太田博明先生のコメント

我が国における平均寿命は男性80.98歳、女性87.14歳であり、世界においても有数の長寿国として知られています。一方で日常生活に制限のない期間とされる健康寿命は男性72.14歳、女性74.79歳と、特に女性においては、平均寿命と健康寿命の差は12.35年にも及びます。つまり女性は人生の晩年に12年以上の間、日常生活に制限のある状態で生活を続けることになります。この大きな原因の一つが骨粗鬆症です。しかし、骨粗鬆症は初期では自覚症状に乏しいため、気づかないまま症状が進行しているケースも多くみられます。そのため、少なくとも閉経後の女性は、定期的に骨粗鬆症の検査を受け、骨の健康状態を確認することが推奨されています。

しかし、今回の調査においても、閉経後の女性が定期的に骨粗鬆症の検査を受けている割合は1割強にとどまり、一方で検査を一度も受けたことがない人が約4割にものぼることが明らかとなりました。検査を受けたことがない理由としては、「検査を受けに行くきっかけがなかったから」「気になる症状がなかったから」がともに約40%であり、自覚症状が乏しい骨粗鬆症に対する一般の方々への更なる情報提供の必要性を感じさせる結果となっています。

私案ですが、私は「65-80(ろうごをハッピーに)」運動を今後展開していきたいと考えています。現在、骨粗鬆症の診断基準は骨密度の評価指標であるYAM値が70%以下となっていますが、長生きリスクの一つである骨粗鬆症による骨折を回避するために、65歳まではこのYAM値を80%以上に保つことを目標としましょうという活動です。今回の調査結果を受け、骨粗鬆症の早期発見・早期治療に結びつく、このような活動の重要性を再認識するとともに、健康寿命の延伸のためには、骨の健康を守ることは喫緊の課題であると改めて強く感じました。私たち医療従事者も今回の調査結果を受け、更なる情報提供を行うとともに、骨検診の受診勧奨に努めて参りたいと考えています。

  1. ※1 厚生労働省大臣官房統計情報部:平成30年 国民生活基礎調査(平成28年)の結果から グラフでみる世帯の状況.より改変
  2. ※2 山本 逸雄 ほか: Osteoporosis Jpn 7(1): 10,1999
  3. ※3 Siminoski, K. et al.: Osteoporos Int 16(4) : 403, 2005
  4. ※4 骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン2015年版

【参考資料】全国の閉経後女性3,168人の骨粗鬆症に対する意識・実態調査(PDF:817KB)

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