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Pfizer co.jp ホーム名古屋工場環境への取り組み名古屋工場の環境目標と達成状況 [環境目標の達成状況] 化学物質管理環境への取り組み名古屋工場の環境目標と達成状況

化学物質管理

環境活動

  • ファイザー環境・健康・安全(EHS)スタンダード

  • 環境マネジメントシステムの実施状況

  • 名古屋工場の活動に伴う環境影響評価

  • 名古屋工場の環境目標と達成状況

VOC削減

揮発性有機化合物(VOC)は浮遊粒子状物質及び光化学オキシダントによる大気汚染の原因物質の一つであると考えられています。製造部門では1999年から、VOCの工場からの排出削減に自主的に取り組んできました。毎年度工場で使用されているすべてのVOCの取扱量とその行き先(大気、公共用水域、土壌、製品、廃棄物等)を調査し、優先順位を付けて削減プログラムを実行しています。2020年にVOCを大量に使用する製造工程を中止したため、VOC排出量が低下しました。今後もVOC削減に取り組んで行きます。

これまでの主な取り組み

2001年 VOCを使用する遠心分離工程の改良

2002年 製剤工程(コーテイング)でのVOC(エタノール)削減

2003年 原薬製造工程でのVOCを焼却炉で燃焼

2007年 製剤工程(コーテイング)でのエタノールから水への変更

2010年 焼却炉に変わり蓄熱燃焼設備を導入し、VOC燃焼効率改善

2011年 廃溶剤再生施設として蒸留塔に変わり膜処理装置を導入し、VOC(クロロホルム)削減

オゾン層破壊物質(ODC)削減

名古屋工場では、CFC(クロロフルオロカーボン)に代表される特定フロンの使用は1998年から中止しています。CFCは主に空調用の冷凍機の冷媒ガスに使用されていたもので、冷凍機を代替フロンHCFC(ハイドロクロロフルオロカーボン)やフロンを使用しない機種に取り替済です。HCFCを使用する冷凍機は常設のフロンガス検知器で漏れの管理を徹底し、メンテナンス時には回収装置を使用して冷媒ガスの大気中への排出を最小限にしています。またコンピューター室や電気室に使用されているハロン系消火設備は、ハロン以外の消火用ガス(オゾン層破壊係数ゼロ)に更新済みです。ほかに製造で使用していた代替が困難なODCについては、2020年に使用を中止し、外部での焼却を開始しました。

オゾン層破壊物質

オゾン層破壊係数

主な用途

CFC(クロロフルオロカーボン):特定フロン

0.6~1.0(CFC-11=1.0)

使用中止

HCFC(ハイドロクロロフルオロカーボン):代替フロン

0.005~0.52

冷媒

ハロン

3.0~10

消火剤、使用中止

PRTR法対応

名古屋工場では、PRTR制度(有害性のある化学物質の環境への排出量及び廃棄物に含まれての移動量を登録して公表する制度)による届出の必要な物質は、アセトニトリルおよび塩化メチレンとなっています。

アセトニトリル:2019年にアセトニトリルを使用する製造工程を終了しました。残存物は2020年に外部で再利用するために排出しました。

塩化メチレン:製造工程で使用された塩化メチレンは、活性炭による吸着装置で回収、外部で再利用されています。今後も活性炭による回収率向上に努めます。

PRTR物質(2020年)

取扱量

排出量*

移動量

大気

公共用水域

事業所外への移動

アセトニトリル(kg/年)

44,138

0

0

44,138

塩化メチレン(kg/年)

1,233

100

0

1,112

※ 工場内外の土壌への排出および公共下水道への排出はありません。

PCB管理

PCBを含む機器(照明用コンデンサ、安定器など)は、法律(PCB廃棄物の適正な処理に関する特別措置法)に基づき、適正に保管及び管理をしています。2020年に調査をして全ての建屋からPCB廃棄物を取り外しました。地震による転倒防止措置をし、PCBを含む廃棄物がもし漏洩しても飛散しないように、金属製の容器に入れてあります。

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区分毎の環境目標の達成状況

  • 地球温暖化対策

  • 化学物質管理

  • 廃棄物削減

  • 環境法規制

  • 緊急時対応

  • 臭気対策

  • コミュニティ活動

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