報道関係各位
2023年9月29日
ファイザー株式会社
ファイザー社(NYSE:PFE、以下「ファイザー」)およびBioNTech SE(Nasdaq:BNTX、以下「ビオンテック」)は本日、オミクロン株XBB.1.5系統対応新型コロナウイルス感染症(COVID-19)ワクチンの新規の剤形について、厚生労働省に承認申請いたしました。今回申請した新規の剤形は、以下のとおりです。
12歳以上用:プレフィルドシリンジ製剤(希釈不要)
5~11歳用:1人用のバイアル製剤(希釈不要)
6ヵ月~4歳用:3人用のバイアル製剤(要希釈)
また、12歳以上用の1人用バイアル製剤(希釈不要)については2023年9月1日に承認を取得しております。
なお、これらの製剤は2024年以降の接種に向けたものであり、2023年9月に開始された予防接種法上の特例臨時接種において使用されることはありません。
これらの製剤は、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)のオミクロン株XBB.1.5系統のスパイクタンパク質をコードするメッセンジャーRNA(mRNA)を含む1価ワクチンです。
コミナティはビオンテックが所有するmRNAワクチン技術に基づき、ビオンテックとファイザーが共同開発しています。ビオンテックは、コミナティ1価:起源株、2価:起源株/オミクロン株BA.1、2価:起源株/オミクロン株BA.4-5、および1価:オミクロン株XBB.1.5の米国、EU、英国およびその他の国における製造販売承認、ならびに米国およびその他の国における緊急使用許可または同等の許可等を有します。
ファイザーはサイエンスとグローバルなリソースを活用し、人々が健康で長生きし、生活を大きく改善するための治療法をお届けしています。私たちは、革新的な医薬品やワクチンを含むヘルスケア製品の探索・開発・製造における品質・安全性・価値の基準を確立するよう努めています。ファイザーの社員は、生命や生活を脅かす疾患に対するより良い予防法や治療法を提供することで、日々、世界中の人々の健康に貢献しています。世界有数の革新的医薬品企業の責務として、信頼できる医療に誰もが容易にアクセスできるように、世界中の医療従事者、政府、地域社会と協力しています。人々の期待に応えるため、私たちは170年以上にわたり前進し続けてきました。詳細はホームページ、公式SNSをご覧ください。
Biopharmaceutical New Technologies(BioNTech)は、がんやその他の重篤な疾患に対する先駆的な治療を開発している、次世代免疫療法のバイオ企業です。創薬にAIを利用するコンピュテーショナル・ディスカバリーと、治療薬開発のための技術基盤を幅広く活用し、新たなバイオ医薬品の迅速な開発を推進しています。ビオンテックが保有する多様ながん治療薬候補には、mRNAを用いた個別化がん治療用ワクチンや、幅広い患者さんに即座に適用できるmRNA治療薬をはじめとして、革新的なキメラ抗原受容体発現(CAR)T細胞療法、二重特異性チェックポイント免疫調節薬、がん治療用抗体、抗体薬物複合体(ADC)、低分子薬など複数のタンパク質ベースの治療法が含まれています。それらのがん治療薬候補の開発に加えて、ビオンテックは、mRNAワクチンの開発に関する深い専門知識と自社生産の能力をベースに、協力関係にある企業や機関とともに、様々な感染症を対象とするmRNAワクチン候補の開発も進めています。ビオンテックは、DualityBio、Fosun Pharma、Roche GroupのGenentech、Genevant、Genmab、OncoC4、Regeneron、Sanofi、Pfizerなど、数多くのグローバルな製薬企業と幅広い協力関係を築いています。詳細はホームページをご覧ください。
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