2026年7月27日、高校生21名を対象とした薬育授業を実施しました。参加した高校生には、東京都「こどもスマイルムーブメント」の職業体験プログラムに参加する9名も含まれています。医薬品開発や治験についての講義の後、講義内容を生かした2つのグループワークに取り組みました。開発担当者の立場になって意思決定を行う体験型グループワークと、「薬や医薬品開発について周囲の人が抱える不安や誤解をどう解決できるか」という提案型グループワークです。
患者さんにとって本当に価値のある薬とは?
議論の中では、治療効果や副作用だけでなく、「普段の生活を続けられるか」「通院の負担は」といった患者さんの視点も重視されました。参加者からは、「効果や副作用ばかりに目がいっていたが、患者さん目線で考えることの大切さを実感した」という声も聞かれました。正解のない問いに向き合い、患者さんのための薬を考える体験を通じて、一人ひとりが医療をより身近なものとして捉え始めている様子がうかがえました。
学びを社会へ広げる第一歩
「多くの人の協力によって薬が生まれることを知った」「新薬開発には長い時間がかかることに驚いた」といった感想も寄せられました。また、「高校生の自分たちにできること」を考えるグループワークでは、「今日学んだことを家族や友人に伝えたい」という提案も共有されました。医療や薬を“誰かのもの”ではなく、自分や家族、社会とも関わる身近なテーマとして捉え、その学びを周囲へ広げようとする姿勢が見られたことは、今回の活動の大きな成果の一つでした。



担当者コメント
医療は、医療従事者や製薬企業だけで支えられているものではありません。正しい知識を持ち、自ら考え、周囲と対話できる人が増えることも、未来の医療を支える大切な力です。今回のプログラムでは、高校生の皆さんが医療や薬を「知る」だけでなく、「自分ならどう考えるか」「周囲にどう伝えるか」まで主体的に考えてくれました。そのような一人ひとりの気づきや行動の積み重ねが、将来の医療や社会を支える力になると考えています。
今回の薬育授業は、社員一人ひとりの専門性や想いを生かし、子どもたちにファイザーのサイエンスの価値を伝える社会貢献活動「Dream Medicine Project(DMP)」の一環として実施しました。薬育授業やイベントを通じて、薬やサイエンスへの興味・関心を育むとともに、「医薬の未来を創る」という将来の選択肢を広げることを目指しています。
ファイザーは、子どもたちがおくすりに関する正しい知識を身につけ、自ら健康を守る大人へと成長できるように、ファイザーは「薬育」活動を推進します。