報道関係各位
2026年3月6日
ファイザー株式会社
あすか製薬株式会社
ファイザー株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:五十嵐 啓朗、以下「ファイザー」)と、あすか製薬株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:山口 惣大、以下「あすか製薬」)は本日、RSウイルスワクチン「アブリスボ®筋注用」(一般名:組換えRSウイルスワクチン、以下「アブリスボ」)について、国内におけるコ・プロモーションを2026年4月1日から開始することをお知らせします。
概要は以下の通りです。
なお、2026年2月12日に開催された厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会において、小児におけるRSウイルス感染症の予防(定期A類)について、本剤が2026年4月より定期接種に使用するワクチンとして位置づけられることが了承されています。
アブリスボ(母子免疫ワクチン)の製品概要
※60歳以上の者におけるRSウイルスによる感染症の予防にかかわる事項を除く
販売名 | アブリスボ®筋注用 |
一般名 | 日本名:組換えRSウイルスワクチン |
効能又は効果 | 妊婦への能動免疫による新生児及び乳児におけるRSウイルスを原因とする下気道疾患の予防 |
用法及び用量 | 抗原製剤を専用溶解用液全量で溶解後、妊娠24~36週の妊婦に、1回0.5mLを筋肉内に接種する。 |
製造販売承認取得日 | 2024年1月18日 |
発売年月日 | 2024年5月31日 |
製造販売元 | ファイザー株式会社 |
<参考情報>
RSウイルス感染症について
RSウイルスは世界中に広く分布し、ほぼすべての子どもが2歳までに感染するとされています。乳児の細気管支炎やウイルス性肺炎の主な原因であり、特に生後6ヵ月齢未満で感染すると重症化するといわれています1。日本では、毎年約12万~14万人の2歳未満の乳幼児がRSウイルス感染症と診断され、その約4分の1が入院を必要とすると推定されています2。RSウイルス感染による2歳未満の乳幼児の入院は、基礎疾患を持たない場合も多く、生後1~2ヵ月時点でピークとなるため、生後早期から予防策が必要とされています。日本ではRSウイルス感染症は感染症法で5類感染症に指定されており3、小児科定点医療機関の届出に基づき流行状況が探知されています。
アブリスボ®筋注用(一般名:組換えRSウイルスワクチン)について
アブリスボ®筋注用の開発は、米国国立衛生研究所(NIH)による融合前Fタンパク質の結晶構造などに関する基礎研究に基づいています。Fタンパク質は、RSウイルスがヒト細胞に侵入する際に利用される膜タンパクです。本研究で、RSウイルスの融合前Fタンパク質をベースとするワクチンが、RSウイルス感染を予防する可能性があることが示唆されました。このNIHの発見に基づき、ファイザーは多数の融合前Fタンパク質構造体を評価し、非臨床研究で強力な抗ウイルス免疫応答を誘導するワクチン抗原を特定しました。本剤は、RSウイルスAおよびBそれぞれのFタンパク質の組換え体を含有する二価ワクチンです。
米国においては2022年にブレークスルーセラピー指定を受け、2023年8月に本剤の母子免疫の適応について、アメリカ食品医薬品局(FDA)から承認を取得しました。加えて、同年9月に米国疾病管理予防センター(CDC)の予防接種の実施に関する諮問委員会(ACIP)の推奨を受けました。また、EUでは2023年8月に欧州医薬品庁(EMA)から承認を取得しています。
ファイザーについて:患者さんの生活を大きく変えるブレークスルーを生みだす
ファイザーはサイエンスとグローバルなリソースを活用し、人々が健康で長生きし、生活を大きく改善するための治療法をお届けしています。私たちは、革新的な医薬品やワクチンを含むヘルスケア製品の探索・開発・製造における品質・安全性・価値の基準を確立するよう努めています。ファイザーの社員は、生命や生活を脅かす疾患に対するより良い予防法や治療法を提供することで、日々、世界中の人々の健康に貢献しています。世界有数の革新的医薬品企業の責務として、信頼できる医療に誰もが容易にアクセスできるように、世界中の医療従事者、政府、地域社会と協力しています。人々の期待に応えるため、私たちは175年以上にわたり前進し続けてきました。詳細はホームページ、公式SNSをご覧ください。
(米ファイザー本社)www.pfizer.com
(日本法人)www.pfizer.co.jp、Instagram
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あすか製薬について:女性医療のリーディングカンパニー
あすか製薬は、「先端の創薬を通じて、人々の健康と明日の医療に貢献する」という経営理念のもと、内科(消化器、甲状腺)、産婦人科、泌尿器科の重点3領域に特化し、競争力のあるスペシャリティファーマを目指して新薬を中心とした事業に取り組んでおります。競争力のあるスペシャリティファーマとしての地位を確固たるものにし、医薬品による貢献を基盤にしながら、社会のニーズの変化に対応できるよう、人々の健康へ貢献してまいります。詳細ホームページをご覧ください。https://www.aska-pharma.co.jp 
<出典>


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