お問い合わせInvestorsCareersMediaScienceContact Us
Pfizer co.jp ホーム ファイザー日本法人最新の取り組みDEI推進は「特別なこと」ではなく、日々の仕事の礎DEI推進は「特別なこと」ではなく、日々の仕事の礎

ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン

ファイザーは、ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン(Diversity,Equity and Inclusion: DEI)を推進しています*1。性別、年齢、キャリア、ライフスタイル、価値観、心身機能などのさまざまな「違い」を互いに認め合い、バリア(障壁)があればそれを取り除く支援を行うことで公平性を期します。多様な個性を尊重し合い、みんなが輝ける協力的でインクルーシブな組織・社会・世界の実現のために、積極的に取り組んでいます。

今回は、2022年7月からファイザージャパンのDEIスポンサーを務める石橋太郎(ファイザーR&D合同会社社長)にインタビューしました。石橋は、DEIの目的は「誰もが安心して働ける素晴らしい職場を実現することで、個人の能力を最大限に発揮し、共に成長していくこと」であり、「何ら特別なことではなく、私たちが日々仕事をする礎になるもの」と位置づけます。石橋の話をまとめました。
 

社員一人ひとりが能力を発揮できる環境作り

私はDEIを次のように解釈しています。
 

  • ダイバーシティ(多様性)とは、一人ひとりのありのままを尊重すること。

  • エクイティ(公平)とは、一人ひとりにあった配慮や対応を行い、個人の能力を発揮できる機会を公平に提供すること。

  • インクルージョン(受け入れる)とは、互いに目を向け、耳を傾け、仲間として大切にすること。

 

DEIを推進することによって、誰もが安心して働ける心理的安全性(psychological safety)のある職場の実現を目指しています。そうすることで、社員がそれぞれのスキルや経験を十分に発揮して成果を出し、個人も組織も成長して、ファイザーの企業目的である「患者さんの生活を大きく変えるブレークスルーを生みだす」ことができると考えています。
 

チームとして「より大きな成果」を出すことができる

私が責任者を務める医薬品の研究開発では、専門性も経験も異なる社員がチームを組み、共通の目標に向かってプロジェクトを進めます。全員がそれぞれの役割で十分に力を発揮し、メンバー同士が多様性を認め合うことにより相乗効果が生まれ、チームとしてより大きな成果を出すことができると実感しています。また、科学の最先端で仕事をしているからこそ、新しい発想やこれまでと異なる見方は非常に重要で、たとえば経験の短さは「弱み」になりません。経験値にかかわらずメンバーは自由に発言し、互いの意見に耳を傾け、意見を交わします。

キャリアについても、社員一人ひとりの持っているものや目指すものは異なり、どのようなサポートや機会が必要かなどについて、上司と定期的に対話する取り組みも全社で進めています。このようにDEIは私たちにとって何ら特別なことではなく、日々仕事をする礎となるものです。

エクイティにつながる配慮や対応には次のようなものがあり、これもチームリーダーや上司が、チームメンバーや部下の経験やスキルに応じてサポートすることの延長線上にあると捉えています。
 

  • 聴覚障がいのある社員向けに、音声を文字に変換するツールを整備する。

  • 通勤が困難な身体障がいのある社員に対して、リモートワークの環境を整える。

  • 性的指向にかかわらず、会社の福利厚生が受けられるよう人事制度を整備する。

 

また、一人ひとりにあった配慮や対応を行い、個人の能力を発揮できる機会を公平に提供した上で、得られた成果に応じて適正に評価することも大事だと思っています。
 

多様な視点が、新たな気づきや自分の成長につながる

ファイザージャパンには4つのColleague Resource Group(CRG)があり、それぞれ「性別」、「障がい者」、「LGBTQ(性的マイノリティ)」、「世代」にフォーカスしています*1。いずれも社員の発案によりボトムアップで根付いた活動です。私が就いたDEIスポンサーの「スポンサー」には、活動をシニアマネジメントや人事部門が主導するのではなく、第一線の実務担当者がリードできるように支える、後援するという意図があります。4つのCRG共同の取り組みも始まっており、活動がさらに広がると期待しています。

ただ、DEIはこの4分野に限りません。繰り返しになりますが、DEIの根底にあるのは、互いを認め合うこと。DEIが進んでいる職場は、すべての人にとってありのままの自分でいられる居心地の良い場所となります。そしてこのような環境や状況を作るDEIの推進に終わりはありません。

私は、国内外で暮らした経験や障がい者雇用制度について知ったことで、DEIを強く意識するようになりました。一人ひとりがDEIに思いを巡らせることで、異なる視点から物事を見たり考えたりすることができ、新たな気づきや自分の成長につながると思います。

*1     ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン | 会社案内 | ファイザー株式会社
https://www.pfizer.co.jp/pfizer/company/company-culture 

ワクチンを学ぶ ワクチンで、守れる幸せがあるがんを学ぶ治験を知る・探すバイオシミラーというもう一つの選択肢 Pfizer バイオシミラー.jp

work with PrideベストワークプレイスMy じんけん宣言健康経営優良法人