ファイザー株式会社（本社：東京都渋谷区、代表取締役社長：五十嵐啓朗、以下ファイザー）は、11月19日（水）の「国際男性デー」にあわせ、誰もが抱く可能性のある「アンコンシャス・バイアス（無意識の思い込み）」に焦点を当てたショートドラマ『このモヤに名前がつくまで。』を制作・公開しました。
ファイザーでは、「ジェンダーを問わず、誰もが活躍できる会社」を目指し、ダイバーシティ、エクイティ＆インクルージョン（DEI）を推進しています。今回の企画は、ジェンダーエクイティの推進に取り組む有志社員グループの活動から生まれたもので、個人や組織の中にある無意識の思い込みへの気づきを促し、組織全体の意識変革につなげることを目的としています。
「アンコンシャス・バイアス（無意識の思い込み）」とは、自分自身は気づいていない「ものの見方やとらえ方のゆがみや偏り」をいいます。自分自身では意識しづらく、ゆがみや偏りがあるとは認識していないため、「無意識の思い込み」と呼ばれます。具体的には性別・年齢・学歴などに基づいて知らず知らずのうちに偏った見方をしてしまうことを指します。
今回公開するショートドラマでは、職場で起こりがちなシーンを題材に、アンコンシャス・バイアスがどのように表れ、どんな影響をもたらすのかを3本の構成で描いています。本ショートドラマは、自分自身を振り返り、同僚、家族、友人と対話を促すきっかけとなるよう制作しました。
また、動画と合わせて「アンコンシャス・バイアス」チェックリストを内閣府のチェックリストを基に制作しました。このチェックリストは、自分の中にある無意識の思い込みに気づき、職場や家庭で話題にしていただくきっかけとなるように作成しています。
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公式ウェブサイト（https://www.pfizer.co.jp/pfizer/company/external-communication/2025-11-11）では、ショートドラマやチェックリストの掲載をはじめ、今後、動画制作にかかわった社員の思いや制作の裏話などを順次公開していきます。
ファイザーの代表取締役社長である五十嵐は、アンコンシャス・バイアスについて「多様性は企業の成長に欠かせない要素です。さまざまな考え方や価値観が集まることで新たな発想が生まれます。そのためにも、互いの違いを理解し、アンコンシャス・バイアス（無意識の思い込み）に気づき、安心して意見を交わせる環境づくりが重要だと考えています。こうした環境は、一人ひとりが自身の思い込みに向き合い、対話を通して行動を見直すことから始まります。その積み重ねが、誰もが働きやすく、生きやすい社会につながると信じています。今後も日々の気づきを大切にしながら、前向きな変化を生み出していきたいと思います。」とコメントしています。
ファイザーでは、「患者さんの生活を大きく変えるブレークスルーを生みだす」という企業目的の実現に向け、ダイバーシティ、エクイティ＆インクルージョン（DEI）の推進に取り組んできました。日本法人でも、働きやすい環境づくりと相互理解の促進を目的に、継続的な研修や啓発活動を実施しています。2024年には、生理痛の辛さを体験し理解を深めるプログラムや、男性の生き方を考える「男性学」セミナーなど、多様な視点を学ぶ取り組みを行いました。
さらに、社内にはJPWR*（Japan Pfizer Women’s Resource Group）やMen as Allies**といった有志社員コミュニティがあり、女性活躍やジェンダーエクイティの推進を、社員自身が主体的に進めています。
今回公開するショートドラマも、こうした長年のDEI活動の延長に位置づけられるもので、アンコンシャス・バイアスへの理解を広げ、社内外での対話を促すことを目的としています。
ファイザーは、社員一人ひとりが尊重され、能力を最大限に発揮できる環境づくりをこれからも進めてまいります。
