報道関係各位
2023年9月13日
ファイザー株式会社
ファイザー株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:原田明久)は、本日、オキサリプラチン点滴静注液50mg/10mL「ホスピーラ」、同100mg/20mL「ホスピーラ」、同200mg/40mL「ホスピーラ」(一般名:オキサリプラチン、以下、本剤)について、胃癌におけるレボホリナート、フルオロウラシル、オキサリプラチンの併用投与(以下、FOLFOX)の医薬品製造販売承認事項一部変更承認を取得しました。
本剤は癌細胞内のDNA鎖と共有結合してDNA鎖内および鎖間に架橋を形成し、DNAの複製および転写を阻害することで抗腫瘍効果を示します。
FOLFOXは、欧米等では治癒切除不能な進行・再発の胃癌に対して、診療ガイドラインおよび専門書、海外臨床試験成績等に基づき、標準的治療に位置付けられています。
ファイザー株式会社 取締役 執行役員 インターナルメディスン&病院部門長 ティム・ヌナンは次のように述べています。
「胃癌は日本で患者数と部位別死亡数がともに3番目に多いがんと報告されています1,2。今回の承認で胃癌患者さんの治療選択肢が広がるとともに、患者さんの負担の軽減や医療保険財政の改善に貢献できることを期待しています。」
【製品概要】
オキサリプラチン点滴静注液50mg/10mL「ホスピーラ」 オキサリプラチン点滴静注液100mg/20mL「ホスピーラ」 オキサリプラチン点滴静注液200mg/40mL「ホスピーラ」 |
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日本名:オキサリプラチン |
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治癒切除不能な進行・再発の結腸・直腸癌 |
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治癒切除不能な進行・再発の結腸・直腸癌、結腸癌における術後補助療法及び胃癌にはA法又はB法を、治癒切除不能な膵癌及び小腸癌にはA法を使用する。なお、患者の状態により適宜減量する。 A法:他の抗悪性腫瘍剤との併用において、通常、成人にはオキサリプラチンとして85mg/m2(体表面積)を1日1回静脈内に2時間で点滴投与し、少なくとも13日間休薬する。これを1サイクルとして投与を繰り返す。 B法:他の抗悪性腫瘍剤との併用において、通常、成人にはオキサリプラチンとして130mg/m2(体表面積)を1日1回静脈内に2時間で点滴投与し、少なくとも20日間休薬する。これを1サイクルとして投与を繰り返す。 |
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50mg/10mL、100mg/20mL 2014年8月15日 200mg/40mL 2015年8月17日 |
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50mg/10mL、100mg/20mL 2014年12月12日 200mg/40mL 2015年12月11日 |
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発売年月日 |
50mg/10mL、100mg/20mL 2014年12月12日 200mg/40mL 2015年12月11日 |
効能又は効果、 |
2023年9月13日 |
ファイザーはサイエンスとグローバルなリソースを活用し、人々が健康で長生きし、生活を大きく改善するための治療法をお届けしています。私たちは、革新的な医薬品やワクチンを含むヘルスケア製品の探索・開発・製造における品質・安全性・価値の基準を確立するよう努めています。ファイザーの社員は、生命や生活を脅かす疾患に対するより良い予防法や治療法を提供することで、日々、世界中の人々の健康に貢献しています。世界有数の革新的医薬品企業の責務として、信頼できる医療に誰もが容易にアクセスできるように、世界中の医療従事者、政府、地域社会と協力しています。人々の期待に応えるため、私たちは170年以上にわたり前進し続けてきました。詳細はホームページ、公式SNSをご覧ください。
(米ファイザー本社)www.pfizer.com
(日本法人)www.pfizer.co.jp、Instagram 、X
1 国立がん研究センターがん情報サービス「がん統計」(全国がん登録)(2019年)
2 国立がん研究センターがん情報サービス「がん統計」(人口動態統計)(2021年)
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