報道関係各位
2022年2月28日
ファイザー株式会社
ファイザー株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:原田明久、以下「ファイザー」)は、遺伝子治療1に関する、患者さん、ご家族、一般の皆さま向けの情報提供サイト「なるほど!遺伝子治療」(URL:https://genetherapy.today )を開設いたしました。
(なるほど!遺伝子治療Webサイト QRコード)
世界には7,000種類以上の希少疾病が存在し、そのうちの8割にあたる約6,000種類は、遺伝子が原因の疾病であると言われています2。近年、このような疾病に対する、治療の開発が活発に行われており、ファイザーではいくつかの遺伝子治療の臨床試験を実施しています3。
遺伝子治療はこれまでにない新たな治療法であるため、患者さんやご家族、および一般の方が得られる情報は限定的です。
そのような現状から、この度、本サイトを開設し、患者さんやご家族、一般の皆さまに、遺伝子治療に関する最新の情報を提供いたします。
本サイトでは、遺伝子治療、遺伝子診断、遺伝子治療が検討されている疾患、遺伝子治療の例、医療費、Q&A、用語解説など、豊富なコンテンツを用意しています。
なお、自治医科大学医学部 生化学講座 病態生化学部門 教授の大森司先生に本サイトを監修いただいています。
ファイザーはこれまでも、「子どもの低身長を考える成長相談室」4など、複数の疾患啓発サイトを提供しており、難病・希少疾患の患者さんやご家族、および一般の皆さまに、わかりすく適切な情報をお届けしています。
今後、遺伝子治療に関しても広範な情報提供を通じ、遺伝子治療を必要とする患者さんやご家族、そして治療に携わる医療従事者の皆さまに貢献してまいります。
【ファイザー株式会社 執行役員 メディカル部門長 ハニ・イのコメント】
「このような情報提供サイトを皆さまにお届けすることができ、たいへん嬉しく思います。遺伝子治療が適応となる可能性のある患者さんやご家族、一般の皆さま、そして遺伝子治療に興味をお持ちの医療従事者などすべての皆さまのお役に立てるよう、今後もコンテンツをさらに充実させてまいります。」
希少疾病には難治性の疾患があり、また、世界には何百万人もの希少患者さんがいらっしゃいます。ファイザーでは知識と専門性を活かし、このアンメットメディカルニーズに大きくインパクトをもたらす研究開発に取り組んでいます。当社は、20年以上にわたる経験、希少疾病に特化した研究開発部門、複数の化合物ならびに医薬品から構成されるグローバルポートフォリオに基づき、血液、神経、循環器、遺伝性代謝疾患を含む希少疾病にフォーカスしています。
また、変革的治療およびソリューションを提供するために、最先端の科学知識に加え、アカデミア、患者さん、他企業と革新的提携をすることにより得られた見識から、疾患メカニズムに関する深い考察を加えています。私たちは、1日でも早く画期的な治療薬と希望をお届けするために、グローバル規模で力を結集し日々イノベーションに取り組んでいます。
ファイザーはサイエンスとグローバルなリソースを活用し、人々が健康で長生きし、生活を大きく改善するための治療法をお届けしています。私たちは、革新的な医薬品やワクチンを含むヘルスケア製品の探索・開発・製造における品質・安全性・価値の基準を確立するよう努めています。ファイザーの社員は、生命や生活を脅かす疾患に対するより良い予防法や治療法を提供することで、日々、世界中の人々の健康に貢献しています。世界有数の革新的医薬品企業の責務として、信頼できる医療に誰もが容易にアクセスできるように、世界中の医療従事者、政府、地域社会と協力しています。人々の期待に応えるため、私たちは170年にわたり前進し続けてきました。詳細はホームページをご覧ください。
(米ファイザー本社)www.pfizer.com
(日本法人)www.pfizer.co.jp
1.疾病の治療を目的として遺伝子又は遺伝子を導入した細胞を人の体内に投与する治療法
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