ファイザープログラム
~心とからだのヘルスケアに関する市民活動・市民研究支援
2019年度 15件のプロジェクトに2,764万円を助成決定
30~50歳代の中堅世代におけるヘルスケアを支援するユニークな助成プログラム
報道関係各位
ファイザー株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:原田明久)は、ヘルスケア領域の課題に取り組む、NPO等の市民活動および市民研究に助成する事業「ファイザープログラム~心とからだのヘルスケアに関する市民活動・市民研究支援」の、2019年度助成プロジェクトを決定しました。第19回となる本年度は、新規助成には全国から129件のご応募をいただき、そのうち8件(助成総額1,481万円)が、また、継続助成として7件(助成総額1,283万円)が、それぞれ選考委員会による厳正なる選考の結果、助成対象プロジェクトとして選出されました。
本プログラムは、当社が社会貢献活動の一環として2000年に創設した市民活動助成事業です。創設以来、疾病や障がいを抱える方をはじめ、生活困窮者や公的制度の狭間で支援を必要とする方々など、従来の「ヘルスケア」の枠にとらわれない対象者を支援するとともに、多くの助成プログラムでは対象とならないような人件費をカバーするなど、現場のニーズに合った先駆的な取り組みを続けています。2013年からは、公的支援が届きにくい30~50歳代の中堅世代に対象をしぼり、同世代の心身のケアに関する課題に取り組む市民活動・研究のさらなる発展を応援しています。
ファイザーではこのような社会貢献活動を通じて、革新的な医薬品の開発と提供だけでは十分に果たすことのできないヘルスケアの課題にも取り組み、「患者さんの生活を大きく変えるブレークスルーを生みだす」という企業目的をもとに、一層邁進してまいります。
ファイザー株式会社の社会貢献活動について
当社はさまざまな社会貢献活動に取り組んでいます。本プログラムの他、ヘルスケア関連団体(患者団体、障がい者団体など)の支援、視覚障害者柔道連盟へのサポート、ヘルスリサーチ分野の研究助成、ファイザー医学記事賞など、幅広い企業市民活動を積極的に展開しています。
ファイザープログラムの概略
2000年9月に創設した市民活動助成事業で、「心とからだのへルスケア」の課題に取り組む市民活動や市民研究を支援しています。2013年度からは、公的支援が届きにくい「中堅世代のヘルスケア」に対象をしぼった新しいプログラムをスタートさせています。3年間の継続助成制度や人件費への助成など、先駆的で現場のニーズに合った支援により、これまでの19年間に、延べ4,229件(新規3,919件、継続310件)の応募の中から、新規・継続助成合わせて398件のプロジェクトに対し、7億6,006万円を助成金として支援いたしました。
詳細は当社ホームページをご参照ください。
https://www.pfizer.co.jp/pfizer/company/philanthropy/pfizer_program/index.html
年選考結果の詳細はこちらをご参照ください。
2019年度助成対象プロジェクト一覧
新規助成(助成1年目)
活動 | 研究 | プロジェクト名 | 団体名 | 代表者 | 所在地 | 助成額(万円) | |
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1 | ○ | ○ | 見沼の文化とSDGsを意識した共同創造のソーシャルファームづくり-1 | 公益社団法人 やどかりの里 |
土橋敏孝 | 埼玉 | 200 |
2 | ○ | LGBTの就労支援を担うコア人材育成プログラムの開発・実施 | 認定特定非営利活動法人 ReBit |
藥師実芳 | 東京 | 250 | |
3 | ○ | ヘルスケアコミュニティ「ペイシェントサロン」の全国展開への基盤整備の件 | ペイシェントサロン協会 | 鈴木信行 | 東京 | 50 | |
4 | ○ | ホームレスと市民との出会いを通じたインクルーシブなコミュニティの形成 | 特定非営利活動法人 ささしまサポートセンター |
森亮太 | 愛知 | 210 | |
5 | ○ | ○ | 地方都市での交流・勉強会開催及びケトン食療法継続に必要な支援等調査 | glut1異常症患者会 | 古田智子 | 愛知 | 126 |
6 | ○ | 病気や障害のある人の「きょうだい」の経験共有の場「シブパネル」開発事業 | 特定非営利活動法人 しぶたね |
清田悠代 | 大阪 | 150 | |
7 | ○ | ○ | 中堅世代の触法障がい者と市民のつながりを築くモデル事業 | 一般社団法人 神戸ダルクヴィレッジ |
梅田靖規 | 兵庫 | 210 |
8 | ○ | 被災者など住宅確保要配慮者の相互見守りに役立つ空き家活用モデル提案事業 | 特定非営利活動法人 おかやま入居支援センター |
井上雅雄 | 岡山 | 285 | |
助成総額〔8件・合計〕 1,481万円 |
(2019年度の助成期間は、2020年1月1日~12月31日です)
継続助成
活動 | 研究 | プロジェクト名 | 団体名 | 代表者 | 所在地 | 助成額(万円) | |
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(助成2年目) | |||||||
1 | ○ | 子育てに困難を抱える母親を対象にした美容ケアサロンを利用した支援活動 | 特定非営利活動法人 ソシオキュアアンド ケアサポート |
渡辺新子 | 東京 | 108 | |
2 | ○ | 受刑者・出所者の“生きがい”向上による社会復帰支援プロジェクト | 特定非営利活動法人 マザーハウス |
五十嵐弘志 | 東京 | 200 | |
3 | ○ | 中堅世代を対象とした伴走型支援の理念を取り入れた「生笑一座」公演事業 | 生笑一座実行委員会 | 西原宣幸 | 福岡 | 200 | |
(助成3年目) | |||||||
1 | ○ | ○ | 中堅世代の加害者家族の支援モデルの構築 | 特定非営利活動法人 World Open Heart |
阿部恭子 | 宮城 | 266 |
2 | ○ | ○ | 中堅世代の刑事被拘禁者向け医療相談事業 | 特定非営利活動法人 監獄人権センター |
海渡雄一 | 東京 | 189 |
3 | ○ | 中堅世代の病と生活困難者への自立に向けた寄り添い型支援 | 特定非営利活動法人 NPOホットライン信州 |
村上晃 | 長野 | 110 | |
4 | ○ | 孤立する難民と地域社会の市民をつなぐ関係構築プロジェクト | 特定非営利活動法人 名古屋難民支援室 |
名嶋聰郎 | 愛知 | 210 | |
助成総額〔7件・合計〕 1,283万円 |
(2019年度の助成期間は、2020年1月1日~12月31日です)