ファイザー株式会社（本社：東京都渋谷区、代表取締役社長：原田明久）は、日本の厚生労働省とファイザー株式会社との間で、COVID-19に対する経口抗ウイルス薬候補「ニルマトレルビル錠/リトナビル錠」の供給に関する最終合意を締結したことを発表しました。ニルマトレルビルはファイザーが新型コロナウイルス（SARS-CoV-2）を標的に創製した新規化合物で、ウイルスの増殖に必要な酵素であるメインプロテアーゼ（3CLプロテアーゼ）の作用を阻害するよう設計されています。

最終合意の内容は、「ニルマトレルビル錠/リトナビル錠」の日本における薬事承認を前提に、2022年に200万人分を日本政府に供給するというものです。なお、ファイザーは、2021年12月17日に200万人分の「ニルマトレルビル錠/リトナビル錠」を日本政府に供給する基本合意を締結したことを発表しています。また、当社は、2022年1月14日に日本の厚生労働省に製造販売承認を申請しました。

*契約の詳細は開示していません。「ニルマトレルビル錠/リトナビル錠」の日本における承認等に関しては規制当局で審査中であり、詳細は公表していません。