気候変動対策
気候変動は、人の健康への悪影響の増加、異常気象の頻発、医薬品やワクチンを患者さんに届けるためのサプライチェーンの寸断など、社会に大きなリスクをもたらします。
気候変動への対策として、ファイザーは以下のことに取り組んでいます(リンク先はいずれも英語の情報となります)。
1.5℃目標
に沿う意欲的な目標を設定し、バリューチェーン全体で温室効果ガス(GHG:Green House Gas)排出を削減します。
研究・製造・事業活動における持続可能性を確保することを目的とした幅広いリスク評価を実施します。
ファイザーの取り組み状況・リスク・機会を、気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD:Task Force of Climate-related Financial Disclosures)に沿い、透明性を担保した報告をします。
医薬品とワクチンの製造ライフサイクル全体にわたる、意味ある環境面での成果と改善を実証の基準を確立します。
環境に優しい製品市場を探求するために、関係者と協力関係を構築します。
GHG排出量の自主的な削減を奨励する事業者や、市場ベースのアプローチを使用した規制への支援を通して働きかけ、IPCC(The Intergovernmental Panel on Climate Change:気候変動に関する政府間パネル)
とパリ協定
の科学的コンセンサスに沿い、排出を削減します。
詳細については、Pfizer's Climate Change Position Statement
をご覧ください。
ネットゼロを目指す、ファイザーの意欲的な気候変動対策
ファイザーは、これまでGHG排出削減への取り組みを通じて、気候変動対策に対するコミットメントを示し、2001年に初めての公式なGHG目標を設定しました。そして、2001年から2020年の間に、GHG排出量を60%以上削減しました。
ファイザーは2015年に、Science Based Target Initiative
により、GHG削減目標の認証を最初に受けた企業の一つであり、長期にわたり取り組みを意欲的に進めています。より良い環境を実現するための当社の確固たる思いは、ネットゼロの達成という目標に示されています。
2040年までにネットゼロを達成
ファイザーは2030年までに、当社(Scope 1と2)の排出量を、2019年を基準として46%削減することを目指しています。これは、2040年までに会社の排出量を95%削減するための中間目標です。
当社はバリューチェーン(Scope 3)での排出量がGHGフットプリントの約80%を占めていることを認識し、排出量を2040年までに90%削減することを目指しています。この長期目標を達成するための短期的な目標として、購入品やサプライヤーの64%が2025年までに、科学的根拠に基づいたサプライヤーごとのGHG削減目標を設定いただくことを目指しています。また、2019年を基準として、物流で10%、出張で25%の排出量削減を目指しています。
※上記の情報は、ファイザー社のウェブサイトに掲載している英語の情報の一部を日本語に翻訳および再編集したものです。その内容および解釈については英語が優先されます。
https://www.pfizer.com/about/responsibility/environmental-sustainability
をご参照ください。
環境への取り組み
持続可能な環境に向けた取り組み
名古屋工場の環境への取り組み