ファイザー製品の一貫した品質基準
グローバルな製造ネットワーク
名古屋工場における品質管理
『ファイザー製品の一貫した品質基準』
ファイザーでは、医薬品を製造販売する国の規制要件に準拠するだけでなく、欧州や米国、日本等、世界各国の規制要件を全て網羅したグローバルでの品質基準「Pfizer Quality Standards」を設定し遵守することにより、世界各国で製造販売するファイザー製品の品質を同一の基準で保証しています。
ファイザーは全世界をとおして「患者さんに安全性・有効性が担保されたファイザー製品を提供する」をコミットメントとしています。

ファイザー製品の製品品質を維持するためのカルチャー醸成に向けた優先事項
『グローバルな製造ネットワーク』
製造所数とその品質管理
ファイザーは全世界で30を超える自社の製造所を稼働し、約200カ国へファイザーの製品を供給しています(2025年6月時点)。また、すべての製造所はPfizer Quality Standardsに従い、同一の製造管理と品質管理をすることで、世界各国の規制要件を満たします。
加えて、製造委託先もPfizer Quality Standardsに準拠し、製造と品質の管理を進めています。

主なファイザー自社製造所の拠点(2025年時点)
サプライチェーンの強靭化
ファイザーの高い水準を満たす製造と物流拠点からなる供給ネットワークを、全世界に戦略的に構築し、継続的に新しい技術を採り入れ、拠点間の協業を推進することにより、サプライチェーンを日々強化しています。
これにより、必要とするすべての患者さんに製品をお届けできるよう、調達、製造、物流の効率化を図っています。
『名古屋工場における品質管理』
Example
名古屋工場の位置、規模
ファイザーはグローバルの製造拠点の一つとして、日本にも名古屋工場を配置しています。1967年に竣工され、既に50年を超え稼働しています。
敷地面積は東京ドーム約5個分に相当する248,000m2を有し、800名を超える従業員が働いています。近年では、グローバルの製造拠点での再編が進んでいますが、その中では名古屋工場は特に内服固形製剤の製造の他、国内に流通するファイザー製品の最終検査などの役割を担っています。
最終製品の徹底した品質管理
名古屋工場では、世界各国の品質基準を満たしたPfizer Quality Standardsへの準拠に加え、日本での品質に対する要求事項を満たすための活動を日々行っています。
また、日本の基準が最も厳しいといえる「外観上の欠点」や「より良い使用感」といった感性の部分に対し、名古屋工場ではほとんどの製品について個別の医薬品の検査工程を設けています。これまでの経験に加え、医療関係者の皆さんや患者さんからいただくご意見やご要望を活かしながら、より高品質な製品をお届けできるよう努めています。
以下のページで名古屋工場の詳細について、紹介しております。
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品質と安全性の確保