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Pfizer co.jp ホーム ファイザー日本法人最新の取り組み一人ひとりが強みを活かし、安心して活躍できる職場の実現一人ひとりが強みを活かし、安心して活躍できる職場の実現

disAbility - 誰もが安心して働ける職場づくりに向けた活動

ファイザーでは、性別、障がい者、LGBTQ(性的マイノリティ)、世代の4つにフォーカスしたColleague Resource Group(CRG)があり、約70名の有志社員が活動しています。CRGメンバーによる継続的な草の根活動に加え、メンバー一人ひとりの創造力が発揮されたさまざまな啓発プロジェクトが企画・実行され、ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン(”DEI“:Diversity, Equity&Inclusion)を推進しています。その中のdisAbility(障がい者インクルージョン)CRGでは、社員全員がdisAbilityについて考えることを通じて、一人ひとりの強みを活かし、安心して活躍できる職場の実現を目指して活動しています。その活動の目的や内容、今後の展望などについて、disAbility CRG共同代表を務めるメディカル・インフォメーショングループの冨永 京子に話を聞きました。
 

お互いの凸凹をカバーし合う、ハートマークに込められた想い

2019年にdisAbility CRGのチームが結成されました。当時は私を含めて4〜5人ほどの少人数で構成されているチームでしたが、今では40名ほどまで増えました。現在のチーム体制としては、社内啓発活動を行う「啓発チーム」、職場環境の改善提案などを行う「職場環境チーム」、障がい者のAbility(強み)が集まる横浜パッケージセンターにおける新規業務開拓などを行う「雇用促進チーム」、そのほかにも「新メンバー受入チーム」や「Webチーム」など、それぞれ活動に応じて役割を分担しています。自身・家族・友人が障がいを持っている方、ボランティアでブラインドランナーとして伴走する社員など、さまざまなバックグラウンドを持ったメンバーで構成されています。

disAbilityのロゴもメンバーで何度も話し合いながら考え、それぞれのAbility(強み)に着目し、お互いがお互いを支え合うことをテーマとしています。象徴的なハートマークについては、誰しもが持っている苦手なことを得意な人がカバーする、お互いの凸凹を補うことでチームワークを発揮し、1+1が2ではなく、3にも4にもなるような、そういう願いも込めてデザインを選びました。どんな人でも得意・不得意があるので、お互いがお互いを補い合うように、みんながこのハートの一部なのだなと感じています。


学生のころに出会った視覚障害の友人との交流が最初のきっかけに

高校時代をアメリカで過ごしましたが、日本人学校に通っていたとき、同じく日本から留学していた全盲の同級生の友人ができました。当時、私のノートを友人の母親へ渡していたのですが、その母親がすべて点字で書き写し、それを友人が読んで覚えながら学習していたことに驚き、すごいなと感心しました。また、その友人とは学校以外でも仲が良く、一緒に映画を見に行ったりもしました。最初は内容がわかるのかな?と不安だったのですが、登場人物の声や音だけで情景を思い浮かべながら映画を鑑賞していて、とても印象的だったことを今でも覚えています。

アメリカではボランティアが一般的に行われており、そのカルチャーに身を置いていたことがきっかけで、日本へ帰国し大学へ進学してからも、アジア圏の留学生たちを支援するボランティアに参加し、彼らが日本の生活に馴染めるように手伝いをしていました。それからかなり月日が経ちますが、ファイザーが日本視覚障害者柔道連盟とトップパートナー契約を締結している関係で、そのボランティアメンバーとして手を挙げました。ボランティア活動を通して、アスリートの皆さんが困難な状況にもかかわらず迫力のある練習に打ち込み、試合で活躍する姿に感銘を受けました。こういった経緯も弾みとなり、当時立ち上げ予定だったdisAbility CRGチームに創設メンバーとして参加することになりました。

12月の障害者週間に合わせて啓発イベントを企画

直近では、11月中旬〜12月初旬にかけて、「障がいを持っている方が生き生き生活するきっかけ作り」として、歩いたり走ったりの距離を競い合う、disAbility啓発スポーツイベント「冬のSuperheroes」を実施しました。また、内閣府が定める12月3日〜12月9日の「障害者週間」に合わせ、ビンゴゲームを企画しました。このように、12月から1月にかけて、社員が”障がい”について考え、理解を深める企画を実施する予定です。今後も楽しい企画やイベントを継続的に実施していきます。


もっとお互いがお互いを支え合う社会に

メンバーからいろんなアイデアや企画が出てきて、本当にいつもみんな素晴らしいと感心しきりです。これからも多くの社員がdisAbility CRGの活動に関わる機会を設けながら、積極的に支援していけたらと思っています。人それぞれの個性は、意外と自分自身では気づけないところがたくさんあると思いますので、その人の持つ才能を周りが見つけられるような環境づくりを目指しています。障がいのある社員も、みんな卓越した才能の持ち主ばかりですし、お互いがお互いを尊重しあえる社会になったらとても素敵だなと思います。やはり私自身が海外の多様な環境の中で育ってきたという経験もあり、日本の社会でも今よりももっとインクルージョンが進み、それぞれのAbility(強み)がうまくマッチすれば、さらに共生が進み、新しい挑戦にワクワクして取り組める社会になるのかなと考えています。
 

ファイザーのダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン

当社では、企業目的の“患者さんの生活を大きく変えるブレークスルーを生みだす ~Breakthroughs that change patients’ lives~”を実現するため、ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョンの推進を果敢にリードしています。性別、年齢、キャリア、ライフスタイル、価値観、心身機能などの、さまざまな「違い」を互いに認め合い、バリア(障壁)があればそれを取り除く支援を行うことで公平性を期します。そして、一人ひとりが持つ多様な個性を尊重し合い、全員が輝けるような協力的でインクルーシブな組織・社会・世界の実現のために、積極的に取り組んでいます。詳細はこちらをご覧ください。

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