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Pfizer co.jp ホーム ファイザー日本法人最新の取り組み行政・患者団体・ファイザーがつなぐヘルスリテラシー向上の輪 納得のいく意思決定を支える ヘルスリテラシーセミナーを東京都、VHO-netと共催 

行政・患者団体・ファイザーがつなぐヘルスリテラシー向上の輪 納得のいく意思決定を支える ヘルスリテラシーセミナーを東京都、VHO-netと共催

「正しい情報を選び、行動できる力」を社会へ

ファイザーは、東京都および一般社団法人ヘルスケア関連団体ネットワーキングの会(VHO-net、以下「VHO-net」)とともに、オンラインセミナー「正しい情報を入手し意思決定するには」を共催しました。本セミナーは、医療や健康に関する情報があふれる現代社会の中で、誰もが自分に合った医療を納得して選択できるよう、ヘルスリテラシー(健康情報を理解し活用する力)を高めることを目的としています。

NPO法人がん患者団体支援機構の松川紀代理事、聖路加国際大学聖路加国際大学大学院 看護学研究科看護情報学分野 中山和弘教授 、公益社団法人の日本オストミー協会横浜支部の山根則子支部長、あけぼの埼玉の持田豊子会長の写真

(左からNPO法人がん患者団体支援機構の松川紀代理事、聖路加国際大学聖路加国際大学大学院 看護学研究科看護情報学分野 中山和弘教授 、公益社団法人日本オストミー協会横浜支部の山根則子支部長、あけぼの埼玉の持田豊子会長)

「納得できる選択」のために

近年、医療技術の進歩とともに治療の選択肢は大きく広がっています。その一方で、情報が氾濫する中から正しい情報を見極め、患者さん自身の価値観や生活に合わせて、患者さんが納得できる医療を選択することが重要です。
患者さんが納得して治療を選択するためには、正しい情報を収集し、理解することが欠かせません。しかし、日本では、患者さんが置かれている環境はまだまだ課題が残されています。

今回のプロジェクトを担当したファイザー社員の一人であるキジマは、「社会には情報があふれています。その中で、正しい情報を選び取り、意思決定していかなくてはいけない私たちはどうしたらよいのだろう。そんなことを一緒に考えるセミナーになればと企画しました」とセミナーへの想いを語ります。
また、もう一人の担当者であるムラタは、「ヘルスリテラシーを高める取り組みは、ひとつの企業だけで成し遂げられるものではありません。同じ想いを持つ仲間と力を合わせることが、何よりも大切だと考えました。ファイザーは、福祉や保健医療の分野で包括連携協定を結ぶ東京都と、“正しい情報を、必要とする人へ届けたい”というビジョンを共有してきました。そして今回、ヘルスケア分野で活動するリーダーが集まり、患者さんのリアルな声を届ける一般社団法人VHO-netにもご協力いただき、三者で力を合わせてこのセミナーを開催することができました」と説明しました。

キジマさんの写真

キジマ

ムラタさんの写真

ムラタ

学びのキーワードは「か・ち・も・な・い」と「お・ち・た・か」

セミナー前半では、聖路加国際大学大学院 看護学研究科看護情報学分野 教授の中山和弘先生 が、「ヘルスリテラシーとは、 健康情報に基づいて意思決定できる力=健康を決める力」と解説しました。中山先生は、信頼できる情報を見極めるポイントとして「か・ち・も・な・い」、意思決定のプロセスとして「お・ち・た・か」を紹介しました。

情報の信頼性を見極めるポイント「か・ち・も・な・い」

意思決定のプロセス「胸に お・ち・た・か」

患者さんの経験が伝える「情報の力」

セミナー後半では、患者団体・患者支援団体に所属する患者さんが、それぞれの体験を語りました。
あけぼの埼玉会長 持田豊子さんは、乳がん患者として「国立がん研究センターの「がん情報サービス」※1や東京都のがんポータルサイト※2、患者会など、信頼できる情報源を活用してほしい」と呼びかけ、「正しい情報を届ける一人になってほしい」とメッセージを送りました。
特定非営利活動法人がん患者団体支援機構理事 松川紀代さんは、「情報がくれた安心と選択」というテーマで講演。治療と仕事の両立に悩む患者さんの事例を紹介し、「家族や職場、ピアサポーターと情報を共有することで、自分らしい決定ができる」と語りました。
公益社団法人日本オストミー協会横浜市支部 支部長 山根則子さんは、3度の手術経験を振り返り、「笑顔で過ごせることが私の健康」と語った上で、「自分の生き方に合う情報を選び取ってほしい」と訴えました。

患者さん一人ひとりの経験が、「情報を正しく理解し活用することの大切さ」を改めて浮き彫りにしました。

ファイザーの継続的な取り組み

ファイザーの取り組みについて、これまでも、患者さんが納得できる治療を受けられるように、製薬企業として様々な方法で支援を行ってきました。
今回の演者である聖路加大学の中山先生に監修をいただき、ヘルスリテラシーに関する患者さん、一般の方向けの冊子の作成し、医療機関や患者団体に配布をしてきました。さらに、Youtubeで公開しているほか、Webサイトでも閲覧できるよう「がんを学ぶ」にもPDFを掲載しています。

ヘルスリテラシーに関する患者さん、一般の方向けの冊子の画像

ファイザー日本法人公式YouTubeチャンネル https://www.youtube.com/@Pfizer_Japan  
Vol1: https://youtu.be/nZu6jVvARqY  
Vol2:https://www.youtube.com/watch?v=MYf8MD3QJyo  
Webサイト
がんを学ぶ:https://www.ganclass.jp/confront/diagnosis/health-literacy  

このほか、臨床試験の結果を分かりやすい言葉で解説した「プレーンランゲージサマリー」をファイザーメディカルインフォーメーションサイトに掲載しています。
ムラタは、「今後も、ヘルスリテラシーに関する冊子の動画を作成しています。行政や関連団体と連携しながら、ヘルスリテラシーの向上を通じて、医薬品の枠を超えた形で日本の医療への貢献を続けていきます」と語ります。

共催者からのメッセージ

東京都保健医療局医療政策部は、今回のセミナーの意義について次のように述べています。
「健康や医療に関する情報の受け取り方や活用方法について、皆様それぞれの立場から理解を深めるきっかけとなり、今後の実践に役立てていただけることを期待しています」

登壇者の皆さんからのメッセージ

ファイザーは今後も、行政・医療関係者・患者団体と協働し、すべての人が自分らしく納得して医療を選択できる社会の実現を目指してまいります。

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