研究開発型製薬企業の使命は、新薬の開発と安定的な供給を通して、国民、患者さんの健康向上に貢献することです。近年、新薬の研究開発から製造販売に至るまですべての段階で、医療機関・医療担当者の皆様と製薬企業とは緊密な連携がますます必要となってきております。
その中で、革新的な新薬創出や、市販後医薬品の適正使用のための情報提供や情報収集活動を通じた“育薬”などの企業活動を行う際に、製薬企業から医療機関・医療担当者の皆様へ、公正かつ適切な支払いが生じることもございます。
企業活動と医療機関等の関係の透明性を確保していくことで、製薬企業が医療機関・医療担当者の皆様と連携し、医学・薬学をはじめとするライフサイエンスの発展に寄与していること、及び、その活動は高い倫理性を担保した上で行われていることについて広くご理解をいただくことは重要であると考えております。
2011年1月19日の日本製薬工業協会による「企業活動と医療機関等の関係の透明性ガイドライン」の策定を受けて、会員会社である当社においても、医療機関等との関係の透明性に関する指針を定めました。本指針に従って、2011年12月1日以降の医療機関、医療担当者に対する支払いを、2013年度より弊社ホームページ等で公開する予定です。
ファイザーでは今後も医療機関ならびに医療担当者の皆様のご協力をいただき、透明性を確保しながら、革新的な新薬創出と、医薬品の適正使用の促進に、より一層邁進してまいります。
日本製薬工業協会