ファイザープログラム
~心とからだのヘルスケアに関する市民活動・市民研究支援
2020年度は15件のプロジェクトに2,760万円を助成決定
報道関係各位
2020年12月7日
ファイザー株式会社
ファイザー株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:原田明久)は、ヘルスケア領域の課題に取り組むNPO等の市民活動および市民研究に助成する事業『ファイザープログラム ~心とからだのヘルスケアに関する市民活動・市民研究支援』の、2020年度助成プロジェクトを決定しました。第20回となる本年度は、新規助成には全国から67件の応募をいただき、そのうち8件(助成総額1,360万円)が、また、継続助成として7件(助成総額1,400万円)が、それぞれ選考委員会による厳正なる選考の結果、助成対象プロジェクトとして選出されました。
本プログラムは、当社が社会貢献活動の一環として2000年に創設した市民活動助成事業です。ヘルスケアを重視した社会の実現に向けて、「心とからだのヘルスケア」の領域で活躍する市民団体、患者団体、障がい者団体の皆様の「健やかなコミュニティづくり」の試みを支援することを目的としています。3年間の継続助成制度や、人件費や家賃・光熱費などの事務局経費も助成金費目にするといったユニークな特徴を備えた助成プログラムであり、2000年の創設以来、多くの団体の活動をサポートしています。また今回、新型コロナウイルス感染症により大きく傷ついた「健やかなコミュニティ」が、市民や患者団体・障がい者団体の力によっていち早く回復されることを願い、そのような取り組みも応援します。ファイザーではこのような活動を通じ、革新的な医薬品の開発と提供だけでは十分に果たすことのできないヘルスケアの課題にも取り組むことで、「患者さんの生活を大きく変えるブレークスルーを生みだす」という企業目的の実現を目指します。
<ファイザー株式会社の社会貢献活動について>
当社はさまざまな社会貢献活動に取り組んでいます。本プログラムの他、VHO-net(ヘルスケア関連団体ネットワーキングの会)の支援、視覚障害者柔道連盟へのサポート、ヘルスリサーチ分野の研究助成、ファイザー医学記事賞など、幅広い企業市民活動を展開しています。
<ファイザープログラムの概要>
2000年9月に創設した市民活動助成事業で、「心とからだのへルスケア」の課題に取り組む市民活動や市民研究を支援しています。3年間の継続助成制度や人件費への助成など、先駆的で現場のニーズに合った支援により、これまでの20年間に、延べ4,308件(新規3,986件、継続322件)の応募の中から、新規・継続助成合わせて413件のプロジェクトに対し、7億8,766万円を助成金として支援いたしました。
詳細は当社ホームページをご参照ください。
https://www.pfizer.co.jp/pfizer/company/philanthropy/pfizer_program/index.html
- 2020年選考結果の詳細はこちらをご参照ください。
2020年度助成対象プロジェクト一覧
新規助成(助成1年目)
活動 | 研究 | プロジェクト名 | 団体名 | 代表者 | 所在地 | 助成額(万円) | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | ○ | 「全国難病センター」の設置 | 一般社団法人 日本難病・疾病団体協議会 |
森幸子 | 東京 | 220 | |
2 | ○ | DV等暴力被害者の新しい生活再建を支える | 特定非営利活動法人 コミュニティ・ ネットワーク・ウェーブ |
佐光正子 | 東京 | 180 | |
3 | ○ | PAHの会におけるPostコロナの 患者会運営モデルの確立 |
特定非営利活動法人 PAHの会 |
村上紀子 | 神奈川 | 150 | |
4 | ○ | ○ | アディクト自身による人生の再著述① ~当事者と学生が創るプリズン漫画~ |
特定非営利活動法人 三重ダルク |
村田直樹 | 三重 | 200 |
5 | ○ | Withコロナ時代の若年性認知症者の新活動スタイルの構築 | 特定非営利活動法人 認知症の人とみんなの サポートセンター |
沖田裕子 | 大阪 | 200 | |
6 | ○ | 難病ピアサポートの人材育成と ピアサポートの冊子作成事業 |
特定非営利活動法人 奈良難病連 |
大森雅子 | 奈良 | 60 | |
7 | ○ | 発達障害の理解困難性や 誤解の原因とメカニズムを解明する当事者主体活動 |
特定非営利活動法人 凸凹ライフデザイン |
相良真央 | 熊本 | 130 | |
8 | ○ | ○ | 地域資源を福祉転用した 日本版ケアファームの開設と 「農福リハビリ」の更新 |
都城三股農福連携協議会 | 岡元一徳 | 宮崎 | 220 |
助成総額〔8件・合計〕 1,360万円 |
- (2020年度の助成期間は、2021年1月1日~12月31日です)
継続助成
活動 | 研究 | プロジェクト名 | 団体名 | 代表者 | 所在地 | 助成額(万円) | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
(助成2年目) | |||||||
1 | ○ | ○ | 見沼の文化とSDGsを意識した 共同創造のソーシャルファーム づくり-2 |
公益社団法人 やどかりの里 |
増田一世 | 埼玉 | 230 |
2 | ○ | LGBTのキャリア支援を担う 人材育成モデル構築 |
認定特定非営利活動法人 ReBit |
藥師実芳 | 東京 | 300 | |
3 | ○ | 病気や障害のある人の 「きょうだい」の経験共有の場 「シブパネル」開発事業 |
特定非営利活動法人 しぶたね |
清田悠代 | 大阪 | 130 | |
4 | ○ | コロナ禍でのLGBTサバイヴ支援& 新しい生活様式へのLGBT目線の 提言 |
特定非営利活動法人 虹色ダイバーシティ |
村木真紀 | 大阪 | 255 | |
5 | ○ | 被災者など住宅確保要配慮者の 相互見守りに役立つ空き家活用 モデル提案事業 |
特定非営利活動法人 おかやま入居支援センター |
井上雅雄 | 岡山 | 240 | |
(助成3年目) | |||||||
6 | ○ | 子育てに困難を抱える母親を対象とする美容ケアサロンを利用した支援活動 | 特定非営利活動法人 ソシオキュアアンド ケアサポート |
光江徳尚 | 東京 | 120 | |
7 | ○ | 中堅世代を対象とした 伴走型支援の理念を取り入れた 「生笑一座」公演事業 |
生笑一座実行委員会 | 西原宣幸 | 福岡 | 125 | |
助成総額〔7件・合計〕 1,400万円 |
- (2020年度の助成期間は、2021年1月1日~12月31日です)
ファイザーについて:患者さんの生活を大きく変えるブレークスルーを生みだす
ファイザーはサイエンスとグローバルなリソースを活用し、人々が健康で長生きし、生活を大きく改善するための治療法をお届けしています。私たちは、革新的な医薬品やワクチンを含むヘルスケア製品の探索・開発・製造における品質・安全性・価値の基準を確立するよう努めています。ファイザーの社員は、生命や生活を脅かす疾患に対するより良い予防法や治療法を提供することで、日々、世界中の人々の健康に貢献しています。世界有数の革新的医薬品企業の責務として、信頼できる医療に誰もが容易にアクセスできるように、世界中の医療従事者、政府、地域社会と協力しています。人々の期待に応えるため、私たちは170年以上にわたり前進し続けてきました。詳細はホームページをご覧ください。 www.pfizer.com(グローバル) www.pfizer.co.jp(日本法人)