ファイザー株式会社（本社：東京都渋谷区、代表取締役社長：原田明久 以下、ファイザー）は、 新型コロナウイルス感染症（以下、COVID-19）の幅広い情報をスマートフォンやPCから入手できるウェブサイト「新型コロナを学ぶ（https://www.pfizer-covid19.jp/ 
以下、本サイト）」をこのたび開設いたしました。
本サイトでは、COVID-19の基礎知識のほか、適切な予防法や感染時の対応方法、感染状況に関する最新公表データのリンク集を掲載しております。的確で幅広い情報を得られる総合情報サイトとして、一般の方々にCOVID-19のリスクを含めた適切な情報をお届けすることで、みなさまの健康を守る一助となることを目指しております。
2023年5月にCOVID-19における感染症法上の扱いが5類に移行され、感染者数が定期的に公表されなくなるなど、社会環境は大きく変化しています。5類移行を見据え、当社が本年4月に全国20～79歳男女1,200人を対象に実施した「新型コロナウイルス感染症に関する意識調査1（以下、意識調査）」では、「COVID-19は流行当初と比較して怖い病気ではない」と感じている方が約7割という結果が示され、感染症に対する認識が日々薄くなっていることが示唆されています。
そのような中、厚生労働省による全国定点医療機関からの報告2では、5類移行後に11週連続で感染者数の増加が報告されるなど、今なお予断を許さない状況が続いております。
また、意識調査ではCOVID-19感染時には医療機関を受診したいという意向が多くの回答者で示されていることや、COVID-19の後遺症や重症化についての不安の回答も多くあり、COVID-19の治療に対する市民のみなさまの情報ニーズも伺えます。
2年以上にわたるCOVID-19の世界的流行を受けて、ワクチンをはじめとした情報も過去に例を見ないほど増加し、インターネットやSNS等を通じて、根拠が不明瞭なものを含む大量の情報が不安とともに拡散される、いわゆる「インフォデミック」が新たな社会的課題となっており、感染症への関心は益々高まっています。このような社会情勢や情報ニーズ等を鑑み、当社は本サイトを開設いたしました。
当社は、1940年代に感染症治療の歴史において医学的に重要な役割を果たしたペニシリンの量産方法の開発を成功させるなど、革新的な医薬品やワクチンを患者さんに届ける医薬品メーカーとして歩んできました。日本においても、1953年の日本法人の創設以来70年にわたり、感染症の予防と治療の普及にも取り組んでおります。
当社は革新的な医薬品とワクチンをお届けするだけでなく、感染症対策に長年携わってきた製薬企業として、皆さまが納得して感染予防行動に取り組み、そしてご家族や身近な方々とともに安心して生活いただけるよう、本サイトを通じたCOVID-19に関する啓発活動にも引き続き注力してまいります。
