ファイザープログラム
~心とからだのヘルスケアに関する市民活動・市民研究支援
2018年度 15件のプロジェクトに2,888万円を助成決定
30~50歳代の中堅世代におけるヘルスケアを支援するユニークな助成プログラム
報道関係各位
2018年12月12日
ファイザー株式会社
ファイザー株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:原田明久)は、ヘルスケア領域の課題に取り組む、NPO等の市民活動および市民研究を支援する助成事業である「ファイザープログラム ~心とからだのヘルスケアに関する市民活動・市民研究支援」の2018年度の助成プロジェクトを決定しました。第18回となる本年度は、新規助成には全国から104件のご応募をいただき、そのうち7件(助成総額1,388万円)が、また、継続助成として8件(助成総額1,500万円)が、それぞれの選考委員会による厳正なる選考の結果、助成対象プロジェクトとして選出されました。
本プログラムは、当社が社会貢献活動の一環として2000年に創設した市民活動助成事業です。創設以来、疾病や障がいを抱える方をはじめ、生活困窮者や公的制度の狭間で支援を必要と する方々など、従来の「ヘルスケア」の枠にとらわれない対象者を支援するとともに、多くの助成プログラムでは対象とならないような人件費をカバーするなど、現場のニーズに合った 先駆的な取り組みを続けています。2013年からは、公的支援が届きにくい30~50歳代の中堅世代に対象をしぼり、同世代の心身のケアに関する課題に取り組む市民活動・研究のさらなる発展を応援しています。
ファイザーではこのような社会貢献活動を通じて、革新的な医薬品の開発と提供だけでは十分に果たすことのできないヘルスケアの課題にも引き続き取り組むことで、「より健康な世界の 実現のために」、一層邁進してまいります。
ファイザープログラムの概略
2000年9月に創設した市民活動助成事業で、「心とからだのへルスケア」の課題に取り組む市民活動や市民研究を支援しています。2013年度からは、公的支援が届きにくい「中堅世代のヘルスケア」に対象をしぼった新しいプログラムをスタートさせています。3年間の継続助成制度や人件費への助成など、先駆的で現場のニーズに合った支援により、これまでの18年間に、延べ4,089件(新規3,790件、継続299件)の応募の中から、新規・継続助成合わせて383件のプロジェクトに対し、7億3,242万円を助成金として支援いたしました。
詳細は当社ホームページをご参照ください。
https://www.pfizer.co.jp/pfizer/company/philanthropy/pfizer_program/index.html
- 2018年選考結果の詳細はこちらをご参照ください。
ファイザー株式会社の社会貢献活動について
ファイザーは9つのバリュー(価値規準)の一つである「善き市民」の実践として、様々な社会貢献活動に積極的に取り組んでいます。ファイザープログラムを始め、ヘルスケア関連団体(患者団体、障がい者団体など)への支援、ヘルスリサーチ分野の研究助成など幅広い企業市民活動を積極的に展開しています。
2018年度助成対象プロジェクト一覧
新規助成(助成1年目)
活動 | 研究 | プロジェクト名 | 団体名 | 代表者 | 所在地 | 助成額(万円) | |
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1 | ○ | 原発事故後の健康と心 | NPOはっぴーあいらんど☆ ネットワーク |
鈴木真理 | 福島 | 181 | |
2 | ○ | 子育てに困難を抱える母親を対象に美容ケアサロンを利用した支援活動 | 特定非営利活動法人 ソシオキュアアンド ケアサポート |
渡辺新子 | 東京 | 139 | |
3 | ○ | ○ | 刑務所収容者の健康実態調査と健康管理支援及び社会復帰後の心のケア | 特定非営利活動法人 マザーハウス |
五十嵐弘志 | 東京 | 260 |
4 | ○ | ○ | ひきこもりピアサポーター養成研修及び実践活動に関する研究と普及事業 | 特定非営利活動法人 KHJ全国ひきこもり 家族会連合会 |
伊藤正俊 | 東京 | 229 |
5 | ○ | 地域の福祉団体と共に就労困難な中堅世代の社会参加を促すふっくら布ぞうり事業 | 一般社団法人 あゆみ |
工藤賀子 | 東京 | 182 | |
6 | ○ | 中堅世代のALLYに向けたインタビュー調査 | 特定非営利活動法人 虹色ダイバーシティ |
村木真紀 | 大阪 | 260 | |
7 | ○ | 中堅世代を対象とした伴走型支援の理念を取り入れた「生笑一座」公演事業 | 生笑一座実行委員会 | 西原宣幸 | 福岡 | 137 | |
助成総額〔7件・合計〕 1,388万円 |
- (2018年度の助成期間は、2019年1月1日~12月31日です)
継続助成
活動 | 研究 | プロジェクト名 | 団体名 | 代表者 | 所在地 | 助成額(万円) | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
(助成2年目) | |||||||
1 | ○ | ○ | 中堅世代の加害者家族の支援モデルの構築 | 特定非営利活動法人 World Open Heart |
阿部恭子 | 宮城 | 250 |
2 | ○ | ○ | 中堅世代の刑事被拘禁者向け医療相談事業 | 特定非営利活動法人 監獄人権センター |
海渡雄一 | 東京 | 200 |
3 | ○ | 中堅世代の病と生活困難者への自立に向けた寄り添い型支援 | 特定非営利活動法人 NPOホットライン信州 |
村上晃 | 長野 | 124 | |
4 | ○ | 孤立する難民と地域社会の市民をつなぐ関係構築プロジェクト | 特定非営利活動法人 名古屋難民支援室 |
名嶋聰郎 | 愛知 | 250 | |
(助成3年目) | |||||||
5 | ○ | 埼玉県西部地区における未就学時期の難病児子育て応援プロジェクト | 社会福祉法人 はなみずき会 |
都築公子 | 埼玉 | 250 | |
6 | ○ | ○ | デートDVの実態から中堅世代の生きづらさと適切な支援方法を明らかにするための研究 | 認定特定非営利活動法人 エンパワメントかながわ |
阿部真紀 | 神奈川 | 171 |
7 | ○ | DV被害等による生きづらさを抱えた女性のための居場所づくり事業 | 認定特定非営利活動法人 女性と子ども支援センター ウィメンズネット・こうべ |
正井禮子 | 兵庫 | 135 | |
8 | ○ | ○ | 沖縄コーヒーの活用と循環型事業でひきこもりの生き方開拓 | 特定非営利活動法人 ウヤギー沖縄 |
近藤正隆 | 沖縄 | 120 |
助成総額〔8件・合計〕 1,500万円 |
- (2018年度の助成期間は、2019年1月1日~12月31日です)