報道関係各位
2022年12月16日
ファイザー株式会社
ファイザー株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:原田明久)は本日12月16日、抗悪性腫瘍剤『ベンダムスチン塩酸塩点滴静注液 25mg/1mL「ファイザー」』、『同 100mg/4mL「「ファイザー」』(一般名:ベンダムスチン塩酸塩水和物)を発売しました。
本剤は、先発医薬品トレアキシン®の後発医薬品であり、「低悪性度B細胞性非ホジキンリンパ腫及びマントル細胞リンパ腫」、「再発又は難治性のびまん性大細胞型B細胞リンパ腫」、「腫瘍特異的T細胞輸注療法の前処置」の効能又は効果を有します。
また、溶解操作が不要な注射製剤として、25mg/1mL製剤と100mg/4mL製剤の2規格を開発しました。このことから、本剤は投与量に応じて両規格を組み合わせることが可能であり、薬剤廃棄量の削減等の医療ニーズに貢献いたします。
加えて、当社が独自に開発したオンコテインTM *1を施したバイアルにより、残留抗がん剤による暴露、搬送時の破損、及び飛散のリスクを軽減することで、医療従事者の安全に配慮しております。
本製品の提供を通じて、適応を有する効能又は効果における治療に貢献できるよう、適正使用に関する情報提供に努めて参ります。
【製剤写真】
【ベンダムスチン塩酸塩点滴静注液「ファイザー」の概要】
※本剤の効能又は効果、用法及び用量は、先発医薬品(トレアキシン®)と一部異なる点がありますのでご注意ください。
*1 医療従事者の安全性に配慮した製剤技術1-2)
1)Power LA. et al.: Hosp. Pharm., 49, 355-362, 2014
(本研究はファイザー社(旧ホスピーラ社)の資金提供を受け実施された)
2)小林由佳, 他:医療薬学, 40, 352-359, 2014
ファイザーはサイエンスとグローバルなリソースを活用し、人々が健康で長生きし、生活を大きく改善するための治療法をお届けしています。私たちは、革新的な医薬品やワクチンを含むヘルスケア製品の探索・開発・製造における品質・安全性・価値の基準を確立するよう努めています。ファイザーの社員は、生命や生活を脅かす疾患に対するより良い予防法や治療法を提供することで、日々、世界中の人々の健康に貢献しています。世界有数の革新的医薬品企業の責務として、信頼できる医療に誰もが容易にアクセスできるように、世界中の医療従事者、政府、地域社会と協力しています。人々の期待に応えるため、私たちは170年以上にわたり前進し続けてきました。詳細はホームページ、公式SNSをご覧ください。
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